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バイクの押しがけについて質問させて下さい。

バイクを押しながらクラッチをつなぐことで、ピストンが上下することは分かります。
後は圧縮された混合気に着火してうまく爆発してくれればよいのですが、
このときプラグに電気が通う仕組みがよく分かりません。
バッテリーが完全に上がっている場合、プラグに通う電気がないと思うからです。
ネットで調べた限りでは、バイクにはオルタネータという発電機がついていて、
エンジンが回転することでそれが動いて電気を作り出し、その電気でプラグから火花を飛ばしていると。
だいたいこんな理解で合っているでしょうか。

またこのとき作られた電気は、いったんバッテリーに充電されるのでしょうか。
それともバッテリーの充電に向かう回路と、オルタネータから直接プラグやヘッドライトなどの負荷につながる回路があり、
充電と各負荷への通電が同時に行われているのでしょうか。
なんとなく後者のような気がしてるのですが、こちらは資料が見つからず分かりませんでした。
エンジンの仕組みに詳しい方、どうか教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

キックだろうとセルだろと押しかげだろうと、エンジンを強制的に回すことでエンジンがかかるしくみ。



バッテリー点火方式であれば、バッテリーが無ければ点火はしませんが、
マグネト点火方式の場合は、エンジンが回る軸(クランク)に磁石とコイルがあり、磁石がコイルと近づいたり離れたりすることでの「電位差」を利用して高電圧にして点火します。
小学校の時に、コイルの束に磁石を近づけたり遠ざけたりして電圧計の針が左右に振れるっていう実験をしたかと思いますが、原理は同じです。
発生する電気の量(電流)は極々小さいですが、変圧器により何千 何万ボルトにも高められるため、火花をちらすには十分です。

オルタネータはあくまでも発電機なだけであり、点火に使われるものではありません。
オルタネータで発電された電気は、バッテリーに向かう回路とライト類などの灯火類に向かう回路があります。
アイドリングなどの回転数が低くて発電量が少ないときはバッテリーから灯火類の電源を取る。
高回転時では、バッテリーに充電したり、ライトを点けたりするのに使われます
バッテリーが満充電状態の場合は、レギュレーターなどで発電をとめます。


レース専用車にはオルターネータが無い車種も多く存在します。
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この回答へのお礼

点火方式の違い、エンジンの回転数の違いで灯火類の電源が異なってくることなど、疑問に思っていたことが良く理解できました。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2009/08/28 08:30

点火方式がCDI式の場合はフライホイール内にCDI専用の巻き線を持っていてこれが一回転する間にCDIに必要な電気を発電します。

これは車体電源とは別のものですから、車体側にバッテリーが存在しなくてもエンジンは稼働出来ます。よってバッテリーが上がっていてもエンジン始動には問題はありません。
点火方式がトランジスタ式の場合、点火コイルに必要に電流を流せるだけのバッテリーが必要なので、完全にバッテリーがあがるとエンジンは始動しません。ただ実際にはライトがつかない程の9V程度にバッテリーが放電した場合でも、プラグに火を飛ばすことが出来ることが多く、セルが回らない、ライトがまともに光らない場合でも、押しがけでエンジン始動が出来ることはあります。
ちなみに押しがけ程度の回転数で十分な発電は出来ず、バッテリーの再充電は困難です。過去に峠の頂上でバッテリー点火のバイクを完全放電してしまい、やむなくキルスイッチで点火しないようにして、アクセル全開でガソリンを吸わないようにして、下り坂を利用してエンジンを回して充電を試みて
30秒毎にキルスイッチON、アクセル始動位置にして、エンジン始動を試みましたが、結局、再始動出来たのは5分間ほど3000rpmでエンジンを回し続けた時でした。

この回答への補足

詳しい説明をありがとうございます。
CDI専用の巻き線は、バッテリー充電用のオルタネータとは別に存在しているという理解でよろしいでしょうか?

補足日時:2009/08/27 17:14
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この回答へのお礼

No.4の方のご回答で疑問が解消できました。
StarSRXさんのお話では点火方式の違いや体験談が大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/28 08:35

本来、ガソリンエンジン自体はバッテリー無しでも動くのです。

エンジンの回転で発電した電気でプラグに火花を飛ばすのは、エンジンに付いた小さなコイルだけで事足ります。空気やガソリンを吸い込むのも、ピストンが下がれば自動的に吸気します。これでエンジンが掛かれば、他から何も供給の必要はない機関なのです。バッテリーが必要なのは基本的に始動時だけであって、昔はそれも手動で行っていました(手回しやワイヤーを引っ張る方法でクランク軸を回す)。
現在は燃料を噴射するインジェクション、エンジンをコントロールするコンピュータやヘッドライト等の灯火に電気が必要なので、大きな発電機やバッテリーを付けてそれで賄っています。なので、こういうタイプは押し掛け出来ないことが多いです。

この回答への補足

私のバイクはキャブ式ですので、押しがけはできそうです。(まだ試していませんが。)
エンジン不調の原因をつきとめるため、エンジンの仕組みを理解すべく質問させていただきました。

補足日時:2009/08/27 22:36
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2009/08/28 08:38

だいたいこんな理解で合っているでしょうか


そういうことです。
バイクでもVベルトを持つスクーターでは押し掛けができません
また、最近の電子式の燃料噴射装置(FI)をもつバイクも押し掛けが出来ない場合が多いです

この回答への補足

ありがとうございます。
ちなみに私の愛車は重慶ヤマハ製のYBR125です。
逆輸入車の中古なのでマニュアルがありませんでした。
まとめサイトの諸元によると、キャブでCDI式だということです。
ですので押しがけはできそうです。

補足日時:2009/08/27 22:31
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この回答へのお礼

おかげさまで疑問が解消されました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/28 08:36

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