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擬似関係詞と呼ばれるらしい、asの特殊用法についてお願いします。

例えば、

He has the same dictionary as I have.

「彼は私のと同じ辞書を持っている」

という文ならば、asはhaveの目的語の代用としての関係代名詞の目的格用法である、とわかるのですが、

Success in the life is not necessarily the same as the acquirement of riches.

「人生における成功とは必ずしも富の獲得と同じものではない」

という文では、asの後ろは節ではなく名詞句であり、関係詞としての役割は果たしていないと思うのですが、どうなんでしょうか?
これが擬似関係詞とか特殊用法とか呼ばれる所以なんでしょうか?
それともSVの省略か何かがあるのでしょうか?
わかりません・・・・・・

どうかわかりやすい解説をお願いします!

A 回答 (3件)

(1) He has the same dictionary as I [have/do].


この文で基本的に伝えたいアイデアに着目するとよいでしょう(doは、haveの代用形)。
要は、His dictionary and my dictionary are the same type.(辞書のタイプ―出版社、大きさ、色など―が同じである)を伝える表現形式にどのようなものがあるのか押さえることです。
(2) He has the same dictionary that I [have/do].
(3) He has the same dictionary as mine.
(4) His dictionary is the same as mine.
(1)と(2)は、He has X.とI have Y.の2つの文を比較し、(タイプの点で)X=Yであることを述べている。(3)は、He has X.とmy Yを比較し、(タイプの点で)X=Yであることを述べている(気持ちとしては、such X as Yの構造に近いと感じることができればよいでしょう)。(4)は、his Xとmy Yの2つの名詞句を比較し、(タイプの点で)X=Yであることを述べている、ということです。
たぶん、今の受験英語用の参考書であれば、「"the same as S+V"と"the same that S+V"では意味が違う」などと間違ったことは書いてないと思いますが、(1)と(2)は意味が同じです(念のため。というより、英語教育の現場では、the same (X)のsameの解釈の仕方が正しく理解されていないように思われます。実は、2通りに解釈できる場合があるのですが、今の段階では省いておきます)。
ところで、Success in life is not necessarily the same thing as the acquirement of riches.(これを仮に、(5)としておきましょう)ですが、これは、Success in life doesn't always mean the aquirement of riches.という形で理解するほうが、英文解釈を高めるのには有効です。(1)~(4)は、ただの書き換えパターンの学習ですが、(5)のように、ある程度内容が濃い場合には、どのような言い方をすると、英語で書いたり読んだりするときに、将来効果的なのか、吟味することが必要です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

これだけ書き換えが出来て、ニュアンスも微妙に違うんですね。
深いですね~
つくづく、英語はやればやるほど疑問がわいてくるものだな~と思います。

(5)の解釈も非常に参考になりました。

詳しい解説,ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/15 17:17

その辺は解釈の分かれるところであり、as の後ろに節を伴わないときは前置詞と考えたり、動詞の省略と考えて接続詞と見ることもできます。



>これが擬似関係詞とか特殊用法とか呼ばれる所以なんでしょうか?

疑似関係代名詞といういかにも苦しい呼び名がされるのは、そうしないと文法の筋が通らなくなり、「例外」を増やすことになるからです。

He has the same dictionary as I have.

この文では He has the same dictionary「彼は同じ辞書を持っている」→ as I have「私が持っているような」と全く自然な流れで、何も過不足なく意味が伝わります。as の品詞が何であるかは関係なく「ような・ように」という意味だと分かればいいのです。

しかしこれでは困ったことが起きます。have は「他動詞」なので “目的語” にいてもらわないとならず、だからといってこういうときは例外としたり、自動詞であるとかすると他動詞すべてにこれを適用するのも大変です。

そこで as を関係“代名詞“であるとすると目的語になれるので筋が通るわけです。

確かに I have. とか I have in my bag. などとだけ言うとわけの分からない文になり、他動詞に目的語は絶対必要というのは分かります。しかし ... the same as I have のような構造では I have は as によって前半部分とつながっており have に目的語がないことに不足は感じられません。

I got more than I’d asked for.「要求したよりも多く手に入った」の than を疑似関係代名詞とするのも同じ理由です。前置詞の目的語がないのは都合が悪いわけです。

「the 比較級、the 比較級」構文の解析も非常に苦しまぐれです。一度調べてみてください。

これほどガチガチに文法で縛り付けているのを英語以外に見たことはありません。もちろん非常に専門的な分野ではどの言語もこういうことをするのかもしれませんが、英語ではかなり初級の段階でこの有様です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
やはり苦し紛れの解釈しかできないんですね。

thanの場合も同様なんですね。
説明がわかりやすいので助かります。

The 比較級 、the 比較級も、苦しいですよね、同感です。
as SVへの書き換えのほうが自然な気がします。

詳しい解説、ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/15 17:08

私の持ってる著名な文法書には同じような文でSuccess in the life is not necessarily the same thing as the acquirement of riches is.とするような解説が載ってました。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
うーん、難しいですね・・

お礼日時:2009/02/15 16:59

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