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日本の兄弟関係で、年上の兄弟を兄とか姉とか表現しますよね。

で、一般的には兄の事を 「兄さん」、姉の事を 「姉さん」 と呼ぶと思います。 兄弟が多い時は 「一郎兄さん」 と、「兄さん」 の前に名前を付けて個人を特定出来るようにしているはずです。

これって東洋だけの習慣でしょうか?

と言うのは、たしかに英語でも 「elder brother」 とか 「elder sister」 という表現はありますが、これは単に自分より 「年上」 という事を強調した表現であって、例えば 「やあ、兄さん!」 と言う時に 「Hi ! Elder brother !」 とか絶対に言わないと思います。

つまり、欧米では同じ両親から生まれたのだから、「兄弟間で上下関係は無い」 という考えによるものと思います。 従って、欧米では 「兄さん」 の代わりに名前で呼ぶはずです。 上の場合で言えば 「Hi, Tom !」 とかなると思います。 但し、これを他人が聞けばどちらが兄か弟か判断出来ないかなと思います。

東洋、とりわけ日本の場合は家制度が長く続いたため、兄弟間においても上下関係が存在し、弟が兄を名前で呼ぶなんて兄を侮辱する行為としてきつく叱られたはずです。

これは韓国でも同じと聞いています。 「hyong Nim」 という表現あって、直訳すると、お兄様という意味になるようです。

ここで質問なのですが、日本、韓国以外の外国で、「兄弟は皆同じ、上下関係は無い」 として、名前で呼び合う国は多いでしょうか?

欧米は勿論、インドや中東、あるいは南米の国ではどうでしょうか?

A 回答 (6件)

日本や韓国、中国のような儒教国と西欧の兄弟姉妹の関係は明らかに違います。



儒教の影響のあるところでは、年功序列というか、年上に対して敬意を払うという概念があります。それは兄弟だけに限らず、先輩・先生という用語があるくらいです。

対して西洋の諸国では、親以外の関係はほぼフラット、少なくとも儒教国のような序列はありません。
ですので兄弟だけでなく、同僚はどんなに年が離れていても同役なら名前を呼び捨てにしますし、教師は原則的にMr.○○、Mrs.○○と呼んで、「先生」という敬称はつけません。

西洋の人間(原則的に英語話者)と話していて兄弟の話が出てきても、ほとんどelder・youngerをつけません。私はどうしても上下が気になるので、どちらですか?と聞いて初めて友達の序列(兄弟の中の何番目か)が分かるくらいです。

中東・中近東は分かりませんが、少なくと西欧諸国と東洋の儒教国では、感覚が間違いなく違います。
だからこそ、日本や中国の漢字では兄弟姉妹と区別があり、西欧諸語には上下の区別がないのです。
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この回答へのお礼

有難うございました。
欧米では、兄弟関係に限らず、会社における上下関係も日本とは随分違うわけですね。
1番の方は私の勘違いあるいは思い込みであって、実は日本も欧米も同じで、単に兄や弟を呼ぶ単語が無いだけと回答されてましたが、私はそうではなく、その世界に単語が存在しないという事は 「そういう考えが存在しない」というのと同じだと思います。
以前、アメリカの映画を見ていて、叔父さんを呼ぶのに名前で呼んでいたシーンがあります。 その時、「日本だったら大目玉を食らうだろうな」と感じた事を記憶しています。
日本と欧米の違いは「儒教」の存在なんでしょうね。
有難うございました。

お礼日時:2008/08/06 09:08

アメリカです、


以前ロシア出身の小学校の先生から、
ロシアでは自分より年長者の名前を呼ぶときは、必ず「姉、兄、叔父、伯母」の言葉を名前に付けて呼ぶように躾られている、と言う話を聞きました。
Sister Maria、マリアお姉さん
Brother John、ジョンお兄さん
Aunt Maria、マリア伯母さん
Uncle John、ジョン叔父さん
と言う呼び方です。

このため、アメリカで小学校の生徒に自分の名前をファーストネームで呼び捨てにされるのが癇に障って我慢できず。教室では必ず、マリア先生(Teacher Maria)と呼ばせている。
と言う話でした。
欧米と言ってもお国柄が色々あるようです。
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この回答へのお礼

なるほど、ロシアは欧米型かなと思っていたのですが、意外に日本と近い間隔があるようですね。 興味深いお話、有難うございました。

お礼日時:2008/08/06 16:48

直接の回答になっていない&マイナーですが…。



ネパール語では、「兄」「姉」「弟」「妹」はありますが、なぜか「いとこ」という単語がありません。
なので、年上の男性親戚はみんな「お兄さん」と呼ぶし(「おじさん」はあります)、しかも大家族だし、下手したら「親戚のように親しく付き合っている年上の他人」も「お兄さん」扱いなので、話の中で大勢「お兄さん」が登場して部外者は人間関係の把握に苦労します。

この観点はおもしろいですね。
私も本を読んでみたいと思います。
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この回答へのお礼

有難うございました。
へー、ネパールの事情って日本ではなかなか紹介されないのですが、基本的には日本のように兄弟間に上下関係があるようですね。

考えれば、昔の日本も、子供が近所の若者に対して「○○のお兄さん」とか呼んでいたように思います。 似たような文化があるようですね。

お礼日時:2008/08/06 16:44

こちらタイは東洋なのかな?


