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恐らく作者の松本零士氏も細かいことは一切考えてないと思いますが…
銀河鉄道999に登場する二大食物といえばラーメンとビフテキ。その中でラーメンについての疑問です。

999の世界ではラーメンは「幻の食べ物」であり、なかなか本物のラーメンには出会うことが出来ず、もっぱら出回っているのは「合成ラーメン」なるもの(その割に鉄郎は良く本物のラーメン食してますが)です。この合成ラーメンとは一体どのようなものなのでしょうか?
以前は何となく合成ラーメン=インスタントラーメンみたいなものかと思っていましたが。

ラーメンで主となるのはやはり麺かと思います。その麺がなかなか本物を作れないと仮定すれば、原材料である小麦もしくはその他の中華麺で必須な材料が希少な為に、代用材料を使用した合成ラーメンが存在しているのではないかと思います。

作中では、美味しさでは本物のラーメン>合成ラーメンであり、鉄郎の台詞にも「合成ラーメンだけどうまいや」というのがあるように、食べれば本物か合成かが鉄郎でもわかるくらいはっきりしているようです。

一体「合成ラーメン」とはどんな代物だと思いますか?

A 回答 (4件)

質問者さんも想像するとおり、多分まともな設定があるものじゃないと思いますが。



個人的なイメージでは、こんにゃくや春雨を使った低カロリー麺のような感じを想像してます。


あと小麦と言われて気になったのですが、そういえば999をはじめとした松本SFで、あまり「パン」が出てこないような?
というか、主食(炭水化物系)はラーメン以外かなり描写が少ない気がします。

#山盛りになった…という表現でうず高く盛り上げられたご飯があった記憶はありますけど。
#割と田舎の星のエピソードだったような。


人類の歴史で、大規模文明が生まれる条件として、穀物の大量生産が可能な平野・水などは重要な要素だと思います。
が、機械化文明によってそこが真っ先に廃れた…という事にこじつけるのはどうでしょう。

合成ラーメンは炭水化物ベースじゃなくて、食感はラーメンに近いけど、炭水化物以外のエネルギー元+αの食品だった…とか。


も一つ穀物に思うのが、各惑星って案外地上が未発達な雰囲気です。
メガロポリス(地球で999の出発地だから、恐らく当時宇宙でも有数の都市?)のすぐ近くに鉄郎と母親が暮らした荒野(?)があるとか。

明確な農業惑星みたいな描写があるところ以外は、都会以外はいきなり未開の地…って雰囲気が。
#あと全てが都会ってトコもあるか。

現代の関東平野ですら、建物が無い場所があってもほとんど開発された農業地。当然人も住むし環境設備は整ってる。
あのレベルの完全に荒野と化してる場所ってどこまで行かなきゃ無いのやら?

そう思うと、案外町としての規模は濃縮されてるけど、その他は空き地だらけなのかも。
メガロポリスだって100%機械人間じゃない人もいるだろう(右足だけ機械化…ってのは火星の人だったか?)から、一大消費地のはず。普通は近場に農場を作ると思うんですが…

という事は農作が今の我々の想像を絶するほど行われていない?(予想以上に機械化率が高く、穀物の供給が必要ない?)
そんなところからも穀物不足が推測されます。


最近の流行を取り入れれば、例えば過去に戦争があって土壌汚染が深刻であり、穀物等の栽培が困難…なんて設定を付加するところなのかもしれませんね。
でなきゃ鉄郎たち、あれほど貧しく無くて、村を形成できる程度には栄えてそうなもんです。

太陽系内を思い出してみると

地球:メガロポリスと鉄郎たちの住んでた荒野
火星:惑星改造をほったらかされて首都級の場所でも荒野(ソバくらいしか育たないと評された…って鉄郎は農耕作の土壌を判断する程度の基礎知識がある?)
タイタン:ここは案外普通に農作は可能そう。ただ法律上まともに農耕しようって人はいるんだろうか?
冥王星:氷の土壌では作物は育てられない&墓場なんで生きてる人少ない。

…やっぱ農業崩壊してそうな感じはしますね。


動物はまだブロイラーのような手段が極まればなんとか…?だから贅沢とはいえビフテキは不自由なく食べられるとか。
999車内はやはり高級レストラン扱いで本物だろうけど、一ランク下がると成型肉とかも多そうな予感?

