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特別会計は400兆円弱の予算だそうです。

そのお金はどこのお金を使っているのですか?

一般会計は、税収50兆円、国際30兆円などですが、もう国にはお金はありませんよね。

どこのお金を使っているのでしょうか?

A 回答 (3件)

 特別会計の半分以上は、実質的に借入金・預り金です。



 過去においては、政府の資金運用部というものがあって、郵便貯金200兆円+簡易保険などを原資に、300兆円ほどのお金を、特別会計に融資していました。

 現在は、郵貯銀行になったので、政府の資金運用部はありませんが、債権や借入金で原資を作って運用しています。

 また、年金の積立金の運用や医療保険の運用も特別会計です。
 これらは、普通のサラリーマンなら、税金とは別に厚生年金・医療保険領・共済掛け金などの名目で、税金額の倍以上を毎月支払っていますし、雇用保険料もあります。
 会社からも給与明細に記載されない額が、特別会計に対して支払われています。これらも特別会計の一部です。

 年金・雇用保険などは、本来積立金の性格があるので、毎年収入となる金額の何倍もの額が、特別会計予算として計上されています。
(積立金だから、予算額が大きくても、翌年度に繰り越される金額だから、実際使用される額は全体額に比べて少ない。)

 年金の積立金を何千億円も使って作ったグリーンピアが、不良債権化して、消えていったのは、皆様ご存じの通りです。
 特別会計に積立金・資産として計上されていても、実際は不良債権化しているものがあります。

http://www.mof.go.jp/seifuan17/setumei/h17y_h.pdf
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!!

すっきりわかりました。

お礼日時:2009/10/09 14:53

基本的には、例えば道路なら道路特定財源などのように、目的税などによって徴収された税金をその目的に対して独立した会計によって予算配分を行うものです。


しかし特別会計の歳出総額のだいたい50%ぐらいは会計間の重複計上です。またそのうち80兆円ほどは国債償還費となっています。なので実質的な特別会計は400兆円弱というのはメディアなどが注目を集めるために良くやる誇張報道の類なのでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!!

すっきりわかりました。

お礼日時:2009/10/09 14:54

特別会計というのは、特別な会計です^^



具体的には、各省庁が管轄する目的税です。たとえば、ガソリン税。これはもともと道路特定財源として創設された税で、当然、道路建設以外には使えません。せんだって、これを一般財源化するうんぬんでもめたのはご存じかと思います。こうした、いろいろな目的税が財源です。

そうそう、税以外でもありました。交通反則金。これは、交通安全施設事業以外には使用できません。標識や表示、信号機なんかですね。毎年、当初予算で交通安全事業費が計上されますが、前年度の反則金ではなく当年度の反則金なんですよね、あれって^^。その予算に達するまで違反者を捕まえなくてはならないノルマが発生するんですねえ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!!

すっきりわかりました。

お礼日時:2009/10/09 14:54

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