プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

BTLアンプ用の正相/逆相の取り出し方について教えてください。

個人で使用する10W程度のBTLパワーアンプですので、
厳密(厳格)な比較ではなくて、簡単な説明でかまいませんので教えてください。

OPアンプを使用する例としてWebサイト上で下記の「例1」を多く見かけますが、
「例2」や「例3」では何らかの不都合(欠陥)があるのでしょうか。

例1:ボルテージフォロアに続けて反転回路を置く。
non-invert出力はボルテージフォロアOUTPUT(+)から得る。
invert出力は反転回路OUTPUT(-)から得る。
INPUT-----ボルテージフォロアOUTPUT(+)-----反転回路OUTPUT(-)

例2:ボルテージフォロアと反転回路は別にする。
INPUTの後でボルテージフォロアと反転回路を分ける。
INPUT-----ボルテージフォロアOUTPUT(+)
|---------反転回路OUTPUT(-)

例3:反転回路だけとする。(ボルテージフォロアは置かない)
INPUTをそのままnon-invert出力として使う。
INPUT-----OUTPUT(+)
|---------反転回路OUTPUT(-)

-----
文字列だけでの図示が上手にできていませんので、言葉で補足したつもりですが、うまく表現できていない気もします。
足りない部分については指摘してください。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

> 簡単な説明でかまいませんので



では簡単に。理由は2つです

理由1:
反転増幅回路の入力インピーダンスは低い(高くしづらい)ので、単に入力インピーダンスを高くするために、(反転増幅回路の)前段にバッファ(ボルテージフォロア)を入れるのです。
・・・したがって「例2」も「例3」もダメ

理由2:
反転増幅回路の出力インピーダンスは低くなるので、反転しない側の出力インピーダンスもそれに合わせて低く(というか、それと同じ値に)すべきなので、非反転増幅回路の前段「にも」バッファを入れるのです。
・・・したがって「例3」は特にダメ


但し、厳密なこと(BTLアンプは完全にバランスさせなければ気が済まない/音が悪くなる、等)を言わなければ、例2でも例3でも(大きな)問題は生じません。
また、プリアンプの出力インピーダンスが十分低ければ(通常は十分低い)、やはり問題は生じません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

簡潔で解かりやすいアドバイスありがとうございました。
これまで疑問に思っていたことが解決できました。

お礼日時:2008/07/24 17:39

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!