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another の通常の意味や使い方は一応分かっているつもりですが、ある講師がこう教えてくれました。

まだ述べていないモノに「another」を付けると、自動的に「2つのモノのうちの一方」という意味になる。例えば「another feature」といきなり言えば、「2つ特徴があって、そのうちの一方のことね」と理解される。

とのことなのです・・・今まで聞いたことのない用法・意味なので驚きました。これって本当ですか?

A 回答 (9件)

私も、その講師による同じ内容のセミナーを受けました。



当時話を聞いている時は、ご質問の点については同様に引っかかりましたが、何かの間違いだろうと適当に受け流しておりました。このたびこのご質問をお見かけして、当時の配布物などを使って調べてみました。

まず、この音楽祭のHPを確認しましたところ、その2本柱というのは、「演奏会」(お手持ちの用紙では、最初の段落に載っています)とこの「講習会」であるようです。

ご確認いただければお分かりになると思いますが、その最初の段落には「演奏会」のことは述べられているものの、それが「2本柱」のひとつであるという記述はありません。

そこで講師は、おそらくこの第2段落で初出の「2本柱」という表現を避けて、ご質問の箇所において、単に「演奏会以外に、もうひとつ目玉となるもの(another feature)がある」と表現したのだろうと考えられます。

こう考えると、ここでanotherを使うことは間違ってはいません。ただし、そのご質問の点に関する講師の説明には、他の方々がご指摘のとおり、誤りがあります。なぜそのような理解をされているのかはわかりません。

念のためではございますが、私は技術翻訳(特許翻訳)を仕事としておりまして、英検1級及びTOEIC990を保持しており、通訳案内士試験にも合格しております。
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この回答へのお礼

ご投稿感謝します。奇遇ですね。それにすばらしい資格をお持ちですね。

おっしゃる意味がよく分かりました。また、出典元まで辿られたのですね。該当の音楽祭のHPを探して見ましたが、そこには明確に「2つの柱が演奏会と講習会だ」といったことが説明されていました。セミナの場では無理な話ですが、そういった作業は実務上は確かに必要な作業ですね。要は解釈の問題になってくるのだと思いますが、第1パラグラフに登場する「演奏会」が2本柱の1本であると認識・断定する(できる)か否か、それにより訳し方は様々になるのでしょう。

ただ、
> そこで講師は、おそらくこの第2段落で初出の「2本柱」という表現を避けて、ご質問の箇所において、単に「演奏会以外に、もうひとつ目玉となるもの(another feature)がある」と表現したのだろうと考えられます。

というのは、理屈としてはとてもよく分かりましたが、(話が外れますが)講師の方の "another" = "one of the two" という説明からすると考えすぎのようにも思います。

また、文脈としては "another feature" は自然に思われますが、柱は2本しかないということについて原文はあえて明確に述べているので、第1パラグラフに出てくる「演奏会」の方を "a concert, one of the two features of this music festival" などとして、第2パラグラフの「講習会」は "the other feature" と説明した方がベターなようにも思えます。こうだとくどいでしょうか?

とにもかくにも、"another" = "one of the two" の意味はないと私も結論づけることにしました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/02 00:11

No.. 5 です。



> 論文や技術文書でもやはり同様でしょうか?

同じです。
横レスになってしまうので、どうしようかとも思ったのですが。。。

> Another main feature of the music festival is ...

この文章なら、尚更、この文章よりも前に何かが来ていないと、あまりに唐突過ぎると思います。
で、やっぱり2つのイメージはないと思いますよ。
恐らく、書かなくてもseemoreさんご自身でも英作できると思うのですが、

“One of the two main features of the musc festival is ...”

とすべきところだと思います。
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この回答へのお礼

ご投稿ありがとうございます。
そうなんです。ぼくの記憶違いがなければ、" "one of the two ~" に代用できるものとして "another" が使える、と説明されていました。でもきっとそのような意味は無い、と私も確信しつつあります。。。

お礼日時:2009/08/01 22:55

>(2)では「最初の候補地とは異なった場別の場所ではあるが、3番目の候補地があるわけではないこと」を、(3)では「過去の彼の性格とは全く異なってしまった別の性格のことを言ってはいるが、3番目の性格(の変化)があるわけではないこと」を表しています。



 おかしな日本語になっている部分がありました。その部分の訂正を【    】で、また補足を<   >で示しておきます。

→ (2)では「最初の候補地とは異なった【不特定】の場所ではあるが、3番目の候補地があるわけではないこと」を、(3)では「過去の彼の性格とは全く異なってしまった別の性格<とはいっても、どのようなものかまでは述べられていない不特定のもの>のことを言ってはいるが、3番目の性格(の変化)があるわけではないこと」を表しています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 英々辞典を調べてみても、同様の意味を持つ「another」の例文が載っています。

 They must have returned by another route.
 We finally moved to another apartment.
 I'm busy right now. Could you come back another time?
 Helen resigned from her last job and has yet to find another.

