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私は自治体へITを紹介&推進する仕事をしている者です。

いま、国の政策で地域のIT活用を推進する動きがあります。(何年か前から継続しています。)しかし、実際はあまり地域住民に対してはあまり地域のIT化を実感できていないところがほとんどのようです。

地域住民として、また職員として、NPOなどの団体に所属している方はその立場を踏まえて、本当の自治体のIT化とは何がどうなることだと思いますか?

IT化によって、地域が活性化し、地元企業も発展して、地元にお金も入って、住民の生活も便利になって潤った生活が営めるようになるにはどうしたらいいでしょうか?

行政の人は ITなんて縁遠い(パソコンも触りたくない人もいる)し、我々のような立場の人間はあまり住民の利便性と運用性についてはいままであまり考えた事がありません。
皆が「よかった」と思える地域のIT化って一体何でしょうか?
おしえてください。

A 回答 (5件)

以前IT導入の研究をしたことがあります。

思わぬところがIT導入で便利になったり、不便になったりでいつも考えさせられています。何のコマーシャルでしたっけポットの湯が減らないのを気にする息子と「忘れたのかい今日は~墓参り~」と歌う母の話が面白いと思っています。離れている親子の直接の接触はないが、動静はわかるのが便利と不便(直接のかかわりをもたなくてもよい処がさみしい)だと思いました。雪深い場所のガスや水道の検針はべんりかなあと思います。雨が降り出した時の洗濯物の竿を軒まで入れるのもいいかなあと思います。過疎地には必要なことが多いと思いますが、人間同士のふれあいは少なくなるでしょうね。過疎地、高齢化はITが支えとなるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

生活の利便性は、確かに人とのふれあいは陳腐なものになるかもしれませんね。
ガスや水道の検針は、以前かんがえたのですが、なんか国から雇用促進の推進があるとかで、それを自動化してしまうのは良くないらしいんです。
本当になんか矛盾した世の中だーって気がします。

お礼日時:2002/12/04 23:56

私も同様の仕事をさせていただいております。


ですから、同じような悩みを抱えており、回答というより意見交換になってしまうかもしれませんがご了承下さい。

今進められているIT化のほとんどはインターネットを基盤とした議論になっていると思います。
その前提で考えますと、インターネットとは、いままでに無かった新しいコミュニケーションスタイルを生み出すものですから、インターネットによって、自治体と住民とがどのようなコミュニケーションが可能になるか、を考えないといけないのではないでしょうか。

もうひとつ考えられるのは、自治体と言うのはその地域のデータベース的存在である、ということです。地域住民のデータから始まって、歴史、風土、特産物、企業、都市施設のあらゆる情報が集まっているはずですが、現在の状況ではそれらの情報が完全に散逸してしまい、有効活用がなされていません。予算厳しいおり、なかなか実行できませんがいろいろな情報を集約できる「統合データベース」のようなものが必要だと思っています。

例えば、地域住民からよせられた苦情について、それをデータ化し、分析している自治体がどの程度あるでしょうか。窓口で受付けた苦情を業務担当課にまわして、その場限りの対応をしておしまい、という状況になっていないでしょうか。

このように個別に考えていけば、IT技術を使わないとやっていけない、ということに必然的にたどり着くはずです。

>IT化によって、地域が活性化し、地元企業も発展して、地元にお金も入って、住民の生活も便利になって潤った生活が営める・・

はっきりいって、私はこれは幻想だと思っています。IT技術にこれだけの力はありません。
地域活性化を効率良く実施するのがIT化であって、IT化が地域活性化を呼ぶわけではないと思っています。

自分が日頃から抱えている悩みも含めて書いてしまいました。乱文をお許し下さい。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。同業者のご意見は大変うれしいです。参考になります。とはいえ、やはり皆さんいろいろと悩んでいるんですね。
私はこの業界の仕事は、つい最近はじめたばかりで、他の会社(あるいは担当者)はどう考えているのかというのは、大変興味があります。
実際に自治体へ出向いて役所の担当者と話をしてみて、自治体の担当者は、ただ国の補助金を使って光ファイバを引いたりパソコンなどを買い揃える事しか考えていないことに愕然としました。自分の住んでいる自治体も同じなのかな?と考えると、尚更です。
一番は自治体そのものの活性化が必要なのかもしれませんね。

お礼日時:2002/12/05 00:09

まず、以降のお話がすっとんきょうでしたら申し訳ありません。



私は荒川区在住ですが、区のIT化政策(?)で便利だなぁとおもったのが、FTTHの工事費免除と、各種申請書のダウンロードが可能なあたりですかね。
おかげさまでUSEN100Mbpsを導入させて頂きました。
それに一人暮らしで仕事をしていれば、申請書なんてとりに行く暇ありませんから。。。

あとはIT化というよりもオープン化のお話になるかもしれませんが、水道局やネットショップ等のコンビニ支払いは便利だと思います。
荒川区は国保の類は未だに郵便局支払いのみなのですが、これらもコンビに支払いできるようになれば便利だな~と思っています。
というか、区のHPをフラッシュで飾り付けているヒマがあるならさっさと実現していただきたい。

