プロが教えるわが家の防犯対策術!

今日上棟式を終えたものです。
●断熱は、透湿性や防音性という利点も含め、初期よりセルロースファイバーで断熱することを考えていましたが、構造用合板とビニールクロスに挟まれることを知り、建築家の先生に申し入れたところ、単なる断熱材としか(透湿性や防音性は)考えておられないことがわかり、その後皆様に色々ご助言を頂きましたが、現在では、建築家の先生は、「今になって、まったくの『政治的転向』のようだが、呼吸する壁に魅力を感じる」ということで、デコスドライ工法を使ってみたいという気持ちが強くなっておられます。(したがって外壁もダイライトを使おうという話ですし、皆さんからご忠告頂いている防湿シートを設けない・・・という形です。IV地域ですが。)今日も長く打ち合わせ、説明をうかがいましたが、まだ決定しておられず、当初の予算内で出来るならデコスドライで行きたいので、金額面でデコス代理店と詰めてゆくと仰っていました。私としては、ホウ酸の心配は割り切って行くしかないかな、透湿するために加湿器でロスする気化熱の暖房費が少し高くなる(かなり高くなる??のは困りますが・・)のも、結露の危険性の許容度が高くなるなどメリットもあるだろう・・・と考えるのがよいか、とは考えています。

●気密性の向上については、既に時遅し・・・だったのかもしれませんが、先張りシートについては、教えて頂いたhttp://blog.smatch.jp/dannetu/archive/632
http://www.house-support.net/seinou/kimitu.htm​について「胴差や梁廻りなどは上棟に平行して行われています。すごいですね。このようにできれば一番良いのでしょうが、工法上できない場合もありますので
組みあがった後でも平坦な壁のシートの施工の前に、梁の取り合いにシートをカットして施工する方法もあります。後施工でも気密補足材やシートを使って施工する方法です。柱で気密シートが分断されるところやパイプの貫通箇所、コンセントボックスなども全て同じです。気密をとるということは、新しく建てるのですからちょっとニュアンスは違いますが昔の隙間だらけの家にたとえれば、隙間風の入ってくるところを見つけ次第テープで塞ぎ続けるというイメージでしょうか。上棟までにしなければだめということはないのではないかと思います。」とご回答を頂きました。現時点で考えられる最善を尽くしてくださっているのだと思います。
●ただ、集中排気などの計画換気は、ダクトを通すだけのスペースがない(北側に親戚宅があるため、出来るだけ高さを押さえて低くしているため)ため、不可能とのことでした。結局、普通のそれぞれの居室(ゾーン)でのダクトレス強制吸気とダクトレス強制排気のシステム(第1種換気でしょうか?)ということになります。
 高断熱・高気密という場合、計画換気と三位一体とも教えて頂きましたが、この現在のプランで、何か気をつけなければいけないこと、またこのことによって、結局高断熱・高気密にはならないとか、高気密になったとしたら、これでは空気の汚染が危ない・・・とか、何かございましたら、改善方法も合わせてご教示頂ければ幸いです。
 よろしくお願い致します。

A 回答 (5件)

間違いの訂正です。



>もしこのように水蒸気が流れ込めば、構造用合板なら2~3時間、ダイライトで10時間もしないで結露することになります。

もしこのように水蒸気が流れ込めば、構造用合板であれダイライトとであれ、2~3時間で結露することになります。

(理由は、外への放湿量より流入量がはるかに大きく、外の面材の透湿量が数倍多くても、ほとんど関係無くなってくるため)
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>SF断熱にすることで危険は回避できると考えて宜しいでしょうか?



いいえ。
CFが吸湿出来る量には、限りがあります。
内側面材の透湿量が外側面材より多ければ、GWより時間はかかれど、やがて結露します。

例えば、前に示した次の「実験ー1」
http://www.ads-network.co.jp/kininaru/01-/25.htm
にあるような条件では、
CF+構造用合板で24時間後、CF+ダイライトで96時間後に結露となっています。

この条件が厳しいように思うかもしれませんが、その下の「実験ー2」にあるような条件の隙間があれば10倍の水蒸気が流れ込みます。
もしこのように水蒸気が流れ込めば、構造用合板なら2~3時間、ダイライトで10時間もしないで結露することになります。
つまり、面材の透湿抵抗を選んだだけでは駄目で、内側面材の隙間を抑えなければ、意味が無いわけです。

透湿量に大きな影響を及ぼす隙間を、シート以外の施工で抑えることが出来ると思えますか?
内側面材の隙間を極めて少なく、かつ、安定に保てるでしょうか?
あるいは、外側面材の隙間が2に対して、内側面材の隙間が1なんて器用なことが出来るでしょうか?
故意に外側面材に穴を開けるでもしなければ、出来ないとのではありませんか。
でも、そうしたらそうしたで、気密も劇的に悪化しますから、室内環境も冷暖房費もどうなるかは分かりますよね。

まずは、「防湿」ありき、「防湿」が最も重要である!
と覚えてください。
外と違った環境を最も効率良く害無く実現するには、断熱+気密+「防湿」と理解すれば良いでしょう。

>如何なものでしょうか?

