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何故に常磐線は、新車を導入しても一部形式しか量産しないかわかる方いませんか?
ここ10数年の間、203,207試作車,209-1000,E501,E231と5形式を導入したが
実際には、203系とE231の2形式しか量産していません。これに関して何故か?と感じます。

A 回答 (6件)

ちょっと視点がずれますが、常磐線って何かと試験的に利用されることが多いんです・・・。

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常磐線沿線に住んでないので憶測でものを言います。


15両編成は圧倒されます。ですが考えると通勤電車の編成は大体10両編成で(山手線は11両)
10両編成で3本走らせるところを15両で2本で同じ輸送力ですよね。成田線、水戸方面から乗り入れる近郊型列車との兼ね合いなのか、運行上(ダイヤ)の理由なのか?わかりませんが、面白いです。

207系は確か1編成?しかないと記憶していましたが、その後はまったく別物で関西で207系が走っています。
同じことを思ったのですが試験的要素が強いのではないでしょうか?
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 常磐線は緩行線の地下鉄乗り入れや快速線の運転形態(交流区間の存在、成田線への直通など)といった特殊な要素があります。


 また東京支社(取手以南 快速・緩行線の車両)と水戸支社(藤代以北 特急・普通列車の車両)そして千葉支社(成田線)という三つの支社にまたがり、かつ東京支社の中でも唯一都内以外も含むということで、常磐線自体の社内での位置付けが非常に複雑(中途半端)であることもあるでしょう。
 それが災い(幸い)して、試験的な車両や量産予定があったにもかかわらず結果的にほとんど増備されなかったものが存在することになっています。
 各車両についてですが
 <もともと大量の増備を目的にしていないもの>
○207系900番台 国鉄初のVVVFインバーター制御車。その後のVVVFインバーター車の開発に寄与
○415系1900番台(2階建て) 通勤車初の2階建て車。その後の215系(オール2F建て車)の開発に寄与
○209系1000番台 2編成在籍。営団のダイヤ改正にあわせた増発用。実績を重視してわざわざ209系のシステムを採用。今後の増備はない模様。
 <結果的に増備されなかった車両>
○E501系 4編成在籍。コストや社内事情などの要因により増備打ち切り。

 現在E231系への置き換えが進行していますが、415系などの交直流近郊型車両や203系がそろそろ置き換え時期になってきますので、あと10年経てばずいぶん違った顔ぶれになるのではないでしょうか。415系の後継車にはE231系(近郊型)をもとにしたものが検討されているようです。
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理由(1)常磐線の電化事情:茨城県の柿岡にある地磁気観測所の関係で、常磐線は取手から先が直流電化できません。


そのため、首都圏の他線区を走る車両がそのまま持って来れず、交直両用の車両が必要になりますが、特殊設計のためコストが高くなり、他線区のように全置換が難しく、最低必要な両数だけを投入する事になります。
 また、快速用にE231系が導入されていますが、取手から先を走る車両には403系や415系初期車等、今置換えられている103系よりも高い車齢のものもありますが、やはり費用対効果の点から本格置換は本格化する状況にありません。
(2)技術進歩:パワーエレクトロニクスや車体製造工法の進歩が目覚しく、かつての103系のように同じ車種を長い間小改良を加えながら製造する時代ではないことから、このように少しずつ製作すると、次回同じ車種を造るよりも、その時々の最新技術を導入した方が総コストは小さくなる事もあります(これは209系のコンセプトですね)。
 E501系も製造からだいぶ時間が経過していますから、増備される可能性は小さく、個人的にはつくばエクスプレスに導入される交直バージョン車のような形になるのではないかと思います。
(3)地下鉄乗入:地下鉄乗入車両は特殊装備が必要になる上、乗入相手から車両が入ってくる事から、元々が小ロットで賄えるという性格のものです。
 203系は103系1000番台16編成を置換えましたが、その後の207系や209系1000番台は置換ではなく、主に増発用車両という位置付けですので、所要数も少ないのです(207系には試作車という位置付けもありますが)。
 また、207系と209系1000番台は共にVVVF制御車両ですが、(2)で述べたようにその後の技術進歩やJRの車両設計に対する考え方の違いが反映されています。
 ただ、209系1000番台は試作車ではなく、れっきとした量産型ですが、上述の事情により2編成で打ち止めとなりました。東西線乗入用にE231系800番台が製造されましたが、これは車体こそ209系1000番台に似ているものの、走行装置は大きく異なります。よって、恐らく209系1000番台の増備は無いでしょう。
(4)試作と量産:上述のように、少量生産=試作という単純な図式は成り立ちません。試作というのは、主に革新的な新技術を実用化する際の長期実用試験的意味合いで行われるわけです。
 209系も登場時は901系と称され、その試験結果を基に209系の量産型が誕生し、その派生車種として1000番台が登場しました。よって、209系という括りで見れば、1000番台も量産車の一バージョンです。
 余談ですが、901系は今は209系の900番台として現存しています(よって、209系自体は試作車ではありません)。
 203系も同じように201系の一バージョンと見なせます。
(201系にも試作車があります)
 更にE231系も車体は209系500番台とほぼ同じでも、わざわざ試作車を作ったのは、やはり新技術の導入を試験するためでした。

 以上、長くなりましたが、質問の回答として最も打倒なのは「常磐線の特殊性」と言えましょう。
 ただ、快速線の置換え完了時には203系の取扱いも検討課題になるでしょうし、403系・415系についてはつくばエクスプレスによる常磐線の乗客数への影響を見てから本格的な検討を行うのかもしれませんね。

 
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No.1 ちがいますね。



E231系は地下鉄に入れませんものね。

ごめんなさい、ごめんなさい……  m(_ _)m ぺこぺこ
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自信ないですが、たぶん



203系……103系のアルミ版。国鉄時代の遺産。
207系……JR初期の試作車。203系の改良版。
209系……試作車パート2。コストダウンをねらった。
E231系……量産型。各駅停車用。地下鉄対応。
E501系……量産型。普通列車用。交直両用。

という位置付けなのだと思います。
どうやら前面にFRP枠がついている車両(Eで始まる)が量産型みたいです。

参考URL:http://www004.upp.so-net.ne.jp/railphotoclub/pag …
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