プロが教えるわが家の防犯対策術!

部下が結婚し、会社で定められている特別休暇を取りましたが、
その特別休暇期間を全て新婚旅行にあててしまったため、
有給を使って役所の手続きや結婚式の準備などをしたいと
申請がありました。
私の会社は非常に有給が取りにくく、
体調不良やよっぽどの理由でない限りみんな申請しません。
そのような申し出をすると許可してくれないどころか
経営側から目をつけられてしまうからです。
そのような現状もあり本人にも考え直すよう話をしたのですが
どうしても都合がつかない部分については認めて欲しいと言われ、
仕方なく有給休暇を認めました。
そうしたら、経営側から案の定注意を受けました。
特別休暇を与えているのだからそういった手続きはその中で
行うべきであり、有給休暇と特別休暇を併用するなど非常識だ、
自分が直属の上司なら絶対に認めない、
会社側には有給休暇を拒否して無給にすることもできる、
今後同じことが起こらないように部下に指導しろ、という内容です。
この理論、あっているのでしょうか?
確かに、自分たちで特別休暇を全て旅行に使っておいて
その時に手続きできなかったから有給をくださいというのは
正直、図々しいとは思います。
しかし、世間一般的には有給休暇はどのような理由であっても
会社側が拒否することはできないのではないでしょうか?

とはいえ、もし経営側が間違っていたとしてもこの会社で
働くには会社のルールに従うしかありません(組合はありません)。
しかし、間違っていたとすれば、私にはそれを正論として
部下に言うことはできません。
でもなにか指導しなければなりません。
まどろっこしくてすみませんが、私は部下に対してどのように
話をすればいいと思いますか?
アドバイスをよろしくお願いします。

A 回答 (7件)

> 会社側には有給休暇を拒否して無給にすることもできる、



> しかし、世間一般的には有給休暇はどのような理由であっても
> 会社側が拒否することはできないのではないでしょうか?

会社にはこの権限はありません。
法律で認められているのは、有給休暇の申請に対し、業務に支障がある、やむを得ない事情を提示した上での時節変更権の行使のみです。

時節変更権とは別に、会社が「休暇取らないで欲しい」「タダ働きして欲しい」とかの「お願い」をする分には、問題にならないですので、「お願い」の範囲に収まるよう、穏便に、粘り強く交渉とか。

--
> まどろっこしくてすみませんが、私は部下に対してどのように
> 話をすればいいと思いますか?

中間管理職の立場は上から下からつつかれて辛いですが、自分がとばっちりを食わないようにしなきゃなりません。
会社、経営者側の意見としてはこうだって事で、そのまま指導せざるを得ないかと。

そういう事に至った経緯、経営者の話の内容、日時、場所、担当者の部署、役職、氏名など、ガッツリ記録しておいて下さい。
ペン書き、ページの入れ替えの出来ないキャンパスノート、当日のニュースや天気、業務内容を併記すると、信憑性が上がります。
必要ならば、保身のためにICレコーダーなども使用します。
そういう物をポケットに入れておくだけでも、精神的に余裕を持てるような効果もあります。

時節変更権を行使する形でなら、有給を認めないって事は可能だが、時節変更権を行使するやむを得ない理由をどうするか?代替の日にちはいつにするか?って経営者側に相談とか、質問者さんが問題解決のための努力を行った実績と記録も、免責の事由になり得ます。


自分だったら、それ以上にゴネるのであれば、社外の労働者支援団体などに相談するよう、内緒でアドバイスしますが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「お願い」するのは問題ないのですか、知りませんでした!
会社の意向を曲げて伝えるのは良くないですよね。
ありのままを伝えたいと思います。

お礼日時:2009/09/25 19:58

>この理論、あっているのでしょうか?


明らかな労基法違反です。
>会社側が拒否することはできないのではないでしょうか
そのとおりです。会社には時季変更権というのがありますが、これが認められるには、要件が厳しいのです。

しかし、といったところで、これはあくまで法律上の定めです。すなわち、当該者が労基署に訴え出れば、監督署から厳しい指導があり、悪質ならば罰則もあります。当該者が黙っていれば、会社の言いなりにで済みます。
>働くには会社のルールに従うしかありません
これもそうですね。浮世の義理もありますよね。法違反でも会社のルールはルールですね。
>私にはそれを正論として部下に言うことはできません。
>でもなにか指導しなければなりません。
つらいところですね、中間管理職の悩みですね。

そこで、あなたの取るべき態度は
(1)正義感で通すのなら、法違反であることを主張し、会社と戦う
(2)それが怖いのなら、法違反であることを教えたうえで、会社のルールと言うか慣行を教え、今後注意するよう伝える。法より現実重視。
(3)会社側には有給休暇を拒否して無給にすることもできる、ようなことが起これば」、卑怯の様だが、当事者に監督署に訴えさせ、行政の力で会社の誤りを正させる。

今回の事は結婚と言う人生の大事業ですから、大目に見てあげるべきでしょうが、少々甘えもあるようですね。もっとも、これは平素の勤務振りで判断すべき事ですけど。
そして、誰かが私生活上、本当に有給を取らなければどうしようもない事態が出来すれば、その時は大きな問題となりますね。