シートが無いことによる気密性能の悪化分に壁の透湿分を加えたものになるでしょう。
当然、それだけ冷房費(冷房するということは大量に除湿しています)も上がります。
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この回答へのお礼

色々長い間ありがとうございました。

サッシの性能を上げて断熱性が高められただけどもありがたかったです。もう、あまり欲張らないようにします。

また、万一機会がございましたら、よろしくお願い致します。

お礼日時:2009/03/03 22:15

>ただ、コスト的に100万円したとしたら、



新築施工でそんなかかるとは書いていません。
家が出来てから、それ以上かかっても、変えたくなるほどの大きな不満になる、という意味です。
前に書きましたが、数十万レベル、熱交換無しなら、100万の1/3~1/2で収まるのではと思いますが。
メーカー・施工業者に図面を渡して、見積もりを取ってみれば良いでしょう。
ダクトの取り回しも簡単に解決してくれるはずです。

次、換気の不満アンケートです。
http://www.yano.co.jp/press/pdf/63.pdf
建築基準法だけを満たせば良い、としか考える能力の無い建築士による換気は、こうなってしまいます。

>これでは話にならないということでしょうか?

最も確実に高い性能が取れて、施工が簡単に済むというのが、先張りシートなわけです。
これが無いと、シートの重ね合わせを安定にとるのが難しくなり、確実に悪化するでしょうね。
これが、気密性能に差を生む大きなポイントの一つ、のはずです。
気密テープだけに頼る方法では、経年変化にも不安を残すことになります。
また、シート厚0.2mmが良い(0.1mmでは悪化する)と言われています。

>【気密シートを省く】
>暖房費が跳ね上がる可能性ということでしょうか?

何度も書いているように、その要素になります。
気密が悪ければ、激増します。
要は、窓を開けながら暖房・冷房しているのと同じことです。

また、壁内結露で、家が腐る可能性が高くなるということ。
経年変化をも含むワーストケースの隙間で、ワーストケースの気候条件・室内条件で、定常および非定常シミュレーションなり実証データがあるかも確認しないで、数千万円も賭けることは、私だったら怖くて出来ません。

さらに、気密が悪ければ、換気もうまく働かなくなり、カビ・ダニの元ともなります。
次も読んでください。
http://hmk-polaris.web.infoseek.co.jp/kaiteki/si …
http://hmk-polaris.web.infoseek.co.jp/kaiteki/ba …

これらが嫌なら、正しい気密断熱知識・設計能力を持った建築士を入れることをお勧めします。

>24換気は実際どうなさっていますか?

第1種顕熱交換です。
今のところ、不満は、消費電力が大きいことだけです。

あるところだけ第3種集中排気用の給気口やパイプファンも設けていますので、それらの欠点も分かります。
第3種の給気口で気になるのは、強風時には吹き込みがうるさいことや音抜けでしょう(開度調整有りが望ましい)。
パイプファンは、人が長居する場所に付けたら、五月蝿くてたまったものではありません。
なお、拙宅は、Q値1.3W/m2K(熱交換改善含む)、C値0.4cm2/m2ほど(北海道の次世代省エネ基準クリア)です。
今の次世代省エネ基準(2.7W/m2K)は、非常に古いもので省エネと言うには程遠いレベルですから、
http://t-ohshita.com/2007/03/20070326-0600.html
来月改正されるはずです。
http://t-ohshita.com/2008/11/20081107-2045.html
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この回答へのお礼

ultra1long様、いつもありがとうございます。

hide650929様も仰っているように、断熱・気密・換気は三位一体で考えないと・・・とは思っています。時間的に間に合うかどうか、わかりませんが、早速建築家の先生にダクト回しの可能性や見積もりについてご検討頂くように依頼しました。
 気密については、折角ご助言頂いていましたが、仰るように時既に遅しだったと思いますが、現時点で最善の手を打って頂くしか仕方がないかと思いました。
「壁内結露で、家が腐る可能性が高くなるということ」という点では、SF断熱にすることで危険は回避できると考えて宜しいでしょうか?
 ただ、「透湿する壁」(何故早くそんな選択肢を捨てないのか!と苛立たれると存じますが)を考える場合、夏の湿気が家に入ってくる・・・ということは、基本的に断熱・気密性を高めてエアコンのドライ運転だけで・・・というのが、除湿しても除湿しても追いつかない・・・ということになるのかなと危惧します。冬場の湿気が逃げることでの暖房費以上に大きく差が出るかとも思うのですが、如何なものでしょうか?

