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教科書や参考書には原核生物には核膜が存在し無いと有ります。問題はその
呼び方です。原核生物の糸状のものをDNAと答える問題集が多いのですが、
本当に糸状のあれはDNAなのですか?あるホームページでは原核生物のDNAには塩基性タンパク質が結びついていると有りました。どの状態までが染色体という名前なのかわかりません。折りたたまれていなければ染色体と言わないのですか?また、原核生物では染色体という言葉をつかってはいけないのでしょうか。お聞きしたいと思います。

A 回答 (7件)

ちなみに、原核生物ではヒストンを持たず、ヒストンに似たタンパク質があるそうです。


http://altair.sci.hokudai.ac.jp/g6/Projects/HU.h …

これが一部の原核生物のDNA(遺伝子)に結合することで、DNA(遺伝子)がコンパクトに折り畳まれているらしいです。
しかし、それを染色体とは言いませんし、クロマチンとも言いません。

しかも、ヒストン様のタンパク質が存在するのは一部の原核生物なので、ほとんどの原核生物では単にDNAと呼ぶのだと思います。
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 wacky4氏が書かれている通りだと思います。

大腸菌のDNAを染色体と呼ぶのは既に普通です。
 例えば、生化学辞典、分子細胞生物学辞典には、染色体の広い意味として大腸菌等のゲノムも染色体と呼ぶと明快に書いてあります。あるいはワトソンの遺伝子の分子生物学(第5版日本語訳)を読んでください。そこら中に大腸菌の染色体、ウィルスの染色体等の言葉が使われています。
 染色体は真核細胞生物の分裂期に見られる物を指すだけの言葉では既に(もうずいぶん前からだが)ありません。
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様々な定義がするのは今までのお答えの通りだと思います。



実際にBacterial artificial chromosomeは一般的な用語として使われていますので
(http://en.wikipedia.org/wiki/Bacterial_artificia …
原核生物についても用います。
ただし、原核生物について用いる時は真核生物の時に使うような
構造物を指した呼び名ではなく、"ゲノム"とほぼ同様の意味で
使われると考えた方がいいと思います。
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 染色体の定義にはいくつかあり、広い意味で、原核細胞でも染色体という言葉を使っていいと思います。


 以前、染色質・染色糸・染色体といって区別していたものは、すべて現在の高校の教科書では染色体と呼んでいます。さらに、数研出版の教科書生物Iには、「大腸菌などの細菌類とユレモやネンジュモなどのラン藻類の細胞には、染色体はあるが膜で囲まれた核は存在しない。このような細胞を原核細胞といい、・・・・・」と書いています。三省堂・第一学習社・啓林館・実教出版も同様です。見た中で東京書籍だけ違っていました。
 折り畳まれていてもいなくても本質的な違いがあるわけではないので、区別する必要がないのでしょう。定義が変わるのは困ったものですが、高校の教科書で採用している広い意味での定義で考えていいと思います。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%93%E8%89%B2% …
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原核生物のDNAを多く含む領域は「核様体」と呼ばれます。

DNAは酸性ですから塩基性のタンパク質が結合します。真核生物の染色体はヒストンと呼ばれる塩基性タンパク質が結合してできています。しかし、原核生物の核様体中のDNAはヒストン様蛋白質が結合した状態で存在し、染色体とは呼びません。染色体という用語は真核生物にだけに使用できます。原核生物の場合にはあくまでも「核様体」という用語を使用して下さい。
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そもそも、真核生物でも通常状態の細胞では染色体という形で存在しません。

染色体は細胞分裂期だけに見られる構造体です。

なので、真核生物でも、染色体という言葉は細胞分裂期の構造体にしか使いません。

細胞分裂期以外のDNAの構造や名称はこれらを参照されてください。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4821583.html
http://133.100.212.50/~bc1/Biochem/cells.htm

真核生物ですら、細胞分裂期のときにしか染色体という言葉は使いませんので、
>原核生物の糸状のものをDNAと答える問題集が多い
のだと思います。
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こんにちは。


これは分野や教科書などで答えが違ってくる可能性があります。
純粋に化学や分子生物学の立場ではDNAはデオキシリボ核酸という物質であって、この物質だけを単離することも出来ます。

しかし生物の中にある場合は単独で存在する事はなく、ヒストンというたんぱく質と結びついて「ヌクレオヒストン」という物質になってますが、これを俗に「DNA」と呼んでいる場合も結構多いのです。

染色体がバラけて糸状になった物は「染色糸(せんしょくし)」という名前もあるので、バラけた物=染色体、というのはちょっと違うのではないかと思います。
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