こんにちは。
今、ベースの指弾きについて悩んでいます。
アポヤンドで弾いたときに音の一つ一つが繋がりません。
ダッダッダッと音に伸びがなく一音一音が途切れてしまいます。
指をかなり弦に対してに平行に近い形にすると伸びるのですが弾きにくくて仕方ありません。
ずっとアルアイレで弾いていてアルアイレで弾くと問題ないのですが
アポヤンドも覚えようと弾き方を試行錯誤したのですがどうも思ったような音が出ません。
音質はやはりアポヤンドの方が自分の好みなのでマスターしたいのですが、原因が分からず困っています。
(力を入れすぎているのかとも思い軽く弾いたり、指の角度、スピード等色々試したのですが思い通りにいきません。)
どなたか、良い方法があれば教えて頂けると嬉しいです。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
>ちょっと自分の認識が間違っていたかもしれません。
いえ アポヤンド→弦を縦振動させ易い→太い音
はクラシックギター界では広く言われている所であり、掲示板でもたびたび議論になります。
質問者様の認識で正しいのです。
ただクラギ界では「メロディーを弾くときはアポヤンド」が10数年前までの定説でしたが、今は「アポヤンドでもアルアイレでも同じ音で弾ける様にする」が定説です。
もちろん音を太くするのはコンプでもP.U.でもEQでもアンプでもありません。タッチが全てです。
弦を振動させたそのものの音が気に入らないままイクイップメントに手を出すとろくな結果になりません。
弦がブリッジに対して横振動すると振幅を妨げるものが無く、伸びやかな倍音とスムーズなサスティーンが得られ音に透明感がでます。
その意味では#3にあるように横振動の方が振幅が妨げられることなく大きくなるので結果的にP.Uの拾うパワー感が増すのは言うまでもありません。
しかしいわゆる胴鳴りが少なく「太い音」には感じにくいのです。
ボディー材は弦に対して縦方向に振動しますから、弦の縦振動が生じるとボディー材の響きが増します。
アタックの瞬間にボディー材の振動の膨らみが増し音色の複雑な変化が生まれます。
音が太くなるのはこれが主な原因だと考えられています。
ただ
>ダッダッダッと音に伸びがなく
というのは縦振動に頼りすぎているのではないでしょうか。
きちんと横振動が加えられている音に縦振動が加わる事が大事です。
「弦をボディ面から掻き上げる動き」だけはしない方がよいでしょう。
音がペンペンのへなちょこになります。
アルアイレをするときは手を握る様に真横に弦を思いっきり振動させながら,弾いたあとの指が次の弦に当りそうなギリギリの低空飛行をすること。
4弦を架空の5弦に向かってアポヤンドしてみて下さい。そのときに弾いたあと指がボディーに当ってはダメです。
使う筋肉は指の根元の筋肉です。
アポヤンドの場合「押し込む様にする」という質問者さんの感覚で良いで縦振動が生まれますが、そうするとアルアイレの感覚とはどんどん離れて行きます。大事なのはその中間を狙う事。
さらに指の弦に対する設置面積を増やす。場合によっては斜めにする。
垂直にすると振動効率は良くなりますが、難しくなります。
回答有難うございます。
やっぱり、そーなんですね!!
