マルチ商法について教えてください

Question

大学時代から仲のいい友人にマルチ商法の勧誘を受けました。
こういった連鎖販売取引についてはそこそこ詳しいつもりなので、いい歳してアホか！と唖然としました。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、特定健康食品を扱うモナヴィーという会社です。宣伝文句としては
１，2005年設立後アメリカで爆発的な成長を遂げた

２，日本法人が設立されたのは2009年2月であり、ユニレベル（マルチ独特のランキング）上位に食い込むことができる

３，過去のマルチ商法の問題温床となったブレイクアウェイ方式（自分の枝下が大きい商品購入をしていることが条件のため、ノルマ維持のために在庫を多数抱える問題）をとらず、バイナリーと呼ばれる枝の拡大とユニレベルのハイブリッド商法でビジネスチャンスを得られる

というものです。

この友人はこれまで、女性下着関係のマルチチックな商法の胴元企業で働いていたので、この手の商法には詳しいはずです。しかし何故？
話を聞いていると、妻の幼なじみが妻に持ちかけてきた。その幼なじみが、ユニレベルの上位で日本で6番目ぐらいのポジションにいるので必ず儲かると言うのです。
おそらく、過去マルチ商法で解散した人材が耳障りの言い方法で設立したと思っています。実際、アムウェイの上位陣が名前に挙がっているようです。

むろん、商取引でニューウェイズのように経済産業省から排除勧告を出されたものもありますので、健康食品で健康増進して健康の輪を広げるという美談を徹底しています。さらに、購入したら1ドルをアフリカに募金するという美談をも作り、目的を誤魔化すという工作に余念がありません。

友人が言うには、現在入会すれば上位に入るので下にバカを作れば絶対儲かるとひたすら言います。通常考えればわかりますが、「自分はユニレベル上位だからキミも上位に入って儲かるよ」という売り文句をそのまま下に広げていく商法です。あるタイミングで、宣伝文句を「健康のために！」と変えるんだと話していますが、それこそ不可能な話であるのは想像するにも及びません。もう枝葉が広がっているのにどうやって管理するの？となるはずなのに…。

さらに、複雑な還元システムで絶対にディストリビュータに還元されないように感じます。在庫を抱える必要がなく、自分で健康のために買って自分の下には会員になる情報を提供する。とのことですが、何故小売価格とディストリビュータ価格があるのかも疑問です。

いろんなことを聞くと「専門の人に聞いてもらった方がいいから説明会に参加してくれ！」と他のマルチと何ら変わりがない図式です。

この友人は大事な友人ですし、こういった部分で思ったことを全て言うと絶対に揉め事になります。なんせ面倒な条件が揃っており
・嫁が説明会運営スタッフ
・本人はマルチ商法には明るいと自覚しているため、説得が難しい
・絶対に儲かると信じている

という信仰宗教感化された人に近い状態です。
一応「行ってやってもいい」とは言いましたが、正直行けば余計に問題が大きくなりますし、自分が巻き込まれたくないのではなく、この友人家族を気づかせてやらねばならないと思っています。

そこで、
・そもそもどういった組織で親玉はどこのだれなのか
・どういった商法で、穴はどこなのか
・どう説得したらよいのか

をご教授いただけませんでしょうか。
詳しい方いらっしゃいましたら教えてください。
長々とすいませんが、何卒宜しくお願いします。

Crystalize · Accepted Answer

No.2です。補足の回答ありがとうございました。状況がよく分かりました。

お気持ちよく分かります。大切なご友人なので、他人事とは思えなくなっているという事ですよね。

まず、他の方も書かれている通り、そのご友人は今はマルチビジネスで頭が一杯になっているので、説得することはできませんし、それはあなたがやってはいけないことだと思います。どんな状況であれ、ご友人は自らの選択でその道を選んでいるので、あなたが辞めて欲しいということは、その友人を操作することになります。自分の天国は相手の地獄になり得る事もあります。

