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去年のクリスマス時に、親戚からカシオのXD-GW9600という数万円はする電子辞書をプレゼントされました。その中で学習(TOEFL TEST パーフェクトボキャブラリー)というのがあって、TOEFLのために備えるための教材がついていて、TOEFLの勉強をしていました。ところが現在形が過去形になっていたり、複数形が単数形になっていたり、単語が抜けていたり、間違いがひどいことがわかりました。

たとえば、Please hold off on buying the property until your loan is approve.の訳が「ローンの許可が下りるまで、家を購入するのを待ったほうがいい」(正しくは待ってください)になっている。
Make it through の訳が「何とかやっていく」なのに「終了する」になっている。

はじめは自分の知識が間違っていると思っていたのですが、腑に落ちなくて、大学の教授に尋ねてみたところ、辞書のほうが間違っていることが判明しました。一緒に調べてみると、信じられないくらい間違いがあるようです。

車や電化製品などはリコールという制度がありますが、電子辞書などの場合どうなるのでしょうか?間違いを公表して訂正する義務はないのですか?辞書を頼りに勉強している者にとって、どれが間違いで、どれが正しいのか判断がつきません。おそらく、多くのTOEFL受験者は自分の知識が間違っていたと思って、辞書の内容を信じていると思います。

カシオのXD-GW9600だけでなく、カシオの他の電子辞書も同じ内容が使われている可能性もあります。

次の2点について教えてください。
辞書として信頼できないのでという理由で返品を要求できますか?
間違いを公表して訂正する義務はないのですか?

どなたか、法律や消費者問題に詳しい方、よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

>辞書として信頼できないのでという理由で返品を要求できますか?



 仮にそれが商品の欠陥にあたるとしても、そのような要求をすることはできません。なぜなら、御相談者はカシオと契約関係にないからです。
 説明を簡単にするため、御相談者が小売店から購入したと仮定しますと、御相談者と契約関係にあるのは、カシオではなく小売店です。すなわち、御相談者と小売店は売買契約の当事者同士の関係にありますから、御相談者のとりうる手段は、その売買契約を解除して、小売店に商品を返還して、小売店に売買代金返還の請求(損害が生じた場合は、損害賠償の請求)をすることです。
 よくメーカー保障というのがありますが、それはメーカーが消費者に対して一定の場合、無償で修理あるいは交換する旨の内容の契約の申込み、あるいは、申込みの誘引をし、それに対して消費者が承諾し、あるいは、消費者の申込みに対してメーカーが承諾することにより、メーカーと消費者との間で契約関係が生じるから、消費者はメーカーに無償で修理を求めることができのであって、当然にメーカーに対して修理・交換を請求する権利があるわけではありません。
 また、メーカーが直接、消費者から商品を回収するのは、消費者から販売店に返品、販売店から問屋に返品、問屋からメーカに返品というような契約関係の流れに従って処理することが迂遠だからです。その間に、特に消費者の生命、財産に損害を与えるようなことがあれば、社会的信頼を失い、また、消費者から製造物責任に基く損害賠償を請求されることになりますから、メーカーの自主的な判断で行っているに過ぎません。
 なお、自動車の場合は、人の生命、身体を侵害する危険性が特に高い製品なので、道路運送車両法により、国土交通大臣へのリーコルの届出をする義務を課しています。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございました。法律を通しての社会の仕組みがよくわかりました。

お礼日時:2009/01/02 08:05

1.>辞書として信頼できないのでという理由で返品を要求できますか?


2.>間違いを公表して訂正する義務はないのですか?

返品できません。

1.
”信頼できない辞書”と最初からそれ前提で買ったと見なされます。
なぜお金を払う前に確認しなかった?と。
説明書に記載されていると思われますが、返品対象事由に”破壊行為が無い状態で壊れた場合に限る”のが一般です。

2.
間違いを訂正する義務はカシオが採用したTOEFL対策をした会社にあるでしょう。
カシオに義務はありません。

補足;多くの日本の英和辞典、テキストの例文はEnglish Native Speakerからすると間違っています。文法、使用例、意味など。
なので使う辞書は英英OXFORD辞典や英和GENIUSなど歴史のある信頼できる辞書を使うといいでしょう。

それでも英和辞典の例文ではNative先生は認めません。
たとえば私達が高校時代に習った”倒置法”、現在では使われていません。

外国に出ると感じますが、日本人は高校で100年前の文法を習ってると考えてください。
大学受験で半世紀以上、100年前前後の学者の論文を読んでいます。(アインシュタインの相対性理論など)

なので”信頼できる辞書”はどれかを学校の先生などに聞いてそれが入ったカシオの電子辞書、購入を奨めます。

実際には英語の意味を日本語で説明するよりも英語で理解した方が正確ですよ。日本語ではいくらでも言えるので。
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この回答へのお礼

なるほど、法律と英語の辞書の選び方と両方の側面からアドバイスを頂きよくわかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/29 12:56

他社との製品を比べ、明らか変換ミスがあるのでしたら、問題になりますね。



メーカーに連絡し、対処がなされない場合、消費者センター経由がいいでしょう。

この場合、変換ミスが多発している様ですので、リコール対象になる可能性が十分にあります。
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この回答へのお礼

英語の初心者でもわかるようなミスも数多くあるのですが、どこまで正しく、どこがミスなのか判断できかねず、かえって辞書に対する不信感がつのります。リコール対象になるのか、消費者センターに相談してみます。貴重なアドバイスをどうもありがとうございました。カシオの辞書を使っている方はどう対処していらっしゃるのでしょうね。電子辞書なので、自分で書き換えたりもできず・・。

お礼日時:2008/12/29 13:23

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