中間を狙うのは難しいですががんばってみます。
自分の感覚だと親指を支点にしないで空中に浮かした状態で指先をブリッジ側に向ける(手首を内側に捻るような??)と理想の音に近くなります。
ただ親指を支点としていない為、付いていないので安定しないてめ、ピックアップフェンスを取り付けて親指の腹を乗せようかと思っています。
ここ2ヶ月位、試行錯誤して出た結論がコレ(特殊っぽいですし)になってしまっていたので、ここで質問させていただきました。
やっぱり、楽器は奥が深いですね。
何か
No.5
- 回答日時:
No.2です。
No.4さんの理論を否定するような意味合いではないんですが、これはどっちかというとアコースティック楽器のセオリーで、エレキベースの専門家の基本セオリーではないです。
エレキベースだって、もちろん「胴鳴り」は大事だし、縦振動成分も音色の中で重要なファクターであることは、全くNo.4さんのおっしゃるとおりですが、ただ、クラギ等のアコースティック楽器と違って、
「いくら良好な弦振動や胴鳴りが得られても、それをピックアップが拾ってくれないことには音に反映しない」
という大問題?があるのがエレキベースです。
なので、まずは良好な横振動の芯音があって、それにどう縦振動や胴鳴り成分を乗せていくか(それをピックアップに伝えさせるか)…という方向で考えなきゃならないのが、エレキベースのある種独特のセオリーになりますね。
あと、良い(高価な?)エレキベースほど、横振動でキレイにボディが鳴るように造ってあります。横振動できれいな胴鳴りが出れば、もっとも効率よくピックアップに鳴りが反映するからです。
この点、エレキベース一筋の専門家から見て、「ベースも弾けるギター屋さん」では、そこまで理解されてないことも多い点だと思っています。
一応、私的には、
>親指を支点にしないで空中に浮かした状態で指先をブリッジ側に向ける
>(手首を内側に捻るような??)と理想の音に近くなります。
というので、ようやくどんな音が欲しいかイメージが湧きました。
私自身は、エレキベースは「エレキ楽器」であり、コンプもEQもその他エフェクトも使った上での音作りは必要…アコ楽器とはセオリーが違う別物の楽器である…と、エレキベース専門の人間として考えている方ですが、それでも質問者の方の場合では、そういう音でしたらNo.4さんのおっしゃるとおり、もうちょっとエフェクト無しのアンプ直で、理想に近い音を模索した方が良いかと思います。
何より、「親指を支点にしないで空中に浮かした状態で」「(手首を内側に捻るような??)」は、そういう弾き方がダメだとは言わないものの、どの弦でもどの音でも常に安定した音を出すのはしんどいでしょう。無理のある弾き方は、当たり前ですが演奏そのものに無理が出るので、長続きせずに破綻しやすいという面はあります。質問者の方はおわかりと思いますが、ベースはギターに比べて、安定して弾くこと自体がかなり重労働ですからね。
その点、ピックアップフェンスを付けて親指支点をしっかりさせようということは、良い判断だと思います。
ただ、現状では、質問者の方は
「強く太い縦振動を弦に与えること」
「でも、スラップのプル音みたいなペンペンした音にはならず、もっと太い音」
というひとに拘りが強いんだと想像します。
それはOKだと私も思うのですが、前述の通り、アコ楽器的な縦振動解釈は、ピックアップに拾わさないと音として成立しないエレキベースでは『応用しきれない限界』があります。
多分、理想に近い音の時は、縦振動と言うよりは「良好な斜め振動」と呼ぶべき弦の挙動になっているはず。なので、あんまり「縦に縦に」とアコ楽器理論に振り回されず、
「ピックアップに対しては、基本は横振動で基音の太さを確保」
「これに、縦振動の良好な響きをどう乗せるか」
という感覚の方が、奏法の整理はしやすいはずです。
この点は、No.4さんの後半の奏法説明は、私も同感です。
結果的に「どう中間を突き詰めるか」という点では、ベクトルは同じなんですけどね。
なお、かくいう私は、アポヤンド的に弾きつつ縦振動系の音色を出したい時は、弾き指を、普通はボディ面に完全平行を目指しいているのを、ややボディ側に押しつけ気味にして、弦がやや斜め上方向に反発する形で放つという方法をよく使います。
