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首都圏に暮らしている私にとっては、何ら不自由の無い環境で、このような「悩み」は「ぜいたく」なことなのかもしれませんが、年々「行って見たい!」と思えるコンサートが少なくなって来ています。
私が出向くコンサートは、オーケストラが主体のもの(交響曲、管弦楽曲、協奏曲)で、オペラや室内楽、リサイタルには行きません。
(あまり普段も聴く事のないジャンルなので)

私がそのように考える一番の原因は、演奏される「プログラム」にあります。
どの楽団も(来日するオケは特に)やはり「名曲志向」が強く、人気のある曲や有名な曲を中心に選曲していると察します。
指揮者やソリストに不満はまず無いのですが、プログラムについては正直「またこの曲か!」とガッカリしてしまうことが多いです。
(もちろん、興行としての集客性やあまりクラシックを聴いた事のない人のために、という理由があることも理解しています。)

でも、個人的には「もっと意欲的な、刺激的なプログラムを組めないものか」という願望が強くあります。
(滅多に演奏されない作曲家、有名作曲家の知られざる作品、オケの力量が存分に試されるような作品、作品の時代背景や選曲に、きちんとした意図や思想が感じられるもの など)
ある外国人がコラムにて、「日本のオーケストラは、演奏の質は高いが、プログラムは最低だ。」というような内容の文を書いていて、大変共感を持ちました。

そこでよろしければ皆さんにお尋ねしたいのですが、どのようなことを基準に聴きに行くコンサートを選んでいるか、またそれはなぜか、教えていただけないでしょうか?
また、私と同じように組まれる「プログラム」に要望や、密かに「ぜひやってもらいたい!」と思うコンサートなどについてお考えがありましたら合わせて伺いたいと思います。(私の考えに対するご批判でも構いません!)

A 回答 (4件)

I)曲目→JS、バッハの2台のチェンバロのための協奏曲(

http://ml.naxos.jp/album/CD92.129 )
II)使用楽器→横田誠三製作の北大の倒木ポプラを用いた、所謂「ポプラチェンバロ」(http://www.h4.dion.ne.jp/~y-cemb/popularcembalo. … )
III)奏者→
("北大「ポプラのチェンバロ」演奏会のお知らせ"より)水永牧子(http://www.hokudai.ac.jp/shinchaku.php?did=25 )
渡邊順生→http://www.cembalo.com/frame_profile.htm
の両名
IV)会場→日大カザルスホール
御茶ノ水「カザルスホール」来年取り壊し?(http://d.hatena.ne.jp/akio71/20090205/p1 )
(2010年3/31迄の予定との事)

(No.3の遊び心の比ではない)"顰蹙を買う"悪戯心との切口からの内容にて、質問者さんのみならず、真っ当な内容を織込まれておられる、No.1&2の御2人にも引続き、お詫びして置きます。

尚、置土産的に次の道新の(雰囲気だけは伝わる筈の)動画付URL(http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/video-archive/ … )を貼り、再度の拙いカキコみを閉じます。失礼致しました。
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この回答へのお礼

さらなるご回答ありがとうございました!

お礼日時:2009/06/22 17:24

私の主たる興味の"地理&国際経済&国際問題"関連の関係者の組合せとの切口からですから、芸術性が非常に乏しい、"ミスマッチだけど聞ければ面白そう!?との色彩を帯びている点を前以て深謝して置きます。



I)(初代ポーランド首相も務めた)パデレフスキ(http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C7%A5%EC … )のピアノ協奏曲が加わっている事

II)ピアニストは旧西独首相だったH、シュミット(http://lemonodaso.exblog.jp/2007744/ )たる事 但し耳が相当不自由らしいのが・・・
III)コンダクターは(声楽家を振出に、ソニー会長も務め上げた)大賀典雄(http://www.event-nagano.net/pc/detail/3142.html )
の各氏

IV桐朋学園オーケストラ(http://ml.naxos.jp/artist/46133 )

解説:ご存知かと思われますが、桐朋学園の理事長を長らく務められたのは三井不動産会長でもあっった故江戸英雄氏(http://manabow.com/pioneer/mitsui/index.html )で長女が江戸京子との関係なのです。

