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クリスマスといえばサンタクロース。

サンタクロースの起源は聖ニコラウス、との説が多数あるようです。これは困った家の3人の娘を助けるため、夜中に煙突から金貨を投げ込んだところ、金貨は暖炉に干してあった靴下の中へ入り、翌朝、娘たちと家族はとてもその贈り物に感謝した、との説ですが、このお祝いはもともと12月6日だったようです。

キリストの誕生日を思うクリスマスと、聖ニコラウスにちなんだサンタクロース。そもそも起源が違うようですが、なぜ、キリストの誕生をお祝いするクリスマスの日に、サンタクロースをイメージするようになったのでしょうか・・・?

A 回答 (2件)

クリスマスはイエスキリストの生誕記念日の祭とされていて、


サンタクロースの起源は聖ニコラウスとされているという理解で良いのですが、
さらに起源を遡ると、
太陽神信仰に繋がります、
これはキリスト教がヨーロッパに伝わる前からあった土着信仰の太陽神の復活にちなみます(古ゲルマン人やケルト人とか)、
冬至の時期に緯度の高いヨーロッパでは日照時間が極端に短くなり、
自然の恵みを与えてくれる太陽がもっとも衰微する頃に収穫への感謝と太陽の復活を祈る冬至祭をしていました、
これがキリスト教普及後も残ったものですね、
ツリーを飾るのは世界樹を意味していますし、

イエスの出生日には諸説あって初期のキリスト教徒にとってイエスの誕生日には関心がなかったようです、
3/28、4/2、4/19、11/8、11/18などがイエスの誕生日とされた記録もあります、

当時各地で以下のような「冬至前後の祭」がありました、

サトゥルナーリア……ローマ人の冬至の祭。
12月17日~24日。農耕神サトゥルヌスの祭。常緑樹が飾られ、贈り物が交換され、どんちゃん騒ぎも行なわれた。ちなみに、サトゥルヌス(英語でサターン=土星)はサタン(悪魔)とは関係がない。

不滅の太陽神……3世紀初めのヘリオガバルス帝(218-222)は不滅の太陽神ソル・インウィクトゥスの誕生祭を12月25日と定めた。

イシス祭……ギリシア・ローマでも崇拝されたエジプトの女神イシスの祭は冬至の時期に行なわれた。

ユール祭……ゲルマンの祭。12月の10~12日間。収穫祭・豊饒祭の性質を持つ。雄豚(豊饒神フレイの神獣)を供犠として捧げて食べた。現在も、クリスマスの季節をユールと呼び、北欧ではクリスマスに豚肉(ハム)を食べる。

ミトラス教……キリスト教最大のライバル宗教の最大の祭は冬至祭ディエース・ナタリス・ソーリス・インウィクティ(「無敵の太陽の生誕日」)でありこれがまさに12月25日だった。
これ以外にもミトラス教では太陽の日(ディエース・ソーリス)が聖なる日とされていたが、
コンスタンティヌス帝はこれをキリスト教の安息日と合一させ「日曜日は帝国の公の休日」と決定したなど。
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その時は、まだ クリスマスが 12月25日と決まってなかったときでしょう。



決まる前は、国によって その日に違ってました。

それが 4世紀半ばに 12月25日と決まったそうです。

サンタクロースのお話は、そこの由来を引きづってるだけだと思います。
そして、それが 異教徒たちをキリスト教に改宗させる一つの手段となると
思われて、その手段として言い伝えられたのではないのかと思います。

おかげで、クリスチャンでもない人達も クリスマスを祝うようになりました?!

参考URL:http://c-cross.cside2.com/html/e10ku001.htm
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