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専門学校にて英語を教えております。
TOEICの授業で、テキストの中に、

He introduced (us / to us) the new system.

というような問題がありました。
(カッコ)の選択肢、どちらかを選ぶというものです。

答えは、introduce TO us と、toを必要とする後者なのですが、
授業の中で、

「“introduce(紹介する)”とは、誰か相手がいてはじめて成り立つ行為であるのに、なぜ、SVOO(誰に、何を紹介する)の形にならないのか???」

と納得できない学生がいました。

「そう覚えなさい」ではなく、学生が納得できるよう解説をしたいと思い、その後職員室に持ち帰り、ネイティブ講師や講師仲間と話しあったのですが、うまい解説を見いだすことができませんでした。

確かに、「紹介する」とは誰か相手がいてこそ成立する行為かと思います。
introduce がSVOOにならない理由がおわかりになる方がおられましたら、
ぜひお知恵を拝借いたしたく思います。

どうぞよろしくお願いいたします!

A 回答 (7件)

>introduce がSVOOにならない理由がおわかりになる方がおられましたら、ぜひお知恵を拝借いたしたく思います。



 敢えて言えば、「語源」の違いとしか言えないでしょう。ゲルマン系の語は「SVOO」の文型を取ることができますが、ラテン系やフランス系の語は「SVO+to ...」という形を取ります。

(1) I'd like him to explain his decision to us.
   (×)... explain us his decision.

(2) Can you suggest a good dentist to me?
   (×)... suggest me a good dentist.

(3) Please describe you wife to us.
   (×)... describe us your wife.

(4) A friend of mine recommended this album to me.
   (×)... recommended me this album.

 「recommend」については、ある英々辞典に「You do not say 'recommend someone something' • What wine do you recommend (NOT recommend us)? 」という記述があります。

 上記の「explain」、「suggest」、「describe」、「recommend」や、お尋ねの「intruduce」はすべてラテン系かフランス系の単語であることが共通点です。

 これに対して「SVOO」の文型を取る「give」、「teach」などはゲルマン系の単語です。

 物事の現象に対して理由づけを求めることは決して無意味なことではありません。しかし、今回のご質問に関しては意味で分類しようとしても無理ではないかと思います。生徒さんには「語源」という説明で理解を求めてはいかがでしょうか。ご参考になれば・・・。
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この回答へのお礼

たくさんのご回答をいただき、ありがとうございました。
助けていただいたみなさまに、お礼を申し上げたく思いますが、
代表してこちらにお礼を書かせていただきます。

私としましては、ラテン系やフランス系の単語は「SVO to 誰」、
ゲルマン系の単語は、「SVOO」をとる、
というのがいちばんわかりやすく、すっきりと納得できました。

その点をふまえて、「覚えましょう」というなら、
学生たちも納得しやすいと思いました。
単に暗記しろ、だったら英語をキライになる子が増えそうですが、
「へ~」と思えれば、興味を失わずにいられる気がします。

くり返しになりますが、アドバイスいただいたみなさまに、
感謝いたします。ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/12 09:11

>introduce がSVOOにならない理由がおわかりになる方がおられましたら、


>ぜひお知恵を拝借いたしたく思います。

introduceは「人に人を紹介する」という内容(場面)で用いることが多いので、どちらが「を」でどちらが「に」なのか分かりにくいからです。

SVOOの文型をとる動詞は、受け取る動作をするのがどちらであるかが分かりやすい動詞に限られます。「受け取る動作をするのがどちらであるかが分かりやすい動詞」は、言いかえると「「人に物を」と言うことが多くそれ以外で言うことが少ない動詞」と「「物に人を」と言うことが多くそれ以外で言うことが少ない動詞」の2つです。

例えば、giveは「人に物をやる」という内容で用いることが多く、「人に人をやる」、「物に人をやる」、「物に物をやる」などの内容で用いることは滅多にありません。そのため、OOの中に「人」があればそれが「受け取る動作をするもの」だと分かります。このような動詞では、意味の紛らわしさが少ないので、OOを用いることが可能であり、前のOに「受け取る動作をするもの」を置きます。したがって、I gave the cat him.は「ネコに彼をやった。」という意味になり、意味の紛らわしさはありません。

