プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

どこのスレッドでやるべきか迷ったのですが、よろしければお答えください。

2点質問があるのですが、1点でも良いので興味がわきましたら回答お願いします。

1、
アメリカでは、『トイ・ストーリー』の成功以降、白雪姫のような手書きアニメから、CGアニメーションに取って代わり、まさに「CGアニメーションは、手書きアニメを職にするアニメーターを脅かす存在になった」と言える状況です。現に、当時のアメリカ国内アニメーターにとっては、職人の大規模リストラの原因になったため脅威なんてものではありません。

しかし、日本ではまだそこまでは行かず、「脅威になりつつある?」と言った感じかと思います。

そこで質問ですが、今後日本でもCGアニメーションは、手書きアニメを職にする「アニメーター」を脅かす存在になると思いますか?


2、
これは私の意見なのですが、それに関して思ったことがありましたらお願いします。


日本のアニメは、アメリカとは違って、「手書きアニメの表現」を求めるファンが大半かと思います。つまり、日本のオタクと呼ばれる方々は、アニメーションが好きなのではなく、アニメが好きなのです。


そうなると、アメリカのような大規模な変革がおきるか疑問です。


仮に、技術的に完全な手書き風CGの表現が可能になっても、古めかしいアナログアニメを、莫大なコストをかけてCG映像で再現しているようなもので、企業経営側としても効率的とは思いません。(背景空間移動のカットやパンするカットは、逆に3Dのほうが効率が良いので、日本でも多く取り入れられています。ただそのよいうなカットは一部で、大半は手書き向きです。)


よって私は、今のアニメファンが「手書き風アニメ表現」を求める傾向がなくならない限り、日本古来のアニメ作画表現を支えているアニメーターの職種がなくなることは無いと思いますがどう思いますか?

A 回答 (6件)

CGの仕事をしております。


現状(2013年)でいくつかTVアニメでCGが使われていますがその制作には、まだまだいろいろな問題点があります。そのひとつにレンタリングとゆう行程があります。(詳しくは、ネットなどで調べてみてください)
そのレンタリングには、かなりの時間と費用がかかっていますが、その行程を得て完成した映像をつくっているのです。
ですが現在開発が目覚ましいリアルタイムレンタリングとゆう技術が世に出始めています。これはそのレンタリングの行程をごっそりなくしてしまうとてつもない技術です。
もしその技術がさらに開発されて世の中に広まればCGアニメータの作業負担が減り作画アニメータの人たちよりも作業効率が断然あがることが予想されますのでテレビアニメから作画を使用した作品は、劇的に少なくなり、作画アニメータで生き残れるのは腕のある方にかぎられるでしょう。
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1.プロが作るCGアニメよりも、アマチュアが簡単に作れるCGアニメが普及すれば世の中が大きく変わります。

アマチュアでも簡単な操作でリアルな動きが実現出来るCGアニメが作れるソフトが普及したら、CGアニメに対する視聴者の価値観が変化し、評価が大きく変わって、ありふれた表現効果では高い評価を受けないようになるでしょう。

 現在のCGソフトでCGアニメを作るのは時間がかかりますし、微妙な表現が難しいですが、実写に近い表現も、アニメ的な表現も含めて、かなり高度な表現効果が実現出来るソフトが発売されています。プロの世界のCG技術の開発競争が脅威なのではなく、誰でもCGアニメが作れて、インターネットに公開出来る時代が来るのが大変な脅威となるでしょうし、そういう時代は、すでに始まっています。

2.手描きアニメは技術的な模倣が出来ない間は生き残るでしょうが、いつまでも続くとは限りません。たとえば、漫画家の描き方を模倣して漫画が描ける3DCGソフトが、すでに発売されていますし、CGアニメでも同じものが作られるかもしれません。

 現在はCGが人間が描く能力や実写の映像に近づく技術開発が進んでいる時代です。プロが手描きアニメを作れるのは今だけで、やがては全てがCG技術に置き換わり、誰でもCGアニメを作る時代に変わるでしょう。

 そうなったら、本が売れない、漫画が売れない、と言われているのと同様に、アニメも売れない時代が来るかもしれませんね。アニメに限らず、映画も含めて、映像メディア全体が斜陽化する時代が迫っているように感じます。
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某CGアニメーターです。


まずはじめに自分の意見は「なりません」です。
それにスキル的に手書き出身の人をCGに引っ張ってきた方が、専門学校でちょろっとパソコン覚えたようなCGアニメーターを雇うよりよっぽどいいので、自分は危機感を思っています。(笑)

