アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

どなたかどうぞご教授をお願いします。
私の妻(63歳)は1年前に平滑筋肉腫の手術を受け、今年1月に肺転移のため摘出手術、今月胸壁に再発が認められました。
2月末のCTではそれほどはっきりした読影は出来なかったのですが、今月初めのCTでは、「外科的にはどうしようもない」との状態まで来ています。
(今は痛みがひどく、モルヒネを投与し始めたが痛みを少し減らした程度であまり緩和されていない。5月8日より入院中です〉
腫瘍増大(分裂スピード)が想像を越えるものがあるようです。この後の対応について担当医は放射線を照射し、症状緩和し、体力が上がったら化学療法を考えようと言っています。
そこで次の2点についてご意見を承りたく。
1、平滑筋肉腫は一般的にはradioresistant腫瘍に付き放  射線照射しても効果が得られないのではないでしょう  か。
2、症状緩和のためには、その様な放射線でも照射した方  がよいのでしょうか。
  よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 私は、日本医学放射線学会認定放射線科専門医です。


 放射線感受性ということでは、平滑筋肉腫、横紋筋肉腫、神経節繊維肉腫などは、高い、かなり高い、かなり低い、低いと4段階に分けた場合の、最も下の、低いにランクされます。それでも、多少の効果は期待できるのでしょうが、局所療法に過ぎません。
 既に血液を介して血行性に遠隔転移しているので、完治することは今の医学では不可能でしょう。放射線治療の選択は、手術ができない、化学療法は副作用が強すぎるということで、他に方法が無く、仕方なく選択したのでしょう。しかし、放射線療法にも放射線障害という副作用があるのです。年齢を考えれば、晩発性障害は考えなくてもよいのでしょうが、正常な組織が必ず障害を受けてしまいます。
 本人がどう感じているかが大事だと思います。本人がちょっとでも治療効果があると感じているのであれば続ければよいでしょうし、やっても苦しいだけだというのなら、無理になることは無いでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご対応に感謝します。
重い決断ですが本人の気持ちをよく尊重して決めたいと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2003/05/16 07:21

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!