#まぁ999は生きた部品の材料である人間を、良い状態で送り届ける役割があるから特別なのかも。
#生きて帰れない人のためにクラシカルなSLの外見にしてるそうだし。
#穀物需要減少の原因であると予想される、総人口の機械化率の高さを考えれば、本来なら食堂車は置かずにせいぜい弁当販売に留めるだろうなぁ…と…


と、懐かしいネタだったんでちょっと暴走してみました。




余談
別のアニメで未来少年コナンでは、回収した廃プラスチックからパンを作るって描写がありました。
という事は、あのパンは炭水化物でなくて、油分からエネルギーを得る食品だったのかもしれない疑惑が????

確かに人間に蓄積された脂肪を変換する事でエネルギー化できるという部分には嘘はないのだろうけど…
果てしない無理がありそうな気がするので、あまり考えたくないです(苦笑)
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この回答へのお礼

合成ラーメンネタから999での世界設定考察にまで遡るとは思いませんでした。しかしどこをとっても作中の描写に沿って腑に落ちることばかりです。

多分に松本零士氏の好みの問題もあるかと思いますが、確かに作中でほとんどパンは見かけませんでしたね。大半がてんこ盛りご飯。
機械化されていない人間用として小麦があまり生産されていないと仮定すれば、コンニャクや春雨のような麺というのもあり得そうな気がします。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/16 13:50

少しひねった答えですが、合成ラーメンは実は機械化人間にも食べられるように作られたものだと言うのはどうでしょうか?


機械化人間は基本的にエネルギーカプセル(?)でエネルギーを補給するので、合成ラーメンは嗜好品と言う位置づけです。
原材料はカプセル同様に人の魂。なので生身の人間には合わないのです。
まぁ、この答えだといろいろ矛盾も出てくると思いますので、適当に聞き流してください^^;

ところで999にもパンは登場しますよ。哲郎の歯を折るくらい固いパンですがw
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

確かに矛盾点がいろいろありそうですが、解釈としては面白いですね。
でも生身の人間の身体にはなんだか良くなさそう気が…
ちなみに機械化人にもいろいろタイプがありますが、初期のたとえば機械伯爵みたいな口の無いタイプの機械化人には不評かもしれませんね。

お礼日時:2009/11/20 13:27

こんにちは。



999は西暦2221年(アニメでの設定)の地球なので、相当科学が進んでいます。
なので、インスタントとかそういうレベルではないと思います。

材料は極端に言えば「何でもよい」のだと思います。一番手に入りやすいものが材料でしょう。水や空気かな?

どのように作るかといえば、物質を構成している原子や分子・中間子や素粒子といったようなレベルで組み替えをして全く別の物質を作り出します。
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この回答へのお礼

まずはご回答ありがとうございます。

時代設定だけ考えれば、そういう解釈も簡単でありかとは思います。
ただそういう方法で、それこそ錬金術みたいな感じでラーメンを合成できるのであれば、鉄郎が食べて合成ラーメンだとわかってしまうのは却って不自然な気がしました。

999の世界感では、機械化文明を代表とした物凄い超文明がある一方で、まだ未開の今の地球よりも文明的には幼く見える惑星なども混在しています。
そんな中で、実は合成ラーメンってその当時のテクノロジー的にはかなりローテクな工程を経て生産されているように思いました。

その辺、どうお感じでしょうか?

お礼日時:2009/11/16 17:44

合成ラーメン≒(ほぼ等しい)即席ラーメンでしょう。


食品メーカーさんへの配慮とか大人の事情だと思いますが...

あえて世界観を尊重して考えると機械化人間の多い世界では
生身の人間の食べるモノは大量消費されないため
大半がインスタント化されているのかもしれません
本物のラーメンですら前世紀のデッドストックの可能性も(汗

余談ですが、鉄郎と母親が暮らしていたのは現在の練馬あたりなので
メガロポリスは東京駅近辺では?
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この回答へのお礼

インスタントラーメンも麺の原料は小麦だから本物のラーメンが作られなくなる理由にはならないなぁと思っていましたが、確かに製麺所などで生麺を作るよりは完全自動化された工場で粉末スープなどと共に乾麺が生産されている方が、それらを消費しない機械化人が多い社会では自然なのかも知れませんね。納得です。
そのかわり、999の停車駅となる星の中には機械化人がほとんどいないところもあるので、そういうところでは従来通り本物の麺も作られている、といった感じでしょうか。

ちなみに鉄郎親子の暮らしていたところが練馬区なのでは?というのはもしかして松本零士の住んでいる区だから、ということでしょうか?
なんかそんな気もしてきますね。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/16 14:00

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