また、お時間がございましたらよろしくお願い致します。

お礼日時:2009/03/01 17:57

今更何言ってんですか、そのセンセイ?


内容が同のとかいう以前の問題です。
いってる通り、どっかの総理といっしょで、ぶれぶれですね。当初設計はバカです、私に設計能力はありませんって言ってるようなもんですね。信用できます?そんな人。

あなたも必要以上に心配性のようですし、契約破棄して、信頼できるぶれない人探したほうがいいのでは?

私なら、「今更何言ってんですか!」と叱責した上で、問題がでるようなら返金しますという一筆とって、予算内でできるならやらせます。
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この回答へのお礼

ご助言ありがとうございます。
ブレブレなのは、建築家の先生ご本人が率直に仰っております。私は、この3年間3回に及ぶ基本設計と実施設計の変更を経て、現在の上棟に至り、大変感謝しております。既に上棟に至っているのに、契約破棄とか、返金一筆とか、具体的にはどうすればよろしいのですか?

一般的には、私の方に対して「今更何を言ってるんだ!」とお叱りを頂く状況か・・・とは認識しているのですが。

具体的な、何か妙案がございましたら、ご助言頂ければ幸いです。

お礼日時:2009/03/01 09:38

>ダクトレス強制吸気



後悔する可能性が極めて高いはずです(例え100万円かかっても変更したくなるレベルのはず)。
そんな家に一泊するなどして欠点の程度を分かっているのでも無ければ、変更を強くお勧めします。
理由は、
・形状にもよりますが、冷風が室内にモロに吹き出してきます(きちんとした第3種集中排気用の給気口は拡散されるように工夫されている)。
・ファン音も室内へモロに入ってきます(かなり耳障りでとても気になるレベルのはず)。
・消費電力が、かなり大きくなる(トータルで何Wがいくつか数えましたか?)
・換気量の正確な設定が困難と考えられ、冷暖房負荷の増加になる可能性が高い。

第3種集中排気タイプの場合、図を見ての通り、それほどダクト本数は多くありません。
排気箇所のバス、トイレ、(ウォークイン)クローゼット、シュークローゼットくらいなものです。
それも、そこからのダクト径は、たかだか100mm程度しかありません。
1階天井と2階床の間が250mmほどの2x4工法でもずっとダクト本数の多い第1種が施工されています。
ダクトを通せない箇所があれば、一部、壁をふかしたり、下がり天井でダクトスペースを確保すれば良いだけではありませんか?
本当に通せないか検討されましたか?

なお、気密シートを省くことのリスクですが、機密性能だけでなく、透湿量への隙間の影響を考慮しているかという点にもあります(前の質問4720406のNo.4で少し触れましたが)。
面材の透湿抵抗比を1:2にしても、隙間があれば、そこを大量に水蒸気が通過します。
透湿量2:1のつもりが、実際は2:5だったりと大きく逆転してしまうことも否定出来ないわけです。
この状態で、寒い日が続いた場合どうなるか、ということです。
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この回答へのお礼

ultra1long様早速ありがとうございます。この前、すぐにお礼をしてしまって(御礼といっても実質連続質問ですが・・・^^;;;)、
連絡のとりようがないかな・・・見ていただけると良いな~と期待しておりました。

 換気システムの再検討、現在のシステムの仕様の確認を、早速、建築家の先生に、再度お願い致しました。
 ただ、コスト的に100万円したとしたら、今までにも色々減額調整しながらも、グレードアップしてきただけでも精一杯で、コスト的に極めて困難と思われます。もし、次善の策としてもっと安く出来る方法ってないですよね?

【気密シートを省く】についてですが、建築家の先生は「組みあがった後でも平坦な壁のシートの施工の前に、梁の取り合いにシートをカットして施工する方法もあります。後施工でも気密補足材やシートを使って施工する方法です。柱で気密シートが分断されるところやパイプの貫通箇所、コンセントボックスなども全て同じです。」と仰っていて、少し手遅れ(ご指摘いただいたとおり)だったのかもしれませんが、対策を講じてくださるとのことですが、これでは話にならないということでしょうか?
あと【透湿量への影響】については、結局気化熱に必要な暖房費が跳ね上がる可能性ということでしょうか?

何回も同じような質問の繰り返しで申し訳ございませんが、よろしくご指導のほどお願い致します。

あと、ultra1long様のところの、24換気は実際どうなさっていますか?体験談をお聞かせ頂ければありがたいです。
C値だったかQ値だったかは、確か2cm/m2とかだったと伺った記憶があるのですが・・。よろしくお願い致します。
(理解の水準が低くて申し訳ございませんm(。。)m)

お礼日時:2009/03/01 09:34

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