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確定申告(白)について質問です。
私は仕入れた物をネットオークションで販売したりしているのですが
仕入をギフト券払いとかにした場合の帳簿の付け方が分かりません。

ギフト券は自身で購入した分です。
額面より安く購入できますので仕入を現金ではなくギフト券で支払いました。
従いましてギフト券の購入費と額面は一致しておりません。
例えば10万円のギフト券を9.5万円で購入等です。

現在は特に現金とギフト券支払いで区別していない状態です。
仕入のギフト券使用時に現金同様の扱いで代金をそのまま仕入費用に含めております。
仕入の領収書にはギフト券分はギフト券支払と記載されます。
問題ありますでしょうか?

白ですので帳簿は仕入金額、売上金額の簡単なものしか付けておらずギフト券購入費は載せておりません。
もし必要でしたらどのように帳簿を付ければよいのでしょうか?
収支内訳書にも記載が必要でしょうか?
またギフト券を購入したときの領収書は保存する必要がありますでしょうか?

帳簿が複雑になるようでしたら、白で申告する意味が無くなるので仕入をギフト券払いにすることはやめようと思っております。
よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

>帳簿が複雑になるようでしたら、白で申告する意味が無くなるので仕入をギフト券払いにすることはやめようと思っております。



仕入をギフト券払いすれば利益が出るのに、帳簿が複雑になるのを嫌ってギフト券払いを止めてしまうのはもったいないことです。白色申告を前提に簡便な方法を書きましょう。

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「売上帳」はあると思いますが、ほかに「その他収入帳」を作成します。
(1)1月19日、額面10万円のギフト券を95,000円で買ったら、差額の5000円を「そ
の他収入帳」に記帳します。
(2)3月10日、額面20万円のギフト券を193,000円で買ったら、差額の7000円を「そ
の他収入帳」に記帳します。
(3)・・・
(4)・・・
・・・・・
(20)12月3日、額面10万円のギフト券を96,000円で買ったら、差額の4000円を「その他収入帳」に記帳します。

“その他収入”の年間合計額を48,000円と仮定します。

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仕入帳は、普通に記帳します。つまり、70,000円の商品を仕入れ、額面7万円のギフト券で支払い、仕入帳には70,000円と記帳します。

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決算(12月31日)と確定申告では次のようにします。

決算日(12月31日)にギフト券の残額を数えて、額面80,000円だったと仮定します。
これを全部、12月3日に購入したギフト券が残っていたものとみなします(最終仕入原価法)。

このギフト券に含まれる利益を計算します。
80,000÷100,000×4000=3,200 ←利益

“その他収入”の年間合計額48,000円から3,200円を差し引いた残額を、収支内訳書の「その他の収入」の欄に記載することになります。
48,000円-3,200円=44,800円 →収支内訳書へ

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>仕入の領収書にはギフト券分はギフト券支払と記載されます。問題ありますでしょうか?

問題ありません。

>またギフト券を購入したときの領収書は保存する必要がありますでしょうか?

保存すべきです。
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この回答へのお礼

実に丁寧なご回答、ありがとうございます。
わかりやすい例も載せていただき良く理解することが出来ました。
これで躊躇することなくギフト券を利用することが出来そうです。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/01/26 18:06

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