何れにせよ、この会社はいつかは労基法上での何らかの労使問題を起こすでしょうね。その時には、立場上質問者さんも何らかの罰がある恐れがありますね。
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この回答へのお礼

(2)でいきたいと思います。
この件以外でも”俺様ルール”が横行していて最近不信感が溜まります。
今回の件についても、「経営者からいうのは違う気がするから、お前から言え」
みたいな感じで投げられました。
なんだか、代わりに犯罪をしろ、といわれたような気分です。
長年お世話になった会社ですが、色々考えてしまいます・・。

愚痴ってすみません。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/25 20:31

有給休暇を取るのを図々しいと言う上司…会社の程度が知れてきますね。


有給休暇は時期の変更は命じることができる(クリスマス等でどうしても休ませられない等の正当な理由が必要)が、禁じることはできません。

どのように言えばいいかですか?
「有給休暇を取ろうとしている社員を止める権利は会社にはないが、上から言われたので休むな」くらいしかないでしょう。かなり図々しい発言ですね(笑)
どこぞに駆け込まれたら指導が入るのが目に見えていますが。
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この回答へのお礼

yaseiさんはよっぽど心が広く正義感の強い方なんですね。
私もあなたのような方の部下だったら幸せだったでしょう。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/25 20:27

初めまして。

元人事部のスコンチョといいます。(^_^) 活字で書き
ますので、きびしい感じがしたらご容赦くださいね。

今回の件では、義理と人情ならぬ、経営方針と人情の板挟みですね。
おそらくは、有給は権利だの基準局へ相談だのの回答もつくかと思い
ますが、管理職としてどうあるべきかが問題なんですよね。

結論から書くならば、部下に良い顔をするのを諦めると気が楽になる
かと思います。質問者さん自身が、そこの職場にいるということは
暗黙~明文化されたルールに則っているということです。でないと、
社員一人ひとりが「こう思う」「ああ思う」と勝手な価値判断でやっ
ていったのでは、組織になりませんよね。

もちろん、部下からの言い分はちゃんと聞いた上で「俺も個人的には
理解できるが、社として認めていない」ということをやんわりと伝え
なければなりません。そして、それがどうしても自分の信条や一般的
な常識から大きく逸脱すると考えたなら、その組織を改革するか辞め
るかということになります。

まあ、他社事例(有休を取らせずに罰せられた事例)をきちんと調べた
上で、経営陣にそれとなく忠告していく程度が現実路線かと思います。
(多分、「そんときはそんときだ」という答えが返ってきそうですね)

頑張ってください。
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この回答へのお礼

小さな会社なので経営側が”俺様”な感じで聞く耳持たないんですよね。
忠告などしたら反逆行為だとか言われかねないです、ホントに。

ここで沢山回答をいただいて、やはり会社の意向を
ありのままに伝えるのが一番いいかと思いました。
きびしいどころか、親身になってご回答くださり嬉しかったです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/25 20:19

部下に対しては、「会社がうるさいから、気をつけるように」と。



会社に対しては、事後報告で。自分の査定を気にするようなら、部下を売る。
部下をかばいたいなら、それなりの報告を。
どちらも嫌なら、転職を。


常識、非常識はその人それぞれの価値観ですからぁ~
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この回答へのお礼

それなりの報告・・私の力不足も否めないです。
会社にはお世話になっている部分も沢山あるので感謝もしていますが
ワンマンなのでこのような理不尽なところもあり、
こういうときには転職もしたくなっちゃいますよね・・。

本人には会社の意向をありのままに伝えたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/25 20:08

こんにちは



大変ですね。

正論としてではなく、会社の意向としてご指導されたら良いと思います。

でも良くわかります、他の黙っている部下も同じこと思っているはずです。
ご質問者様も、以前(俗にゆう中間管理職の前)には、口に出さずとも
変だなと、感じていたのではなかったですか。
同僚とか友達などにも、ご相談されたりして比べたりした時期ありませんでしたか。

でも、そんなもんなんですよネ。会社でそれぞれ....問題が....ある。
若い時なんかは、「有給」使わなきゃ、「損」だと思ってませんでしたか。
会社の事、「ケチ」呼ばわりしてませんでしたか?
自分が、管理職になる頃には、意識変わってしまいますよね。

まぁ、立場が違うのですから割り切って、ご質問者様の立場から
「指導」するしかないと思うのですが。
鬼になって、ご指導頑張ってください。(心の中で泣きましょう)

と、自分自身にも問いかけました。^^
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この回答へのお礼

有給休暇に対しては私もずっと不満を感じてきました。
家族旅行にも快く許可はもらえないので我慢してきました。
でも、福利厚生など優遇されている部分もあるので
プラマイゼロかな・・と。

会社の意向を曲げて説明するわけにはいきませんよね。
ありのまま話をしたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/25 20:03

労働基準法の規定で、有給休暇の取得は申請があれば原則として会社側は拒否できません。


会社側が拒否できるのは、同じ職場で複数の人が同時に有給休暇を取得するなどして業務遂行に著しく支障をきたす場合のみで、その場合も有給休暇取得を拒否するのではなく日程の調整等を求めることができるだけです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
やっぱり特別休暇があろうとなかろうと、そういう解釈で良いんですよね。参考になりました。

お礼日時:2009/09/25 18:20

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