あなたにはあなたの意思があります。お気持ちよく分かりますが、ご友人の家族の責任はあなたにはありません。あなたにはあなたの人生があります。無理にご友人に合わせたり、友人の家族について考えることは、あなたは他人を生きることになります。

もちろんマルチビジネスについては否定はできませんし、それでうまく行っている人もいるでしょうが、あなたが興味が無い以上、相手から操作されている状況になるので、友人関係を健全なものにするには、その話に私は興味はないんだと直接的に伝える必要性があると思います。もし、これでも話をしてくる場合は、とても残念ですし切ないかもしれませんが、その友人とは距離を置くことになるかもしれません。

以上ですが、ちょっと趣旨とずれたかもしれませんが、何かの参考になれば幸いです。

kouun-takamura · Answer

縁を切るのが一番かと思います。
そういう商法に疑問を持たない人を説得するのは至難の業ですよ。

>ユニレベルの上位で日本で6番目ぐらいのポジションにいるので必ず儲かる

つまり、これから友人さんやあなたが勧誘する相手は必ず儲かるとは限らないわけです。
何番目のポジションまでなら必ず儲かるんでしょうね。
６番目の人に勧誘受けないと儲からない？ならば誰も友人さんの下には付きません。
今参加すると、友人さんやあなたは何番目になるのか。

この点だけでも既に穴だらけです。

何人勧誘して何人参加させて、その人たちがいくら購入すれば収入がどのくらいになるか。
それを計算すれば馬鹿馬鹿しいとわかるはず。
でも、洗脳受けていると鼠算の計算さえしないと思います。

>健康食品で健康増進して健康の輪を広げるという美談

これも表現としては微妙です。はっきりと健康に良いと言ってしまうとダメなはず。
そして、こんな表現していると絶対に過剰表現をする人がでてきます。
http://www.sos-file.com/sossos/m_monabi.htm
ここでは既に変な売り方してそうな情報が。

http://www.monavie.cx/
モナヴィーのサイトはここですね。
「モナヴィージュースは現時点では個人輸入のため、法律によって小売は出来ません」
ということは、日本では認可されていない薬効成分が入っているということかな。
個人輸入なのに、マルチ商法の仕組み・・・・・。なんか妙です。大丈夫なんでしょうか。
MLMの説明もロクにないから、これも法的に大丈夫なのか・・・。

会社概要さえない公式ページは異常すぎます。こんな企業を信用している時点で正気ではありません。
時間をかけて少しずつ疑問を提示していくしかないでしょう。

dragon2 · Answer

「絶対儲かるから」

マルチ系の勧誘の時によく使われる言葉ですが、儲かったやつをオレは見たことがありません。

なので、この手の話をするヤツには

「おぅおぅ。２・３年でがっぽり儲けてオレに車の１台くらいプレゼントしてくれよ。そしたら話くらいちゃんと聞いてやるから」

といいます。

２～３年というちょっと長めの期間を置くのがミソです。

dai-ym · Answer

マルチの問題はちゃんと商品があるため、違法な商法にはならない。（ねずみ講とは違う）
しかし、マルチの性格上、普通の商売でいえば問屋がいくつも間に入るような状況になるためにもの凄く割高な価格になってしまう。
木に近い人間は、エンドユーザーの方を向いて商売をしないで、枝の方を向いて商売をしてしまうため、エンドユーザーの求める商品にならないことが多い。

しかし、マルチをやろうと考えている人は自分は木に近いんだと思っているために儲かると信じているためになかなか説得は出来ません。

何のために仕事をするのか。
何のために金儲けをするのか。
その儲けた金をどう使いたいのか。
そういう部分にちゃんとした考えや思想がある人は、そのような商売をしません。
結局仕事は金儲けのためだけでしかなく、贅沢をするためだけに金をもうけたいという欲深い人が泥沼にはまってしまうものです。