>実際はあまり地域住民に対してはあまり地域のIT化を実感できていないところがほとんどのようです。
私も区のHPを見つけるまでは、こういった活動は知りませんでした。

>本当の自治体のIT化とは何がどうなることだと思いますか?
迷惑メールの大量発信、情報の陳腐化じゃないかと・・・

>IT化によって・・・どうしたらいいでしょうか?
無理して推進するほど画期的な効果も無いと思います。
徐々に浸透してゆくものではないでしょうか。

>皆が「よかった」と思える地域のIT化って一体何でしょうか?
前述の通りです。

こういう回答でOKでしょうか・・?
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ちょっと、思いついたものを羅列してみます。



 住民から見ると、市役所の窓口に行くのが実は相当な時間のロスになっています。たった1時間公共施設を借りるために車に乗って、市役所に行って、手続きして、帰ってくると既に2時間近く経っています。インターネット上で予約できればいいのにと思うことがたびたびです。インターネットが使えない家庭では近くの公民館で予約する、とか。

 それから、公共施設の空き空間を利用してNPOの活性化(とでもいえばいいのか)を図っているところがたくさんありますが、その敷地内に端末を1台おけば、NPOの発展は期待できます。

 そのほかにも、駅前に端末を設置したり、住民票を夜間に取り寄せたりできるようにはできるはずです。所によっては、コンビニに端末を置くというのもあります。

 情報公開をホームページ上でできれば、印刷費などのコスト削減も見込めますし、もちろん、住民の利便性(と言っても、住民全員が興味あるわけではないけど)も高まります。

 あーあーあー、名前がぱっと出ませんが、公共事業を落札するときにオークションの様なものをしますよね。その情報をインターネット上で公開してしまうというのもコスト削減に繋がります。場所も時間も人件費もとらないし。コスト削減どころか、発注を細切れにできるため、中小企業に落札のチャンスが回ってきやすくなります。で、地元企業に発注が回ってくると。

 電子投票というアイデアもあります。公職選挙法もありますから、別にこれを国政や首長などの選挙に当てはめようというわけではなく、住民投票や、簡単な住民の意向調査にははもってこいです。

 今すぐ思いつくのはこれぐらいですけど、やはり、ITだけでは、何の発展にもならなくても、何かを手助けする形で利便性が高まるんですよね。
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まず、IT(情報通信技術)ってなんでしょう?


ITに期待されるものは沢山ありますが、一番の効果はコストダウンです。
情報伝達に今までかかっていた時間的、金銭的なコストを大幅にダウンすることだといえます。
では、なぜ自治体がIT化を推進しなければ、いけないのでしょうか?
コストの面から考えると見えてくるものがあります。
従来(今でも?かな(笑))、自治体は紙を媒体とする情報管理を行っていました。
ところが今日、多くの民間企業は、その企業活動に関する情報はコンピュータで管理するのが一般的です。
すると、企業から役所に何か申請する時、社内ではメールで決裁を行って、
実際の申請は紙で行う。役所も紙で受けたあとコンピュータを使用して証明書等を
印刷する。企業は証明書を受け取った記録をコンピュータに残す。。。
つまり紙から電子へ電子から紙へと何度も書き換えを行っています。
この工程ごとに、大きな時間的、金銭的なロスが発生しているのです。
もし、電子情報で申請できて、電子情報で受け取って、電子情報のまま(公的に)使用できたらどうでしょう?
企業も役所も、そして日本全体の大きなコストダウンになります。
こうした動きは、インターネット普及と共に一般市民にもその要望が広がっています。

>IT化によって、地域が活性化し、地元企業も発展して、地元にお金も入って、住>民の生活も便利になって潤った生活が営めるようになるにはどうしたらいいでしょうか?

との事ですが、お気持ちはわかりますが失礼ながら、この議論はITがこれから普及する夢の技術のように思われていた数年前までのお話しです。

現在では、道路や鉄道と同じように重要なインフラと考えられています。
道路が走ってない市町村がないように、通信回線のない町はありません。
でも、いつも道が渋滞していたり、細い道しかない町があるように、
低速な回線しかない町は今現在沢山あります。

低速な回線しかない町には、これから企業は進出を渋るでしょう。
そこに住むことをためらう住民も増えてくるかもしれません。

ITは、今となっては、何ができるか?ではなくやらなきゃいけない!の
レベルで議論がなされているのです。

最後に余談になりますが、「俺の実家さぁ、携帯繋がらないんだよねぇ」って
聞いたら、どんな田舎だろう?って思いませんか?
現代では、物理的距離で田舎かどうかが決まるのではなく、情報の遠さで決まる時代になっています。

この様な、考え方を下地にして今、地方自治体が行っている行政サービスを
ITを活用する視点から見直していくと、あれもできる!これもできる!いや
すぐにしなきゃ大変なことになる!って事が沢山見えてきますよ。

みなさんが、良い回答をされているので、重複をさける意味もあり
あえて、別の視点からのお話しをさせていただきました。

ご参考になれば幸いです。
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