 どの英文も「さらにそれ以降のものがあること」を表しているわけではありません。

 (1)では「route」が、(2)では「apartment」が、(3)では「time」が、(4)では「job」が、それぞれ「最初のひとつを含めて、2つ(状況によっては3つまたは4つ)しかないこと」を表しています。

 将来的には「それ以降の可能性がある」のかもしれませんが、その時点においては、あくまで「2つ(か3つ)の道」、「2つ(か3つ)のアパート」、「2つ(か3つ)の機会」、「2つ(か3つ)の仕事」しか想定されていないことが分かれば、問題の講師の方の指摘された意味がご理解できるのではないでしょうか。

 ご参考になれば・・・。
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この回答へのお礼

懇切丁寧に解説いただきありがとうございます。
ご説明いただいた内容は理解しているつもりです。ただ挙げていただいた例にしても、3つ目、4つ目のモノ(ルート、引越し先、機会、仕事)が前提とされているわけではないにせよ、「不特定多数の選択肢の中から、もう1つのモノ」ですよね。決して「限定された2つの中の一方」ではないと思います。

初めからこちらももう少し具体的に書くべきだったかもしれません。講師の方の説明によると、「この音楽祭の2本柱のうちのひとつは、・・・である。(それ以前においてこの「2本柱」については一切触れられていません)」というような文章は、
Another main feature of the music festival is ...
と表現できる、とのことだったのです。なぜなら「another」には「2つあるものの中の一方の」という意味が含まれているから、とのことでした。自分の不勉強でそのような使い方を知らなかっただけなのかとも思いましたが、調べても判明せず。。。という具合なのです。

お礼日時:2009/07/26 22:04

>まだ述べていないモノに「another」を付けると、自動的に「2つのモノのうちの一方」という意味になる。

例えば「another feature」といきなり言えば、「2つ特徴があって、そのうちの一方のことね」と理解される。

 この講師の方の表現方法に問題がありそうですが、言いたいことは分かるような気がします。

 まず「another」には基本的な2つの意味があります。一つは「one more」のことで「さらにもうひとつ(の)」という意味です。二つ目は「different」や「some other」のことで「別の、異なった」という意味です。

 後者の例として次のような英文があります。

(1) Come another day.
(2) I'd like to go to another place.
(3) He has become another man.

 「いきなり出てきたanother」とは、上記の英文のような場合のことを表していると思われます。

 これらの3つの英文ではもちろん前提として「最初の一つ」はあるのですが、「それとは別の(もの)」という意味で「another」を用いています。

 この場合、「さらに次」の「3つ目以降のもの」が想定されているというよりも、単なる「不特定の別のもの」という意味ではないかと思います。

 「another」の元の「an+other」の中で使われている冠詞の「an/a」は、もともと「他にも同じようなものがあること」を表すと同時に「どれでも構わない不特定のもの」を指します。したがって、「another」自体に後者の「不特定のもの」の意味が含まれていても全く不思議ではありません。

 上記の例文について言えば、(1)は「今日とは別の(ある不特定の)日を表してはいるが、決して3つ目の候補の日があるわけではないこと」を表しています。(2)では「最初の候補地とは異なった場別の場所ではあるが、3番目の候補地があるわけではないこと」を、(3)では「過去の彼の性格とは全く異なってしまった別の性格のことを言ってはいるが、3番目の性格(の変化)があるわけではないこと」を表しています。

 すなわち、ここで用いられている「another」は、まさに「不特定」を表しているだけで「さらにそれ以降のこと」を表しているわけではありません。

 以上のことから、「another」には「想定される2つのもの」の内の「(特定はできないが)2つ目の方」というように考えることができますので、問題となっている講師の方の指摘も全く的外れのものではないように思います。

 ただ、表現方法としては「2つのモノのうちの一方」ではなく、「最初のものとは(同種ではあるが)違った別の2つ目のものを表していて、特に3つ目以降を意識しているわけではない」とした方が良かったように思います。

 ご参考になれば・・・。



 
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皆さんが仰っているように、私も聞いたことがないですね。

。。

ただ、“another (something/one)”といきなり言うことはあると思いますよ。
例えば、

I'm having another child.