私の場合は、このやり方で十分に斜め振動っぽい音が出せるのと(そこは長年の経験(^^ゞ)、わずかな指先操作だけで完全横と斜めが「弾く瞬間に」選択できるので、演奏中に手のフォームを全く変えることなく、思い通りに(思いつきで(^^ゞ)音色を変えられるという利点があります。
これに近い方法を取れるようにしようと思うと、やっぱり手首か親指を、ボディ面のどこかにしっかり固定する方が、結果的にはやりやすいですね。
ご回答有難うございます。
自分なりに努力して中間を突き詰められるように頑張りたいです。
変則的な弾き方??になってしまうかもですが・・・・
基本的な弾き方(一般的に基本がなんなのかということはあると思いますが)は理解した上で、自分の欲しい音を出す弾き方だと思っているので頑張ってみます。
勿論、基本的な事は意識した上ですけど・・・・
No.3
- 回答日時:
No.2です。
こちらもちょっと舌が足りてませんでしたね。すいません。>アポヤンドで横振動させる分には問題なく弾くことが出来ます。
はい、そこは当方も理解できていたつもりです。
ただ、アポヤンドだと、当然ですがある弦を弾ききった右手指は、そのままボディ面に平行に移動せざるをえませんから、むしろボディ面に縦(垂直)な弦振動はアルアイレより難しいと思うけどな…というのが、私の意見です。要は、
>・縦振動させ易い(太い音)→アポヤンド
>・横振動させ易い(メロディ向き)→アルアイレ
が、現実とはちょっと逆気味な解釈ではないかなと(^^ゞ
あと、やっぱり大抵のベースでは、「太い音」=「ボディ面と平行の大きい振幅」=ここでいうところの「横振動」ですよ。
完全にイコールな関係とは言わないものの、「太い音=高信号レベル=ピックアップの発電電圧が高い」というのは、かなり大きなファクターとは言えるんです。で、ピックアップは、一部の特殊な物は別にすれば、多くは「縦振動=弦がピックアップに近寄ったり離れたりする」場合より、「横振動=弦がピックアップ上で平行方向に振れる」場合の方が、圧倒的に発電電圧が大きいのが普通ですね。
大抵のピックアップは、物理的に上のような特性ですから、「横振動」だと振幅が相当減衰するまで、確実に「音を発電」し続けます。なので、音も相応に伸びます。
でも、縦振動だと、振幅が減衰するとピックアップから見た弦の振動エネルギーが急激に減るので、発電量も急激に減ることになります。
なので、縦振動の方が音が長く伸びないのが普通なんですよ。
そういうことから、スラップ奏法(物理的に縦振動主体になりますね)で、余韻を十分に伸ばしたい時には、コンプレッサ等のお世話になるしかない場合が多いですね。
>>アルアイレなら、弦をボディ面から掻き上げる
>は試してみたのですが、結局プルと同じようになってしまい
>同じ音の中の低音部が出ないような感じになってしまいます。
というのは、大変よくわかります。
縦振動主体だと、中~低音部があまり出てくれないのが、ピックアップの特性としては、ごく普通です。
なので、スラップ奏法で重低音もしっかり出したい場合には、イコライザ等で重低音部の増強をするしかない場合が多いですね。
質問者の方の欲しい「太い音」自体が、私がきちんとイメージできてないかもしれないですが、今まで伺った内容の限りでは、どっちかというとしつかり横振動させた時の音の方が、質問者の方の欲しい「太い音」には近いような印象を受けています。
ややブリッジ寄りで、横方向にしっかりと弦を弾いたアポヤンドの方が、求められてる音に近いんじゃないかな…と思いますので、一度お試しいただければと思いますね。
度々、回答有難うございます。
ちょっと自分の認識が間違っていたかもしれません。
もう少しコンプをうまく使ってみて自分の理想の音が出せるように頑張ります。
No.2
- 回答日時:
No.1の方のアドバイスが良答と見て、静観していましたが…
>自分のイメージではPUに対して縦振動させたくてアポヤンドをマスターしたい感じがありまして・・・
というのは、何か理由があるんでしょうか?
