プロが教えるわが家の防犯対策術!

家庭菜園でこの夏サツマイモを栽培しまして、先日収穫しました。
栽培の要点は以下です。
1.畑は堆肥を投入しつづけている土です。しかし、元は水田でして、まだ粘土質の感じもあります。
2.前作はタマネギで、その前はサツマイモでした。
3.チッソ過多を警戒して、肥料は過石・草木灰のみとしました。
4.それでも、前回の結果から(芋の肥大が悪かった)、肥え過ぎ対策として、(ワラを敷きこむ方法を聞いたので、ワラがなかったので)山から未熟な腐葉土(黒くはなっている)が炭素率も高いと思い、集めてきて、畝下のみぞに投入し、なおかつ畝土に混ぜこみました。
5.井原豊氏の説に習い、完全展開葉二枚の短い苗を、直立さしにして、23センチの株間にしました。畝巾1m、全長10mで、一条植えです。
結果は・・・
1.一本の苗に細長いきれいなイモが4本だけつくという理想的なものもごく一部にありましたが、多くは細いクズイモがついているものが多く、なかには全くイモにならず吸収根だけのものもありました。
反省点は・・・
1.まだ細いものが多くあったことについては、収穫を遅らせるべきであった。
2.盛夏には虫に食われて劣勢だったが、晩夏から繁茂が盛んになり、これがツルボケの結果となった、と思われるので、つるがえしをせず、ある程度切り取り整理していく。
3.肥大は、チッソとのバランス内でのカリ肥効だというので、カリを増投してみる。
4.畝の端の株は成績よかった。ということは密植の悪結果と考えられるので、もう少し疎植にする。

以上のことを踏まえた上で、なお、土の肥え過ぎが懸念されますので、どうにか対策を試みたいと思います。C/N比の高いものによるチッソ飢餓の利用です。
落ち葉の投入は結果的にかんばしくなかったので、
1.バーク肥(伐採樹木の細い枝先や葉を発酵させたもの。黒くなってはいるが、完全に土になってはおらず、原型もあり未熟である)
2.イネのわらが、今回はあるので、これを使う。
を候補にしています。
バーク肥はフェノール?の害があるというので、大量投入は障害がでるかもしれません。そこで、安全なワラがよいと思います。
ききますと、畝の下に敷きこむ伝統農法の地方があるとか。
それなら、いっそ短く切ってから土全体にすきこんではどうでしょうか?
以上質問です。
1.わら使用のについての、ご意見。
2.敷きこみ、より切断・すきこみがよりよいのでは?
3.投入量はどのくらいの目安?
4.今からタマネギを作付けしますが、チッソ飢餓効果として、タマネギの前に投入、すべきか、それとも、来年、タマネギ収穫後、サツマイモ植付け前に投入すべきか?
ややこしい話になりましたが、なにかご意見をお願いします。

A 回答 (3件)

根本的に水田後のような水分が多いところは向きません。

水分が多くなると芋は付きません。サツマイモの産地は多くは砂地か火山灰土です。排水をよくするのが第一条件です。砂地や火山灰土でも肥料は無肥料か入れるときも米ぬかを10アールあたりで多くても150キロ程度です。窒素分にして6キロ程度になります野菜後なら無肥料が原則です。普通植え付け間隔は45センチですが23センチでは細かすぎます畝は畝間70センチの高畝にしますし黒マルチをしたほうが収量は上がります。高畝にしたほうが排水性も図られます植え付け普通は横植えしますがこのとき苗の生長点がもぐるように植えたほうが収量があります。畝の下にわらを入れるのは窒素分の吸収よりも根に酸素を与える目的で行われていました芋は酸素がないと肥大しません。わらを入れるなら植え付け前に細かく切り土に混ぜればある程度窒素分は吸収されますが10アール分の稲わらで5キロ程度吸収されますが60日後くらいから徐じょに肥効が現れますから吸収は一時的です。
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この回答へのお礼