ただひとつ言えるのは「別物だから大丈夫」とかっていうのは思い込みだと思うのですが。。

たとえばゲームの話(アメリカ)、若い世代はGTAだとかコールオブデューティとかで育っていますよね。その人たちは日本のRPGはやりたがらないそうです。なぜなら古臭いというイメージがあるから。

自分は若い世代ですが、日本でもこの風潮は少なからず感じています。
中堅の方は感じていないでしょうが。
(なんてことを言ったら怒られそうですが、怒る時点でわかってないですといいたい。「今」の根拠をいくつ並べられてもそれは「今後」にはなんの説得力もないです。といいたいけど怒られるw)

変革は起きても不思議ではないと自分は思います。自分はまだ受け入れられる世代ですが、今後さらに出てくる若い世代が「アニメ古臭いな」と思った瞬間から変わるんではないでしょうか?
むしろ、なにも起きない方が変ですし、変革が起こる前提でいろいろ考えていたほうが楽しいじゃないですか!!(すみません楽観的なところがあります・・こりゃあ叩かれるなw)
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よく考察していると思います。



1、CGアニメは「アニメーター」を脅かす存在になるか?

日本のクリエイター達はCGとアニメをまったくの別物という認識で分けていますので職業自体が別であり、指示をする客層もまた異なります。また日本の手描きによるアニメーターは海外のそれとは比べ物にならないほど低コスト高クオリティーですのでCGを起用する事においてのメリットがあまりありません、強いて言えば目新しさ程度でしょうか。一時的に話題にはなるが名作として語り継がれるようなものはまれ、と言った感じになるでしょうね。
という訳で回答としては「なりません」。

2については似たような意見になりますのであまり書くことはありません。
アニメの一部(背景やメカ等)をCGで表現する事にとどまると思います。
というかCGオンリーの作品で何度もコケてますしね…、海外がCGに寄れば寄るほど日本アニメの需要は増すのではないかと。

脅かしているのは後継者がいない事ですかね。
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アメリカでの状況を知らないのですが、その解雇の話は事実ですか?


トイストーリーは3Dアニメです。それがすぐに従来の2Dアニメの脅威になるというのは考えられません。
しかし3Dにおいても、従来のアニメのような手書きに見えるような表現が可能になってきました。
たとえば、カップヌードルのTVCMになっていたSFアニメはすべて3Dソフトで作られていました。
ロボットアニメのロボットは今はほぼ3Dソフトです。

3Dとは別に、手描きアニメ作品の着色作業で、コンピュータを使う例は多くあります。セルと呼ばれる透明のフィルムに色を塗るのではなく、パソコン上で塗ることができるのです。これは、下準備さえ出来ていれば、素人でも綺麗に塗ることができます。
つまり、した働きの人間は専門技術を学んだものではなく、素人のアルバイトでも間に合ってしまうのです。だから、3Dではなく従来の2Dのアニメでもパソコン導入により、『CGアニメーションは、手書きアニメを職にする「アニメーター」を脅かす存在』となっています。

元々日本でのアニメの業界は待遇が悪いので、人件費の安い近隣諸国への下請け発注により、国内のアニメ業界はかなりガタガタです。
そこにCG技術が入ってきました。
元々「職」というより「有償ボランティア」のようなものだったのですよね。

TV局の下請けいじめも少なくなりそうですし、国も姿勢としてはアニメ業界に理解を示しています。
CG技術により業界がリストラクチャリング(再構築)されるのは間違いないでしょう。既に進みつつあります。職人さんも、求められる技術が違ってきますし、必要な人材の数も違ってきますので、新しい技術についていけない人が辞めざるを得なくなるとは思います。

業界にお金が無いからこそ、こういう動きはアメリカよりゆっくり進むと思います。
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現在のCGの技術ではまだ「自然な動き」が出ないんです。


出そうとすると莫大な計算機資源と解剖学や流体力学などからして研究し直す必要があるんです。
なので、CGで作ると「のっぺり」した動きになってしまいます。
そこは人間がCGを補完してやらねばならないので、ものすごくメンドイ。
だから、ピクサー・ディズニーのように「お金に糸目を付けずに」作ったもの以外は、特に大画面では見るに堪えません。
なので、宮崎駿さんのようにシャープペンを鉛筆に戻して画面に呼吸をさせなくてはならなくなるのです。
でもピクサー・ディズニーの蓄積がいつか手描きを不要にしてくれることもあるでしょうが、今度は誰かがまともな舞台監督をしてやる必要が出て来ます。今は作画監督と監督が助け合って作っていますが、最終的には黒澤明監督のような天才が出てこないと「歴史的な名画」はやはり出来ないのです。
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