使用ベースやピックアップによっても違いはありますが、PUに対して縦振動主体の振幅になる弾き方なら、物理的に音は伸びなくなって当たり前なんですけどねぇ。伸び優先なら、ピックアップ(というかボディ平面)に平行に大きく振幅させないと、物理的に振動エネルギーがピックアップに長く捕らえてもらえないので、音は伸びなくなります。
(そこをコンプレッサ等でカバーするというテクニックは有りですが…縦振動でないと出せない音もありますから)
あと、
>アルアイレでも縦振動させるような弾きかたが出来れば良いのですが・・・
というのは、何かの教本にそのように書かれているのかもしれませんが、私には「???」です。
アポヤンドこそ、本来的には「いかに力強く、弦をボディ面に平行に振動させるか!」みたいな奏法と言えますから(少なくともベースでは)、弾きやすい弾きにくいは慣れの問題としても、むしろその弾き方でボディ面(PU)に縦な振動が出る弾き方となると、私なんぞにはむしろめちゃくちゃ難しい。アポヤンドでは、指が次の弦に「着地」しなきゃダメですから、かなり捻ったような不自然な(私には)指の動きにしないと、ボディ面に縦な振動は出せないですけどね。
むしろ、アルアイレなら、弦を弾いた指は空中ですから、うまく弦を「ボディの上に弾き上げる」動きを出せば、簡単にボディ面に対して縦の振動が作れますから、楽ですけどね。
これは、私が認識間違っていたらすいませんが、アポヤンドをやり始めの時に音がブツ切りになるのは、「指を次の弦に置きに行く」意識が強すぎて、無意識のうちにターゲットの弾弦をし始める時に、力が入って前の音の弦振動を殺してしまっている…というケースが多いです。
アルアイレなら、弾き終わった指はそのままフリーにすればよいので、慣れれば無理な力は簡単に抜けますが、アポヤンドだと「弾き終わった指は次の弦に残す」という形についついこだわって、それとアルアイレより強く弾かないといけない…なんて観念にも無意識にとらわれてしまいがちなので、ついつい力入れてしまうんですね。
ただ、このあたりの力の入れ具合さえ、慣れてマスターしてくれば、
>アルアイレで弾いているのと変わらなくなってしまわないでしょうか??
なんてこともないぞ…ってことは、自然と体感できます。
アルアイレでしか出ない音、アポヤンドでしか出ない音…もあるんですが、最終的には、どちらの弾き方の音でもシームレスに音色が繋がって、その瞬間瞬間に(自分にとって)最適の音を最適の弾き方で出せるようになれれば良いのです。弾き込んで慣れてくれば、どうってことないですよ。
でも、しつこいですが
>アルアイレでも縦振動させるような弾きかたが出来れば良いのですが・・・
私は、指を獲実にボディ面に平行(4本の弦の張面に平行)に弾き動かさないとできないアポヤンド奏法の方が、PU面に縦(ボディ面に対して垂直)な弦振動を作るのは難しいと思いますねぇ。
アルアイレなら、弦をボディ面から掻き上げる動きにすればよいだけなので簡単ですが。
ご回答有難うございます。
誤解があるようなら申し訳ないですが
アポヤンドで横振動させる分には問題なく弾くことが出来ます。
自分の認識が
・縦振動させ易い(太い音)→アポヤンド
・横振動させ易い(メロディ向き)→アルアイレ
だったので間違っていたらごめんなさいです。
極端に言うと弦を押し込むようにアポヤンドをやると、
音が伸びないのが当たり前でどうしようもないのならそれなりの対策を取りますが・・・・
>アルアイレなら、弦をボディ面から掻き上げる
は試してみたのですが、結局プルと同じようになってしまい同じ音の中の低音部が出ないような感じになってしまいます。
自分の欲しい太い音が出せません・・・
自分の力量不足かもしれませんが
No.1
- 回答日時:
右手のフィンガリングですが、ピックで演奏している時のように、弦がボディーに対して平行に振動するように弾いていますでしょうか?恐らく、指が弦に引っかかるように演奏し、弦の振動がボディに対し斜めになっているのだと思います。
特にスタジオで他のパートの音とセッションする時には気が付かないあいだに、ピッキングにチカラが入り、指に弦が引っかかってしまうような演奏になってしまいがちです。なるべくチカラを抜いて、徐々になれてゆけば改善されてゆくと思います。
参考にならなかったスイマセン(>_<)
すばやいご回答有難うございます。
確かに弦が平行に移動するようにすれば良いのですが、それだとアルアイレで弾いているのと変わらなくなってしまわないでしょうか??
自分のイメージではPUに対して縦振動させたくてアポヤンドをマスターしたい感じがありまして・・・
アルアイレでも縦振動させるような弾きかたが出来れば良いのですが・・・
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