目を覚ませばマルチなどやめると言う考え方は間違いです。
仕事やお金に対してしっかりした考えを自分自身で持たないと無理です。
残念ながら友達はそういう部分の考えを持たないでここまできてしまったということです。

boke-chan · Answer

そこまでマルチに詳しいのならご存知でしょう。
熱くなっているうちは、説得はムリだという事を。
仮に正しい理屈を言ったとしても、納得はしません。

いつか痛い目に合って、
目が覚めたときに、周りに誰もいなくなって、
自分のやった事の愚かさに気がつく。

これがマルチの一般のパターンです。

その時に、そばにいてあげて下さい。
それが友人です。

あるいは、質問者が命を賭けるほどの覚悟があるなら
何らかの方法もあるかもしれませんが。

Crystalize · Answer

こんにちは。お気持ちお察しします。大切なご友人との事なので気を遣いますよね。各々の内情等については不明なので詳細は分かりませんが、私はこの手のビジネスを表面的な部分でしかありませんが、いろいろと見てきました。

ただ、今回の件で「この友人家族を気づかせてやらねばならないと思っています」という点が気になりました。具体的にはどのようにしたいのですか？

chattarina · Answer

典型的なマルチの問題ですね。状況お察しします。
しかし、ご質問にある３点は問題の解決の糸口にはならないと言うことを
まずご理解ください。

・そもそもどういった組織で親玉はどこのだれなのか
・どういった商法で、穴はどこなのか
・どう説得したらよいのか

まず最初の
・そもそもどういった組織で親玉はどこのだれなのか
については
それが分かったところで法的にあなたが太刀打ちできる方法がないということです

次に
・どういった商法で、穴はどこなのか
これについては　いくつか方法がないわけではありません
まず、ご指摘のマルチ商法ですが、法的にマルチ商法を直接取り締まる
ことはできません。
ただし、特定商取引に違反する内容の営業活動があった場合は可能です。
ただ、この場合は消費者センターが動き出すまでに時間が相当かかることと、
あなたが個人で戦うには弁護士費用などの面からお勧めできません。
また、友人自体を告発することにすらなりかねませんね。

以下参照　http://www.meti.go.jp/policy/consumer/tokushoho/gaiyou/rensa.htm

最後の
・どう説得したらよいのか
についてですが、残念ながら　そこまで行くともうおしまい状態です。
しかし、質問者の方も現実に目を向けていただきたいのですが、
友人が言うように馬鹿をリクルートすると言うのが彼等の狙いです。
世の中には「搾取する側」「搾取される側」この二者しか存在しません。

それこそ食物連鎖のように弱者（この場合は世間知らず）が強者に食われてしまう
という連鎖はどんなに時代が変わっても、消えることはありません。
そうやって世の中も経済も回っています。

是か非かと問われれば非です。
善か悪かと問われれば悪です。
しかし、それは人の価値判断がするものであって（場合によって法律も）
基本的には道義的に本人がどう捕らえているかに委ねられています。


あなたのお金に対する考え方、人生に対する考え方について
膝を突き合わせてコンコンと語るしかないでしょう。
ただし、相手にとっては手段を選ばずお金を稼ぎ、大切な家族や自分の人生設計を
守るという大儀がある以上、その生き方を否定することはいけません
ね。

あくまでも、あなた自身は友人からは甘いと言われるかもしれませんが、
どんな事情があったとしても「自分の理念に反する」と伝えるべきでしょうね。


友人も、もちろんあなたのことが大切なので
「儲かる」（かもしれない）可能性を共有したいのだと思います。

「君の生き方や価値観を否定する気はまったくない」と言う姿勢と

「僕の生き方や価値観も甘いと言われても認めて欲しい」と言う姿勢を

しっかりと示してみてはいかがでしょうか。


最後になりましたが、
私もかつて悪徳ではありませんでしたが、同様のシステムを取り入れた販売をするとあるメーカーの役員をしておりましたので、
被害者が出るような事態にだけはなってほしくない　と強く願っております。

マルチ商法について教えてください

No.2です。

縁を切るのが一番かと思います。

「絶対儲かるから」

マルチの問題はちゃんと商品があるため、違法な商法にはならない。

そこまでマルチに詳しいのならご存知でしょう。

こんにちは。

この回答への補足

典型的なマルチの問題ですね。

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