V会場はサントリーホール →背景の説明は不要でしょう。

(2009年6/17)現時点で、ご存命な方々、現存する団体&施設 を寄集めて見ましたから、一応は成立ち得ます。(スケジュールやギャラの問題を一切無視すれば ですけども)

尚、レベルに関しては決して低くない筈 と私は確信したいものです。
例えるなら演歌歌手の八代亜紀が画家として、 又推理作家の和久峻三が写真家として各々玄人でも通じるが如く にです。

邪道なのは熟知済ですが、 偶には"遊び心も"と言う切口から・・・考えるだけなら宜しかろうと

最後に拙いカキコみにて失礼致しました。
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この回答へのお礼

>邪道なのは熟知済ですが
いえいえ、大歓迎ですよ!いいですね~。パデレフスキ!もし、演奏されたら「日本初演」(?)になるんでしょうか?
下のリンクのCD持ってます。
 http://www.naxos.co.jp/title.asp?sno=8.554020&co …
 (あとCDでは、ハイペリオンのシリーズくらいですよね)
私としては、メネトルのピアノ協奏曲第2番を、ぜひ生で聴いてみたいです!
 http://www.naxos.co.jp/title.asp?sno=8.553390&co …
 (いつになるかわかりませんけど・・・ でも待ちます!)

ベートーヴェンやスメタナの例もあります。やってやれないことはないのでは?
(ピアニストしてのレベルは測りしかねますが・・・)
大賀さんは私も一度、拝聴したいと思っている人物です。ギルバート・キャプランみたいに企業家からの指揮者への転身、うらやましい限りです!「例えるなら~」の部分、最高です!(v^-^v)
そして演奏させるのが、学生オケとは!渋すぎです!
これも個人的に「音楽系大学の学生オケはいかがなものか?」と、興味津々ではおります。
機会があれば、値段も安いし、聴き巡りでもしてみたいですね。ありがとうございました!

お礼日時:2009/06/17 21:04

こんばんは。


私はまだ若造なので年数がたっていないのですが、それでも在京オケのコンサートに暇を見つけて通い続けています。
正直、私も似たような悩みを持っていますね…。どこのオケもDMを送ってきますが、「またこの曲目か…、この作曲家なら、これよりも多少マイナーだがこっちの曲の方が好みだ」とか、「この曲はもうここ数年で5回くらい取り上げられているのに、なぜ自分の好きな曲は取り上げられない?」なんて考えて、結局捨ててしまう事が多いですね。
また、作曲家にもかなり偏りがありますね。少しでもマイナーな(といっても世界的には十分有名な)作曲家になると、1年に数回遭遇できればいいほうですもんね。そのような曲目が取り上げられていれば、たとえアマオケであっても聞きにいきます。

逆に自分が知っていて、普段演奏会で取り上げられないようなややマイナーな曲が取り上げられているだけで、指揮者が誰であろうが、行こうかなという気になります。
自分が聞きたいプログラムはいくらでも妄想できるし、おそらくコアなファンの方も(具体的な選択は違えど)同じような事考えてるんだろうなーと思ってます。

ただ、同時にこうも考えます。「今クラシックを聞く人ってどれだけいるんだろうか。コンサートが黒字か赤字かしらないが、黒字にしても、利益としては僅かなのは確かだろう。だとしたら、もし我々のような、コアな愛好家ばかり贔屓していたら、運営が成り立たなくなるのではないか。どうしても、最大公約数的なプログラムにはなってしまうが、それでも、一定のレベルのオーケストラを定期的に聴けるのは、幸せな事なのではないか。」
それに、プログラムをよく研究していると、確かにメジャーな曲目が多いのですが、選び方にこだわりがあったり、多少冒険して斬新なプログラムをもってきているな、と感じる事も少なくないです。
プログラムを読んでみると、そのこだわりが書いてあったりしますよ。
できる範囲で、努力はしているんだな、と一応考えています。でもこれは楽団にもよりますね。具体名は挙げないですが、ひどい所は本当に仕方なくやっているという感じですね。
聴衆も出されるものを受け入れるタイプの人が大半なんじゃないでしょうか。無批判で、審美眼を持たず、音楽が止まったとかでない限り、大抵はどんな演奏をしても、拍手をする。すると、「この程度でも客はまた来る」みたいな考えも出てくるんじゃないでしょうか。それがプログラムにも「これとこれを並べればとりあえず入るだろう」みたいに、現れているかもしれませんね。
すみません、少し脱線しました。

