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文のはじめから趣旨はそれてしまいますが、倫理的なことで批判されることがあるかと思いますので、まず死んだ愛犬に対する考えを書いておきます。
僕が小学生のときに拾ってきた愛犬で、家族以上の存在でした。当時、家族には反対されたのですが半ば強引に家で飼うことをゆるしてもらい、何匹も育てられる余裕が無いということで、避妊手術をしてしまいました。老衰してきた最後のほうは特にそのことを後悔し、死んで更に、後悔と悲しみに見舞われました。今となっては一度でも子供を生ませてやりたかったと家族も後悔しているようです。
愛犬も死んでしまい、同じ固体が帰ってくるわけも無く、僕のエゴでしかないですが、できるのなら子孫を残したい思いです。
このことは理解していただかなくても構いません。私個人の考えです。できれば、科学的な見解でご教示いただければ有難いです。

前置きが長くなってしまいました。m(__)m

一週間ほど前、愛犬が感染症で亡くなってしまったのですが、細胞やDNAを保存することを考え、いま保存していただける会社などの機関へ相談しているところです。愛犬の今の状況はフリーザーを購入してきて-25℃近くで保存しています、注文した脱酸素剤は届き次第入れます。いくつかの問題をクリアすれば家庭用の-25℃の冷凍庫でも保存可能かと思うのですが、可能でしょうか?(そのような機関に家で保存できる方法はないかと直接聞きにくいのと、できれば多くの人に相談したいため、こちらに投稿させていただきました。)

素人ながらに僕が注意している点は、酸化によって細胞やDNAが破壊される事です。研究機関や細胞を保存していただける研究機関に依頼して冷凍温度を下げることによって長期保存可能だとは思いますが、酸素が原因であるのならば低酸素状態にすることで-25℃程度の低温でなくても保存することは可能でしょうか、その状態ではやはり酸化は進み保存可能期間を大きく減らす原因になるのでしょうか?
それ以外にも、問題点、解決法がありましたらご教示くだされば有難いです。宜しくお願いします。

A 回答 (5件)

(1)冷凍保存には-4、-25、-80、それ以上が使われます。

再び生命活動をさせる目的での細胞の保存は―25度ではまずしないでしょう。おそらく無理です。
(2)細胞の冷凍保存には、瞬間的な冷却が必要です。個体をフリーザーに入れたところで、瞬間的な冷却は無理ですので、細胞の保存はできません。精子、卵子のような裸の細胞を液体水素につけるような方法が必要なのです。
(3)(2)と関連し、体細胞の保存にはそれなりのテクニックがいります。いわゆる個体のまま、肉のまま保存するということではないのです。
(4)細胞ではなくDNAの保存ということであれば、ある程度は可能かも知れません。DNAを保存しても、そこから生命を再構築することは現代の科学では無理だと思っていただくべきです。少なくとも核の構造ぐらいは保持していないと、技術的には無理です。
(5)国内でクローンペットについて商業ベースに乗せている話は聞いたことがありません。
(6)海外のクローンペット産業はなくはないですが、金額も含め現実的ではないでしょう。
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この回答へのお礼

いろいろと研究機関に問い合わせさせていただいているのですが、subaru361様と同じ内容の返答を頂きました。
-30度程度では、短期的に保存可能だが一ヶ月ぐらい程度とのことでした。
結晶が出来る温度を通過させる時間を少なくする等して細胞の損傷を減らす処置ですが、それをしなかったためやはり多くの細胞は壊れているとのことでした。(以外に休眠状態であるとのご回答もありました。すべて壊れるのか、一部は壊れていないのか、その辺を明瞭にする必要も出てきました。)ただ、DNAは保存できるという趣旨のご回答を頂きました。
仮に種としてDNAや細胞等が保存できたとして、現実的なクローン化には、将来的にクローン技術が更に進歩、普及することを待つしかないと考えています。実例にあるような1500万とかは今の状況では無理ですし(がんばって稼ぐ予定です、英語もしゃべれませんが)、クローンの過程で出来損なったクローンが出来るとも聞いたことがあります。現実的には無理ということも含めて少ない可能性を待つしかないみたいです。
とても参考になるご意見有難うございました。