と言ったり、

I'm thinking about buying another car.

と言うことはあり得ます。
ただ、二人目(二台目)なのか、三人目(三台目)なのか、その辺のところは分からないと思います。

なので、“相手との間に相互認識が成立していないモノを指して「another ~」といきなり呼ぶこと”は可能ですが、“自動的に「モノがあって、それは2つあるのうちの一方のこと」ということが自動的に示唆される”ということはありません。
“another ~”といきなり言った場合、すでに持っている何か(いくつ持っているかは分からない)に、もう一つ追加する、という意味が自動的に示唆される...ということはあり得ます。
(gon2taroさんが既に書かれてますが。。。)

一応、念のためと思い、主人(アメリカ人)にも確認してみましたが、主人も私と全く同じことを言ってました。

もう一度、講師の方に確認されても良いかも知れないですね。。。
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この回答へのお礼

ありがとうございます、ネイティブの方のご意見もそうでしたか。参考になりました。
論文や技術文書でもやはり同様でしょうか?一応そっち系の英語を専門とする講師なので。日本の文部大臣お墨付きだそうです。
その講師は英語で喋るのは早いし上手なのですが、その人が書いた英文を読むとどことなく「日本人が英作文した英語」臭さとでもいうべき不自然さを感じるので「この人あやしい・・・」と思いつつ聞いていたのです。そこでこの「another」の新説を彼が述べ始めて。衝撃でした。

お礼日時:2009/07/26 17:15

これまで回答してくださっている方々と同じです。


こう考えてみましょう。
anotherは an other です。
つまり、他にもいくつかあるんだけどそのうちの1つ ということです。

でも、これが the otherだったら?
theなので、他にあるのは特定の1つしかない、ということです。

すると、、、
anotherは、最初にコメントした以外に2つ以上残っていて、そのうちの1つ。
the otherは残りが1つしかない場合、その残りの1つを指して。


いかがでしょう。
なお、anotherには、「お代わり」(追加でもうひとつ)という意味もあります。
Would you like another cup of coffee?(もう一杯コーヒーはいかがですか?)
とか。
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この回答へのお礼

おっしゃる通りなのですが。講師の間違いなのでしょうか???(かつて大臣から表彰されたほど英語に秀でた方だそうです・・・)

お礼日時:2009/07/26 05:34

文法がさっぱり分らない(分っていない)私から見ても、それはおかしいと思います。


文法以前に、常識的に考えてもおかしいです。
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そのような用法・意味はないと思います。



2つのモノがある場合は、
one ~=「一方は~」
the other ~=「他方は~」
になります。

3つ以上モノがある場合に、
one ~=「ひとつは~」
another ~=「もうひとつは~」
the other(s)=「残りは~」
のようになります。

参考URL:http://www.eibunpou.net/03/chapter9/9_4.html
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この回答へのお礼

ないんでしょうかね、やっぱり・・・

お礼日時:2009/07/26 05:29

"the other" でしたら確かにそのような働きがありますが、"another" でそのような用法は寡聞にして存じません。

間違いなく、"the other" ではなく "another" だったでしょうか。下記 Web 辞書などで用法をご確認下さい。

●another
 http://www.excite.co.jp/dictionary/english_japan …

●(the) other
 http://www.excite.co.jp/dictionary/english_japan …
 ※これの語義2aが該当する用法
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この回答へのお礼

「the other」が使えるのは、既に登場したものに対して「もう一方のモノ」を指す場合だと思います。いきなり「the other」は使えない(普通使わない)ですよね。
「another」も、通常は既に登場したものに対して「(通常3つ以上の複数の/不特定数の中から)同類の別のモノ」を指すために使うはずです。ところがこの講師(日本人です)が言うには、相手との間に相互認識が成立していないモノを指して「another ~」といきなり呼ぶことによって、自動的に「モノがあって、それは2つあるのうちの一方のこと」ということが自動的に示唆されるのだそうです。私も初耳だったので耳を疑いました。辞書でもそのような用法は見たことがありません。もしかして、ネイティブの人たちの間では、そのような認識が慣習的に成り立っているものなのでしょうか・・・

お礼日時:2009/07/26 05:28

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