プロが教えるわが家の防犯対策術!

ソフトウェア関連の仕事は、何歳くらいまでできるのでしょうか。

能力や勤務時間を考慮すると、お年寄りには無理そうな気もしますが
ただ、個人差はあると思いますし、職種によっても差はあると思います。

ソフトウェア関連の仕事をできるだけ長く高齢になるまで続けるのを
望むならば、プログラマとしての経験はもちろんでしょうが

 他に何を身につけたらよいか。
 どういう方向を目指したらよいか。

などなど、歩み方を教えていただけるとうれしいです。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

50代のプログラマです。



>>ソフトウェア関連の仕事は、何歳くらいまでできるのでしょうか。

「(SE・PGは長時間残業、徹夜もありだから)35歳を過ぎると体力的についていけない」という説がありました。これは、きちんと要求定義をしないで開発を始めるとか、スケジュールがいい加減でプロジェクト管理もまともにやらない、開発中に顧客の変更要求を安易に受け入れるとか、技術も経験も無いのに無謀な受注をする等の原因で、仕事が膨大な残業や徹夜の連続となって、「ソフト開発は、体力ある若いときしかできない」という説になったのだと思います。

そういうデスマーチのようなプロジェクトでなく、きちんと管理されたプロジェクトであれば、元々が体力を使う仕事では無いので、ボケなければ、死ぬまで働くことができると思いますよ。

>> 他に何を身につけたらよいか。
>> どういう方向を目指したらよいか。

常に新しいことを学習し続けるってことは、当然必要ですね。でも、それ以外にも、先を読む目や交渉力なども大切だと思います。たとえば、納期が絶対に無理な仕事を押しつけてくる上司に対して、「それはできません。でも、○○の機能無しであれば、××までには可能です。」とか交渉できるようになることでしょう。

そうすれば、無理な働き方をしなくて済むので、学習意欲も続きますし、歳をとっても、体力的な問題は出ないと思います。

ちなみに、年下の同僚で「某社に派遣されて、35時間連続で働かされたときは、キツかった」「それ以降、体力が低下したし、今でも体の調子が悪い」なんて言っていました。
無理な働き方をすれば、若くても、体力的に、あるいはウツになって精神的に続かなくなると思いますね。

具体的な知識をあげれば、コンピュータのハードウエアの知識、できれば電子工学的な知識、そしてアセンブラやC言語、Unix等のOSの知識は必須でしょう。『本物のプログラマーはパスカルを使わない』という昔のエッセイがあります。異論はあるかもしれませんが、そこに書かれている精神は、必要と思います。


そして、個人的には、ソフトウエア開発の仕事は、大工や鍛冶屋のような「職人」だと思っています。そういう職種の方は、60,70歳を超えても、「俺は、まだまだ未熟だ!」と、常に勉強されながら現役で働かれているようです。

「ソフトウエア職人気質」という書籍があります。長く働きたいなら、そこに書かれているような職人をめざす方向が良いのではないかと思っています。(いわゆる「出世」「金儲け」を第一に考えると、これがお薦めだとは思いませんけどね)
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この回答へのお礼

私はどうやら「デスマーチのようなプロジェクト」にいるようです。
最近の自分は限界が来ていると思っていたのですが
lv4uさんのご意見を拝読してそうでもないと思えてきました。

ソフトウェア技術だけでなく、交渉手段や先見性を取得するのが
うまく仕事を続けていくコツになるなんて今まで考えた事もなかったです。
目からウロコです。

「ソフトウエア職人気質」、ぜひ読んでみたいと思います。
「出世」「金儲け」は考えていません。
面白いから続けているだけです。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/01/07 01:38

60歳過ぎてもできますよ。



>能力や勤務時間を考慮すると、お年寄りには無理そうな気もしますが
 これは貴方が見られている世界がソフトウェア関連の一部にすぎないからそう思われているのであって、実態はこの限りではありません。
 努力と能力は必要ですが勤務時間はそれぞれです。付加価値ではなく時間で評価されるような方向から早く脱却してください。

>プログラマとしての経験はもちろんでしょうが
 プログラマとして続けるのでない限り、この経験が特に重要ということはありません。

>他に何を身につけたらよいか。どういう方向を目指したらよいか。

1)プログラマは高齢には務まり難い
  プログラミング言語等技術進歩が早いため、その流れに追随するのが大変と思います。また、前述の勤務時間云々は現状のプログラマの実態から発言されているものと思いますが、事実高齢になっての長時間勤務や深夜勤務はきついでしょう。
  システムエンジニアなり、より上流の職種を目指すことが肝心です。

2)年功を活かせる職種
  プログラマでは年功はあまり有用ではありません。
  より上流工程のシステムエンジニアやコンサルタントなら年功が活かせます。

3)システムエンジニア指向
  とりあえずコンサルよりシステムエンジニアのほうがハードルは低いと思います。
  システムエンジニアでも多くの職種があります。貴方にあった職種を探して努力してください。

あるシステムエンジニア(ご参考)
 ・病院業務のパッケージをお客様に適用するエンジニア(フィールドSE)として大手メーカ勤務
 ・1パッケージ数千万から数億円のパッケージをお客様に適用する業務を55歳まで実施(その後私的事情により転職)
 ・プログラミング経験は勉強を目的とした数年のみあり(アセンブラ、COBOL程度)
 ・情報処理技術者としての資格取得(基本から上級まで)
 ・業種(医療)の勉強を書籍から、またセミナ等にも参加、お客様(医師、薬剤師、検査技師等)にも教えてもらう
 ・財務会計の基本を勉強
 ・ISO9001品質マネジメントを勉強
 ・内部統制について勉強
 ・テキスト購入、講習会参加等で医療情報技士資格取得
 ・プロジェクトマネジメントの勉強、講習会受講でPMBOK資格取得
 ・(転職後)ネットワーク技術CISCO社CCNA取得(技術習得より部下の自己啓発への啓蒙が目的)

同世代でコンサル会社に転職した人もおります。
長文になりましたが、参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございました。
プログラマより上流を目指せば、ソフトウェアの仕事はより長く続けれられそうですね。
でも、コンサルタントやSEとなってくると、プログラミング言語以外に
習得が必要なものがあり、かなりの知的レベルがないと難しい印象を受けました。
自分の今後について、じっくり考えたいと思います。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/01/07 01:12

システム営業に携わっていた者です。



プログラミング以降の下流工程は海外に丸投げされたり(オフショア開発)
若い技術者に任せることが多いので、
年齢が高くなってもプログラミングしか出来ない、ということであれば
よく言う「35才定年説」になると思います。
しかし、用件定義・基本(概要)設計がしっかりと出来る方や、
プロジェクトの取りまとめに長けた方は、
50才を過ぎても活躍されています。

なるべく早いうちにリーダー・サブリーダーを経験して、
いわゆる上流工程とマネジメントの経験を積んでいくことと、
特化した業務知識を身につけることが大切だと思います。
No.1の方が言われるように、
新しい技術について積極的に勉強することももちろん重要だと思います。
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この回答へのお礼

プログラミングしかできないと後々大変そうですね。
やはり、No.1 の方と同様のご意見ですね。
今の自分はプログラミングしかできなくて
今はこれで満足ですが、今後のことを考えて
用件定義・基本設計やマネジメントについて
積極的に学んだほうがよいかと思いました。
少し自分の歩む方向が見えてきました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/01/07 01:23

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