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先日、ジムニー(JA11)のエンジンオイル交換をしたところ、オイルキャップの内側に白いオリモノのようなものが付着していました。またドレイン部からも古いエンジンオイルと共に、白いオリモノのようなものが結構な量出てきました。これの正体は何なのでしょうか?エンジンへの悪影響はあるのでしょうか?ちなみに今のところエンジンに異常は見られず、普通に走行できる状態です。回答よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

元Sディーラー勤務、現役整備士です。



ジムニーのオイルキャップ裏の白い「マヨネーズ」は本当のマヨネーズと同じ様にエンジンオイルとブローバイガス中の水分が「乳化」して出来た物です。他の車でも多少の差はあれ極当たり前に生成される物なのであまり神経質になる必要はありません。心配なら一応冷却水の量だけ確認しておけばいいでしょう。

この「マヨネーズ」はジムニーや初期のワゴンRで多く見られ、特にワゴンRの場合お客からのクレームに対しては比較的容量が大きくブローバイ分離用のセパレータが大きいジムニー用のヘッドカバーに交換する、という指示がメーカーより出ていました。ただ、原因としてはブローバイの処理能力の不足が原因ですのでほとんど改善されません。

この「マヨネーズ」が一定量を越えるとフィラーキャップ裏から落ち、オイルパンに溜まります。但し普通は次の運転でオイルが温まる事により蒸発するので一定量以上は溜まらない事になっています。ですがチョイノリを繰り返すとオイルが温まる前にエンジンを切ってしまうので蒸発せず溜まる一方になってしまいます。最低一週間に一度は30分以上、ある程度回して乗ってあげるのが良いでしょう。

因みにシリンダにクラックが入ったりヘッドガスケットが切れて冷却水とオイルが混入する場合、初期の段階では圧力の関係でオイル側に水が来る事は殆ど無く冷却水側にオイルが廻ってラジエータキャップの裏に「マヨネーズ」が付着するようになり、更に症状が進むと冷却水路が「カフェオレ」状態のオイル+クーラントの混合物で一杯になります。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございました。冷却水を10か月前に交換したのですが、ほとんど減りは見られませんでした。早速1時間程エンジンをぶん回してきました。今後は冷却水の状態を見ながら、ある程度まわして乗るようにします。

お礼日時:2009/03/21 20:56

ラジエーターの冷却水の減りが早くなってませんか?


オイルに水分が混入して乳化していると思います。もしかしてウオータージャケットからの水漏れかも、どちらにしても早急に修理点検されてください
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水分がオイルと混じり合ってエマルション(乳化)状態になったものと思われます。



この水分が冷却水がエンジン内部損傷で混入した場合には、冷却水の減少などの異常が現れます。

走行距離の短いチョイ乗りが多い場合、エンジン温度が十分に上がらない為、エンジン内部の水蒸気が混じり合い、この様な症状を呈する場合があります。

>ドレイン部からも古いエンジンオイルと共に、白いオリモノのようなものが結構な量出てきました。

と言う状態から冷却水の混入も十分に考えられます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。この車はクロカン専用車で、ここ最近は忙しくでもエンジンは掛けておいたほうが良いと思い、まさにチョイ乗りを繰り返してきました。それが原因だったのかもですね!冷却水のチェックをしてみます。大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/19 23:52

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