でも、思い入れの強い作曲家ならば、例え2回同一プログラムでも2回続けて行ってしまいますね。例えば私はマーラーやワグナーが好きなのですが、ワグナーやマーラーがプログラムに上がっていれば、ほぼ反射的に予約してしまいます。もちろん、聞いて後悔して心の中で文句を言いながら家路に着く公演も多いのですが。
やはり、本当に好きな曲は、何度聴いても飽きないな、とつくづく思います。
結局、プログラムを見て、またか、と思う曲は、それほど自分が求めていないだけなんだな、と思っています。逆に好きな曲なら時間があれば10回でも100回でも聴きたいですから。

後は、やはり演奏者でしょうね。この演奏者が好きだというのがあれば、曲目は気にしないです。私はまだ20代前半なのですが(ガキがエラソーにこんな意見書いてすみません)、物心付いた頃には、私の好きな指揮者はほとんど天国へ行ってしまっていました…。信じられないくらい誰も残っていないんです。すごくショックで、生まれる時代を間違えたかなあと思いました。でも、悔やんでも仕方ないので、まだ存命の指揮者の演奏を(大変失礼を承知で)聴ける時になるべくたくさん聞いておきたいと思ったんです。
もちろん、曲目を事前に聞いて研究はします。ですが、自分にとってそんなに親しみのない曲でも、その指揮者の演奏に触れられるなら行きたい。そう思える人が、今も何人かいます。識者のことばかり書きましたが、演奏家の巨匠も同じです。若い人の演奏を聞くときも、基本的にそのようなスタンスです。
本当は、何も考えずに楽しむ方がいいんでしょうけどね。
まとまりのない文章で本当にすみません。
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この回答へのお礼

>ガキがエラソーにこんな意見書いてすみません
いえいえ、こんな質問にご回答くださり、大変ありがたく思います!自分もチョッち年上なだけですから。

>もし我々のような、コアな愛好家ばかり贔屓していたら、運営が成り立たなくなるのではないか。
ファンとしてではなく、楽団の運営側からすると、これがもっとも優先されるべきことなのだと思います。だから私もそこまで理不尽な要求をしようとまでは思いません。(^_^)
「名曲」を演奏することは構わないんです。だからこそ今まで演奏され続けているわけですし。
でも、ハンス=ロットやヨアヒム=ラフの交響曲、ブゾーニのP協奏曲が生で聴けたときも、すごく感激しました。(「こんなレアな曲が生で聴けるなんて~!」いや~興奮しましたね~(^_^))
他の方のお礼にも書きましたが、「知られざる作曲家、作品」にも、もっと注目してもいいのではないか、「探究心」という気概があってもバチ当たらないですよねってことなんです。私の考えは。

>できる範囲で、努力はしているんだな、と一応考えています。
もちろん、そうだと思います。そうであって欲しいですよね。マニアックなファンとしては(^_^)

>聞いて後悔して心の中で文句を言いながら家路に着く公演も多いのですが。
ヴッ。痛過ぎるほど、気持ちわかります。好きな曲って思い入れが強いですもんね。まあ、完璧な演奏は望めないのもわかってはいるのですが。

指揮者やソリストに関しては、よくリサーチしているというか、言い方は適当ではないですが「発掘」して来ているなと思います。指揮者では神奈川フィルのシュナイト氏、札幌響のエリシュカ氏は「よくぞこんなスゴイ人を!」って思います。
今後もお互い期待しながら、クラシック音楽ファンを続けていこうではありませんか!

