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昭和の木造住宅の外壁なんですが、表面に小さな石のつぶつぶが吹付けされているような外壁何ですがなんと言う名前の外壁か教えてください。
出来れば下地の仕様もお願いします

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A 回答 (1件)

「洗い出し仕上げ」ですね。


細かく砕かれた人造石の骨材(種石)を混ぜ合わせ、鏝で押さえた後、頃合いを見はからって表面のノロを刷毛等で洗い出し、種石が見える装飾を行う左官仕上げです。

モルタルで下塗り・中塗りをモルタルで行い上塗りの密着性をよくするため、セメントペーストまたはモルタルを塗布し、種石を混ぜた上塗りを行い、刷毛等で丹念に洗い出しをします。
コンクリ・モルタル下地でもラスモルタル下地でも下地処理をきちんと行うことが肝要でしょう。

写真は緑系の壁なので蛇紋岩等の種石を使っていると思います。

使う骨材により様々な装飾性のある意匠表現の仕上げができ、普通のセメント以上に耐久性及び防火性が高く、基礎部分や塀、土間など、様々な場所の仕上げにも用いられますので、現在でも和風の家の様々な場所で見かけるでしょうし、普通の家でも、外溝の門回りなどの土間の仕上げでもたまに見るのではないかと思います。

最近では合成樹脂ボンドを使用した(骨材とボンドを混ぜた)仕上げもありますね。
通常のモルタル等を使った左官仕上げとは違い、最後の刷毛等のノロの除去・伏せ込みの仕上げは必要なく、下地の上に下塗りを行い、ボンドを混ぜた骨材を鏝で綺麗に馴らして仕上げとなります。
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