プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

第二級陸上特殊無線の試験で、
「PCM方式の送信装置に用いられない回路は次のうちのどれか」
という問題がでて、
1.圧縮器
2.伸長器
3.符号器
4.位相変調器
の中から選ぶ問題が出ました。

PCM方式を考えたときに、標本化、量子化、符号化だから、3は違うのはわかったのですが、そこからしぼれません。

今のところ4がPM方式で違うので正解は4だと思ったのですが、
送信、受信で違うんでしょうか。
分かる人がいらっしゃったら教えて下さい。

A 回答 (1件)

3の「伸長器」が正解(受信装置に用いられ、送信装置には用いられない)です。



無線通信では、信号を電波(搬送波)に乗せる「変調」をしなければなりませんから、PCM方式の無線通信でも、標本化、量子化、符号化をした後に、その符号(1、0のパルス)により搬送波を変調します。
PCM無線通信ではPSK(Phase Shift Keying:位相遷移)方式が基本で、PSKでは位相変調器が用いられます。(位相変調器を用いない変調方式も、あることはありますが。)

「圧縮」は、送信側で、標本化の後、量子化の前に行われる作業です。
その逆が、受信側で復号化の後に行われる「伸長」になります。
(受験テクニック的な話ですが、反対語で対になることに注目すると、一方が送信で他方が受信では、と絞り込めます)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
インターネットや陸上無線の参考書を探してもまったく見つからなかったので困ってました。
正解は伸長器だったんですね。
参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/09 08:08

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!