いろいろと、大変参考になるご意見いただいて、ありがとうございます。
土地そのものが、不適であることは十分身にしみております(笑)
が、しかし、なんとか改良の余地がないものか、と苦闘しております。
質問が不十分ですみません。少し補足させて頂きます。
1.水分について
水田後ではありますが、段々畑の最上段の山際の畑で、水田の時にも籠田(水がもたない田)でした。土そのものは粘土質であると、説明したかったのです。そして、サツマイモを植える畝は畑のヘリで、となりは次の畑ですが、コンクリートで1mはある仕切り(畦)の下です。以上のことから、サツマイモの畝はどちらかといえば、排水は良い方だと思います。畝は25センチは両側に溝をつけた高畝にしておりました。畝巾1mです。
2.マルチについて
収量が上がるのは承知しておりましたが、前年マルチがけして、ベットリとした味で、ホクホク感がなかったので、(マルチのせいかどうか不明ですが)食味向上には不使用がよいとの意見にしたがって、不使用としました。今回の質問はやはり収量のことですので、マルチ掛けも考慮に入れなければいけませんね。
○再質問です。
ワラでも60日で肥効が表れはじめる、と貴重なご意見ありがとうございます。ということは、今回の未熟腐葉土も、後期にはチッソ供給になった、ということかもしれませんね。
ワラの酸素供給効果も、有益ですから試してみる価値ありですね。
質問その1
しかし、ワラで窒素飢餓を狙っても、後期にはチッソ肥効となるのですね。バーク肥にしても同じですか?
質問その2
ということは、ワラでもバーク肥でも、チッソ抜きのための全層まぜこみのようなことは、かえってしない方がよいのではないのでしょうか?
質問その3
「苗の生長点がもぐるように植える」とは、いいかえれば、苗の先っぽも土をかぶせるということでしょうか?

以上、ぶしつけですが、なお勉強したいと思いますので、ご意見をお願いします。ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/28 22:20

No.2です


苗もご自分で育てられるのですね
私は、苗は買ってきます
で、その苗は、そのまま土に突き刺すだけのズボラ栽培です
それでも結構なものが出来たりして・・・
んな訳ですので・・・

http://www.janis.or.jp/shokunounet/saibai/potato …

この回答への補足

再度、お伺いしますが・・・。
苗を植える時には、先を切りとばすのでしょうか?
チョット、意外ですが。
ご提示のサイトのイラストには、そう描かれています。
マサカ?

補足日時:2008/10/30 11:33
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質問の趣旨がイマイチ良く分らない部分もありますが・・・



サツマイモは基本的に、乾燥した「やせ地」で栽培するものです
土が肥えていると思われるところになぜ腐葉土やワラを入れるのでしょう

チッソ飢餓は、未熟有機物が分解する時にチッソを消費する為に起こります
しかし、分解が終わると、それがさらに土を肥えさせてしまいます

粘土質の水田では水はけが悪いと思います
サツマイモを栽培するなら、畝を高くするなど過湿を避ける工夫が必要です
やせ地でなくても、ごく普通の水田後なら、りっぱなサツマイモができますよ

土が肥えすぎているなら、吸肥力の強いソルゴーなどを植えてみてください
そして、穂が出る直前くらいに刈り出します
決して鋤き込んではいけません

また、ソルゴーやトウモロコシなどは根が地下深くまで伸びる為、水の地下浸透が良くなる可能性があります

いろいろ参考になるサイトがありますので検索してみてください
http://www.pleiades15.net/garden/imo.html

この回答への補足

eshymoriさん、ご回答ありがとうございます。
どういうものにしろ、高炭素率物にしろ有機物の投与は、チッソ肥効の回避をねらっているのに、逆効果だったことがわかりました。たいへん勉強になりました。
教えていただいたページは大変参考になります。
ここで、大変恐縮ですが、一点疑問ができましたので、教えてください。
要点は、苗は、
1.植える時に先端を切った状態で植える、とよい。(イラストからすると、どうしてもそう見える)
2.苗作りする時に、先端を切ってわき芽を出させるのであり、そのわき芽を苗として植える時には、先端は付けたままにしておく。
1.か2.か筆者の真意はどちらでしょうか?
他ページのことで、恐縮ですが、私も苗づくりからしていますので、よいよいイモの栽培のために、この点も是非マスターしたいのです。
宜しくお願いします。

以下そのページの記述です。
□4月20日頃から5月15日頃にサツマイモの苗(私はベニアズマ)を買いあらかじめ作っておいた畑のオネに30cm間隔で横に埋める。先端の芽が土から出ておれば良い。
□草除けにビニールマルチを張ったり新聞紙を張ったりする。
できればビニールトンネルで保温する。
□苗の先端の芽を摘み脇目を出させる。
□6月中頃までは最初に植えた苗から出る脇芽を収穫して植えても良い

サツマイモツル苗の植え方
先端を切り脇目を出させて,ツル苗を作り植える。
※ここのイラストに、土に埋められている苗の先端が切られている!

補足日時:2008/10/29 12:42
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