お礼日時:2009/09/16 20:23

#3で回答いたしました。

すでに専門家から直接回答いただいているようですね。
補足いたします。体細胞からクローンを作るのは動物種によってその難易度に違いがあります。海外でクローンの実績があるとされているのは猫ですが、犬については猫よりもクローンが難しいとされております。犬については商業的なクローニングは成功していないのではないでしょうか。
生きている健全な細胞ですら難しい上、死んだ細胞というのはより条件が悪いのは当然ですので、そのようなことができるというのは極めて技術的ハードルが高く、金を出せばできるというようなレベルではないと思われます。例えばトキなどの細胞は(質問者様に近い目的で)冷凍保存しているのですが、国レベルの予算・技術をもってしても、「死者」をよみがえらせることはいまだ達成できず、冷凍保存の予算すら負担となっている有様です。
なお、DNAなら保存できるといいますが、細胞というのは高度に構造化された存在です。今のところDNAから生きた細胞を再生した事例はないでしょう。ウイルスならともかく。私見としてはそんなことは未来永劫できないと思っています。
質問者様の気持ちは理解してあげたく、可能な要素があれば教えてあげたいところですが、お金や気持ちではどうにもならないことではないか、と思います。
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この回答へのお礼

細胞ですが、信用している研究機関にお願いして細胞の培養および液体窒素での保存をして頂きました。結果再生が不可能であっても保存したことへの後悔はありませんし、いろいろなマイナスの部分を考えて無理にしようとも思いません。
犬の死だけが動機ではありませんが、これからは死ぬか稼ぐか位の気持ちでお金を稼ぐ努力をするつもりです。そして、恩返しであったり動物に関する法律を良くするための活動などのボランティアを行うことを将来の目標にしています。
最後に、相談に回答していただいた方、見ていただいた方に感謝いたします。また、個人的なお見苦しい部分をお見せしてお気を悪くされたかと思いますことをお詫びいたします。

お礼日時:2009/10/10 23:54

#3の方がほぼ答えてらっしゃるので補足だけ。



1.死亡後、個体で1週間-25で保存されているとのことですが恐らくかなり細胞が弱ってると思います。個体での保存は無理ですから常温にもどさず、切片にしたとしても細胞が生きているかわかりません。
2.細胞の長期保存には液体窒素で保存などの超低温でなければなりません。また、#3の(2)では瞬間冷却とおっしゃっていますが逆で、ゆっくりと冷やしていかないと細胞が氷の結晶で傷ついてしまいます。
質問者様は-25℃のフリーザーにそのまま入れたと思いますので、この点でも保存状況が悪く、細胞が生きている確立が下がります。
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この回答へのお礼

やはり、多くの細胞は破損しているのですね。少しでも可能性があればそこにかけたい気持ちはあります。
組織の保存には、液体窒素等で低温で保存していただく様に何とか研究機関に依頼しているところです。並行して自らも出来ることがあればするつもりです。
まだ、どの組織を保存していただくべきかなど、課題も多いです。出来る限りたくさんの意見を参考にさせて頂きたいと考えています。
とても参考になるご意見を頂き、有難うございました。

お礼日時:2009/09/16 20:53

生きたまま保存するのであれば、所定の手順で-196℃で保存しますが、その犬の細胞はもう既に死んでいます。

諦めて下さい。
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この回答へのお礼

研究機関に問い合わせたところ、私の手順を踏まずにただ凍らせただけの状態では、DNAは摘出可能ではあるものの、凍結により細胞は多くが破損しているという趣旨の回答を頂くことができました。少しでも可能性があるならば、それにかけたい思いです。
ご回答頂き、有難うございました。

お礼日時:2009/09/16 19:49

毛や爪の一部をエタノールに保存するのが一番簡単です。


実験で使用するDNA解析用の検体は70~99%エタノール溶液で保存します。
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この回答へのお礼

エタノール漬けにしてー20℃程度で凍らせずに保存する方法もあるのですね。調合する液体の分量、割合も細かい調整が必要なようで、それも、細胞を保存するとき、DNAだけを取り出して保存するときで方法が違うようですね。とても素人な私個人では無理です。単純にエタノールに入れて冷凍庫に入れるくらいしか。orz それでも少しはましなのでしょうか。やはり専門機関に依頼したほうが良いみたいですね。
ご回答くださり有難うございました。

お礼日時:2009/09/16 19:41

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