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日本人と外国人特に欧米人との同じ血液型の人の血液の成分に違いがあるかどうかについてお尋ねします。彼らと我々の間で違いはあるのでしょうか?もし、あるとしたら輸血の際、相互の血液間で問題はおこりうるのでしょうか?
みなさんの意見をお聞かせください。

自分的には、例えばアルコール分解の為の酵素が欧米人は持ってる人が多いとかという話しは聞きますので、酵素の数には違いが見られるとおもいます。

A 回答 (3件)

こんにちは.



輸血時に発生する問題が,日本人同士(欧米人同士)よりも日本人と欧米人との間の方が起こりやすいかどうか,を質問されているわけですね.

ABO式で同じ血液型であれば輸血は可能といわれていますが,実際医療の現場では例えば,A型の人にA型の人が輸血する際,輸血する側のA型の人は何の検査もせずに無条件に輸血出来るわけではありません.
輸血の前に必ず交差試験といって,まずお互いの血液を混ぜてみて凝集しないようであれば,そこではじめて輸血可能となるわけです(ただ,現在ではHIVやHCVなどウイルスの問題がありますので,この点を考慮せずに書き込んでいます).

ですから,輸血時に発生する問題は,「血液になにが含まれているか」ではなく,免疫学的な反応機序に基づいて起こります.
しかしながら,免疫反応については健常人であれば日本人も欧米人もヒト科の範疇にありますから,人類皆同じだと思います.
すなわち,日本人同士でも問題が起こるときは起こります.
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まず、血液型にはものすごく多くの種類があることを御存知でしょうか。

ABO式血液型が一番よく知られていますが、他にもMN式血液型やRh式血液型など百種類以上あります。それらの組合わせでは全部で地球の全人口よりも多くの血液型があることになり、一卵性双生児以外では同じ血液型の人はまずいないだろうと思われます。
酒を飲むと血中のアルコール濃度が高くなるように同じ人でも状態によって血液の成分は異なります。違う人ならば当然血液の成分は違うでしょう。

輸血の際に問題になるのは、ABO式やRH式などの影響が大きい血液型が合っていること、エイズや肝炎などのウイルスに汚染されていないかということが問題になるでしょう。少量の輸血であれば、他の影響はないと思われます。しかし、大量に輸血するときはあまり影響のない血液型の違いでも、問題が発生する事がありえます。

特殊な場合として骨髄移植を行うときは、白血球の血液型が一致することが重要です。白血球の型が完全に一致することは珍しいので、ABO式血液型が一致しなくても白血球の型が一致すれば移植されることもあるようです。たとえば、A型の人にO型の骨髄を移植したとすると、始めはA型の血液だけですが、徐々に移植した骨髄が作るO型の血液が増えていって、最終的にはO型の血液だけが流れているようになります。
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輸血の際に問題になるのはまず、血液型です。

その他は少量の輸血であれば問題ありません。要は血液が足らなくなって困るのは組織の隅々まで酸素が運ばれないということですので、酸素を運ぶ赤血球さえ充分にあれば感染症などなければ白血球なども差ほど必要としないわけで、たとえ酵素の量が多かろうが少なかろうが最終的には本人にあった量が残るわけで過剰なものは排泄されてしまいます。
ですから輸血される人が持っていないもの、例えば自己抗体や変な病気などが入った血液を輸血されると困ることはあると思います。血液型も抗体の一種ですのでこれに含まれます。
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