お礼日時:2009/06/17 11:26

田園,新世界から,「あまり興味ないなぁ…」と思います。


そう思いながらも,行ってみると生の良さで楽しめますが,
初心者の頃のような感動がないのも事実です。
音楽を聴き始めた頃に何度も何度もレコードで聴いた曲は
興味が薄れていますが,今でも好きな曲は,そうでもありません。
チャイコフスキーの悲愴など,演奏にもこだわってしまう曲は,
感動とまではいかなくても,演奏会の帰り道に余韻が残って,
考えさせられることはあります。
好きな曲と関心が薄い曲との違いだろうと思います。
やはり,よく知っていて「あまり興味ない」と思うプログラムよりは,
好きな曲,または,経験がない曲を選ぶのが満足度が高いと思います。

国内オーケストラは何度も聴くチャンスがあるので,いろんな層の
客を集めるために,いろんな曲目を扱うのがいいと思いますが,
来日オーケストラは,「なぜ,このプログラム?」と思うことがあります。
日本人は,このような曲しか知らないと思っているのか? 
それとも,そのような知名度の高い曲でしか集客する自信がないのか?
国内オーケストラに比べて料金が高いので,来る人たちは,
ある程度,いろんな曲を知っている人たちだと思うのですが…。

行ってみたいと思うものは好きなソリストでの協奏曲がまずあります。
その場合,曲目は問いません。レーピンやキーシンは興味があります。
曲目よりもソリストが目当てです。
協奏曲以外では,なかなか実現が難しいと思いますが,
ベルリオーズのテ・デウムのような超大編成のものが思い浮かびます。
生で聴くとどんな響きなのだろう,どんな迫力なのだろうと
とても興味深いです。これはまだ生で聴いたことがありません。
この曲を企画すること自体が難しいと思いますし,また,
ある程度,実力が確かなオーケストラ,合唱団で聴きたいので,
聴くチャンスはないだろうと思っています。

この回答への補足

(ホントはもっともっとコメントをしたかったのですが、字数制限で大変手こずり、続きを分けました。文章が前後して読みづらいかもしれませんがご理解下さい。)

―「回答へのお礼」の続き―
最近、ショスタコーヴィッチのVn協奏曲に果敢にチャレンジするソリストを多く見受けるようになりましたが、同様にもっと実演の少ない曲に挑戦する人が出てきてもらえればと、個人的に思っております。
「聴きたいと思う曲を演奏してもらう」などということは、クラシック音楽ファンにとっては「究極の贅沢」かもしれませんが、とある地方のCDショップの店主曰く、「世に知られずに埋もれていく曲を日の目に…」という考えが演奏家や愛好家からもう少し広まっても良いのではと考える次第です。

補足日時:2009/06/13 22:27
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
私も何度も聞き慣れていてお気に入りの演奏というものがある曲については、「この指揮者でこのオケなら」という期待のもと、会場に乗り込む(^^)のですが、好みの演奏ではなかったりすると、いやらしい話ですが、「チケット代が…」などと考えてしまったりします。今では1000円くらいで往年の巨匠の演奏がCDで購入できる時代です。その5倍も6倍も支払わせておきながら、都合の良い演奏をされるほど不愉快なことはありません。(これはかなりキツい、または一方的過ぎる考えかもしれませんが…)
であれば、意欲に満ちた、失敗するかもしれない曲にチャレンジしてくれた方が、その意気込みを断然評価したいと思うのです。在京のオケでは、新日フィルのアルミンクや、東京フィルが「多目的」にプログラムを組むなどは期待したいと思っています。
「来日オーケストラは,「なぜ,このプログラム?」と思うことがあります。」
まったくの同感です!どうせなら日本人が知らない作曲家の曲や、「私たちの国にはこんな素晴らしい曲もありますよ」的なことをしてもらいたいものです。それに日本人の作品が盛り込まれることも減ったように感じます。シャルル・デュトワ氏がモントリオール響や、フランス国立管を率いてのプログラムは、どの公演も行ってみたくなる魅力的なものでした。
「曲目よりもソリストが目当てです。」
そうですね。例えば、2つのオケの定演に出向く予定だとして、プログラムの協奏曲が同じであったとしても、演奏解釈や表現の違い、円熟、若手などの聴き比べが出来るという楽しみもあると思うので、曲はそのソリストを知る「素材」であって、「この名曲をいかように料理するのか?」という見方もあると思います。

お礼日時:2009/06/13 22:18

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