タイでは年長者に向かっては“ピー”、年少者に向かっては“ノーン”と
呼びます。これは兄弟でもそうですし、友人関係でもそうです。
タイ人は普通名前ではなく、ニックネーム(生まれたときにつける)で
呼び合いますので、例えば“ノック(鳥)”さんだったら、
“ピー・ノック”とか“ノーン・ノック”とか呼びます。
同じようなので伯父は“ルン”、伯母は“パー”で叔父・叔母は“ナー”と
呼びます。年上か年下かの運用は極めて厳密だと思います。
ただ目上だから敬えという感じはあまりないです。むしろ一緒に食事を
したりしたら、“ピー”だからご馳走するべきという感じですけど。
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この回答へのお礼

有難うございました。
なるほど、タイでは家族関係の位置づけをしっかりと意識する呼び方がされているわけですね。
タイ語を覚える時は、全て暗記する必要があって大変だろうなと感じました。 もしこれを間違うと失礼になったり、「エッ、あの人の事を話しているのではないの?」と途中で話がおかしくなるはずです。
やはり儒教文化の影響が強いのではと感じました。 隣り合った国ですから、大きな影響を受けたのでしょうね。
ためになるお話、有難うございました。

お礼日時:2008/08/06 09:21

質問者さんが疑問に思われたように疑問に思った人は意外に多いようで、


それを専門に研究する分野があります。このような研究を「親族分類」と
いい、文化人類学、特に社会人類学では主要な研究テーマです。
社会人類学の研究成果としては有名な交叉イトコ婚というのがありますが、
これはその社会において財産が目減りしないで循環しつつ相続されていく
仕組みだと説明されています。このように一見、不可思議な社会の習慣も
ちゃんとした意味があるということなのです。
親族呼称の違いもそのような社会の構成に深く関係しているものです。
例えばあるアメリカ原住民の社会では「お父さん」に相当する呼称は
自分の父とその男兄弟全員に共通しているということもあります。
人類学では1年生で習うイッシューですので、入門的な本でも
分析している本があると思います。一度図書館でご覧になってみては
いかがでしょうか。
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この回答へのお礼

有難うございました。
実は映画を見ていて素朴に疑問に感じただけだったのですが、専門に研究する分野があったのですね。 驚きました。
「あの人を何と呼ぶか?」 これはその社会での人間関係を表す重要なテーマではないかと思います。

例えば、「ウチは肩書きなんて何の意味は無い。 大事なのは本人の実力のみ」とする会社があった場合、たとえ新人社員でも上司を名前+さん付けで呼ぶ会社もあります。
一方、伝統を形式を重んじる会社だったら、「○○課長」と役職名で呼ぶはずです。
それを取ってみても、「呼び方」というのは、その社会における人間関係に対する考え方を表すものと言えるのではと思います。

ご紹介の専門書、一度、図書館で探してみる事にします。
有難うございました。

お礼日時:2008/08/06 09:15

>ここで質問なのですが、日本、韓国以外の外国で、「兄弟は皆同じ、上下関係は無い」 として、名前で呼び合う国は多いでしょうか?



関係ないです、習慣の違いだけでしょう。
確かに、日本や韓国は家族でも上下関係を特に重んじる「儒教」の
影響が大きいことは否めませんが、それ以外の国がそうではないと
逆説的にいうことはできません。

>語でも 「elder brother」 とか 「elder sister」という表現はありますが、これは単に自分より 「年上」 という事を強調した表現であって、
何を勘違いしておられるかわかりませんが、英語の表現には
「兄」「弟」「姉」「妹」という直接言い分けて使うための単語が凪いだkです。
だからこそ、わざわざ年上ということを強調する言い方になっているだけです。

>つまり、欧米では同じ両親から生まれたのだから、「兄弟間で上下関係は無い」 という考えによるものと思います。
これもご質問者様の思い込み。
外国にだって、親子兄弟姉妹間での上下関係はちゃんとあるし、
その扱いに違いだってちゃんとあります。

それに、「同じ両親から生まれた」という概念は、離婚率の高い
欧米諸国では通用しません。

だからこそ、お互いを名前で呼ぶのでは?とおもいますが。
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この回答へのお礼

有難うございました。

> 「兄」「弟」「姉」「妹」という直接言い分けて使うための単語がないだけ ・・

この部分なんですが、なぜ欧米ではその単語が無いのでしょうか? 言葉というのは文化や習慣がベースになっていると思うので、やはり文化的に年上や年下を日本のように強調する習慣が無いと考えて (勘違い?) いたのですが ・・

例えば、親を呼ぶ時には duddy とか mam とか、日本と同じような呼び方があるのに対して、兄弟に対しては elder brother とか呼ばずに、名前で呼ぶようなイメージがあります。

日本と欧米における、この違いは何だろうと感じています。

お礼日時:2008/08/05 17:13

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