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ある本で、’製造業の場合、設備投資のリスクを負うため、工場出荷段階で、原価が最終売価の概ね40から60%程度にとどまっている必要がある’とありましたが、良く意味が分かりません。詳しく解説いただけますか?具体的なケースがあるととてもうれしいです。

A 回答 (3件)

ごくカンタンに説明してしまうと・・・


工場を出荷する時には、原価+管理費+利益 で出さないといけないですね?
工場を出た後は、代理店に渡って、ここでも管理費や利益が足されて販売店に渡ります。
販売店でも管理費と利益を乗せると・・・
最終的にお客様に渡る時、つまり、売価は、原価の2倍くらいになっちゃうんですよ。
これを逆に言い換えると、原価は売価の50%前後、ということになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
流通関係、もっと勉強しようと思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/04/18 13:42

No.1のものです。


補足です。

先の例では、非常に重要な、
・人件費(時間=コスト)
・為替変動リスク
・時間
と言う要素もあることを付け加えておきます。

例えば、アパレルでは、シーズン要素がありますから。
今頃、秋物を計画しないと、投入が間に合いません。
よって、スピードが速く、リスクが大きいので、原価比率は
もっともっと低いはずです。

また、食品などの腐ってしまうものや、モデルチェンジの速い
携帯電話や家電製品も然りでしょう。

その本で書かれている商材は、多分、安定的に通年で売れる、
比較的高価な商品?かメジャーブランドの商品のように思えますね。
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うーん。


どの業界とか判らないので、何とも言えませんが。

例えば、1つの種類の商品を作る時。
衣類であれば品番・サイズ(カラーを除く)とか金属加工の部品
1個とか。
…うむ。プラモデルであれば、ザクとか、ガンダムの違い。
1商品を作るのに金型とか機械の調整をしないといけないとき
その金型代や、プログラム変更代がかかりますよね。

で。
ま、例えば、プラモデルでガンダムを作るには、初期金型代が
200万円、都度の交換に30万円+時間がかかるとしますと。
まとめて一度に大量に作った方が単価が下がりますよね?

たとえば、プラモデル1体のプラスチック代が50円としますと。
1000体作れば…
金型200万円 + 50円 * 1000体 = 205万円/1000体 = 1個2050円(原価)
2000体作れば…
金型200万円 + 50円 * 2000体 = 210万円/2000体 = 1個1050円(原価)
3000体作れば…
金型200万円 + 50円 * 2000体 = 215万円/3000体 = 1個717円(原価)
4000体作れば…
金型200万円 + 50円 * 2000体 = 220万円/4000体 = 1個550円(原価)
5000体作れば…
金型200万円 + 50円 * 5000体 = 225万円/5000体 = 1個450円(原価)
という反比例の法則が成り立ちます。

で、もともとそのガンダムのプラモデルを、末端小売価格、1500円で
売ろうとしますと。
1000体では原価が高いので赤字。
2000体から黒字になるのですが、このときの原価比率は40%から60%。
つまり、1500円の売価に対して、600円~900円の原価でないといけない
ということなので、4000体は作らないといけませんよという。
こういう考え方のことなんだと思います。

ここのコストは、金型代などの製造技術が変わったり、原材料費が
変わったり。そもそも海外で加工を代行してもらったり、いろいろな
変動リスクがありますし。人気があるないで売価も変えることが
できますので。

いろいろ要素があって、面白いところではあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
非常に分かりやすくご説明で理解できました。
補足部分とあわせてお礼します!

お礼日時:2009/04/18 13:38

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