しかし、introduceは「人に人を紹介する」の内容で用いることが多く、このように用いる場合はOOの中に「人」があってもそれが受け取る動作をするのかどうかたいへん分かりにくくなります。例えば、I introduced Bob Jane.という文があった場合、どちらをどちらに紹介したのかたいへん分かりにくくなります。そのため、このような動詞ではOOの形は避けられます。

introduceと同じような動詞はたくさんあり、例えばpaste(貼り付ける)はI pasted the photo the paper. と言うと「紙に写真を貼り付けた」のか「写真に紙を貼り付けた」のか分かりません。そのため、OOの形を避けてI pasted the photo onto the paper.と言います。pasteは「人を物に」ではなく「物に物を」の例です。

しかし、recommend(推薦する)はintroduceと似ていて「人に人を」の内容で用いることが多いにも拘わらずOOの形で用います。これは、recommendには「推薦する」以外に「勧める」という意味もあって「勧める」の意味では「人に物を勧める」という内容(例えば、「友人にいい本を勧める」)で用いることが多いので、全体としてはgiveに近いからです。

ある動詞があったときにそれがOOの形を取ることができる動詞であるかどうかを上記のような観点から判断するのはかなり難しいですが、その動詞を用いる日常生活の様々かつ多数の場面、表現を思い浮かべて、「受け取る動作をするのがどちらであるかが分かりやすい動詞」であるかどうか、つまり「「人に物を」と言う場面、表現が多い動詞」であるかどうか、つまり「「人に人を」や「物に物を」と言う場面、表現が多い動詞」であるかどうかを見れば、ある程度は自分で判断できます。

この場合、できるだけ正確に判断するためには、recommendの例からも明らかなように、その動詞の持つ多くの意味を漏れなく用いて場面、表現を思い浮かべることと多数の場面、表現を思い浮かべることが大切です。
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Wikipedia "Ditransitive verb"(二重目的語を取る動詞)を参照ください。



http://en.wikipedia.org/wiki/Ditransitive_verb

要約
英語のDitransitive verb は、S+V+IO+DO か、S+V+DO+(前置詞)+IO どちらもOKだけど、どっちかじゃなきゃだめなものもある。これは「慣用句として決まった言い方に統一したい」という特異な理由による。ダメな例として
Give a break to me (grammatical, but always realized as Give me a break)
He introduced Susan his brother (usually becomes He introduced his brother to Susan)
を上げ、最後にこう締めくくってます。
Again, this usage is idiomatic and therefore arbitrary, learnt only with experience.

もう一度言うが、この用法は慣用的であり、よって恣意的だ。経験で学ぶしかない。

English speakerがそう言っているんだからしょうがないでしょう。「そう覚えなさい」って言うしか。
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こんなのを見つけました。

^^

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …

introduce 人 to 物
introduce 人 to 人
introduce to 人 物
(introduce 物 to 人)

"introduce" の使われ方としては、上の 3 つが標準で、4 つ目は言わないこともないかな ... だと思います。
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専門家ではないので、このご質問を読んで単純に思ったことを書かせていただきます。



"introduce"は、「人を人に紹介する」こともありますよね。もし、SVOOでこれを表現しようとすると混乱するのではないでしょうか?

"He introduced me her." って言われたら、咄嗟に誰を誰に紹介したのかわかりません。わざわざ混乱させるよりも、"He introduced me to her." と言った方がわかりやすいからだと思います。
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文法(用語も含めて)が判らない生半可者がしゃしゃり出て誠に申し訳ありません、こんな例文、、、で訳の訳の分かったよう判らないような解説にもならん解説めいたものを。



We have successfully introduced the latest system to the newly-established organization.


もし、「introduce A B」「AをBに導入する」と「to」が無くてもよいとなったら、、、、こんなことが受身形では起きてしまう。



The system has been successfully introduced by us [to] the newly-established organization the system.


[to]はどうしてもあそこに無ければならない、、、(笑)
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「call」のギャグを知っていますか?


ハワイのホテルである日本人客がコンセルジュに、
Please call me taxi!
と毎朝叫ぶので、ホテルの職員からも他のお客からも「Mr. Taxi」とよばれるようになったとさ。(爆)
もちろん、
Please call a taxi for me!
ですよね。動詞には使い方により異なる意味があります。
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