プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私立大学で教えています。私は45歳、妻は技術者(特殊法人)で41歳です。子供二人(10歳と5歳)がいます。自己所有の家があり私のみローンが1500万円残っています。収入は私が800万ほど、妻は1200万くらいです。貯蓄は私が800万ほど、妻が4000万くらいです。

今まで保険については、お互いに特別養老保険に特約を付けたものくらいしか加入経験がありません。満期保険金が手元にあります。

相談内容としては、次の3つです。
1.夫婦ともに中年にさしかかり病気などの懸念があり「医療保険」などを考えたい。
2.子供がまだ小さいため、教育資金なども考えておかないといけない。
3.退職後の生活も含め、全体的なライフプランニングをやってみたい。

具体的には、
1.医療保険についてまだ勉強中です。まずは最低限のものに加入してみようと思うのですが、
a.損保ジャパンひまわり生命「健康のお守り」:保障は終身、支払いは65歳(定年)まで、入院60日、七大疾病時には60日延長、先進医療保障付)で日額5000円プラン
b.私学共済 共済定期保険
http://www.shigakukyosai.jp/kyosaiteiki/index.html
このなかの「家族年金コース(死亡保障1000万円)」+「医療保障コース(入院保障5000円)」+「3大疾病保障コース300万円」
どちらが適当でしょうか?他の保険や内容についてもアドバイスをお願いします。

2.子供の教育資金としてはおもにボーナス分を夫婦で貯めています(投資信託など)。貯蓄とは別に1200万円ほどあります。他になにかを考えたほうがいいでしょうか?

3.夫婦とも当面共働きを続け、子供が独立したら早い目に退職して、また別の活動をと今は考えていますが、ライフプランについてはきちんと設計したことがありません。知人に損保の代理店をやっている方がいますが、周囲にCFPなど専門知識のある人がいません。こうした場合、相談先や代理店の見つけ方についても教えてください。(FP協会の検索ではうまく見つけられませんでした)

以上、長文ですが、どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

(Q)共済定期保険(私学共済)とAIGエジソン生命の「健康ノススメ」


を比べて、それぞれメリットとデメリットを教えていただけたらと思います。
(A)AとBの保険を比べて……というのは、実は、意味のない作業です。
50人乗りのバスと2人乗りのスポーツカーを比べて、メリット・デメリットを
比較するようなものです。

50人で団体旅行をするのに、2人乗りのスポーツカーを25台用意する
のは非合理的です。
2人で旅行するのに、50人乗りのバスをチャーターするのも非合理的です。

重要な事は、目的です。
その目的に合致しているかどうか、です。

終身の保障が必要なら、共済は70歳までの保障ですから、
目的に合致しません。
一方、現役時代の保障が必要ならば、保険料も安くて良い選択でしょう。
問題は、何が必要か、ということです。

(Q)専門の相談人がどこに(引受会社?)いるのかさえわかりません。
(A)事務担当者に、保険会社の担当者に詳しい話を聞きたいと
お尋ねください。

(Q)がん保険や医療保険などの注意点をうまくまとめた書籍、雑誌など
ありましたら、紹介していただけると助かります。
(A)ご参考に……
http://www.jili.or.jp/index.html

世の中には、保険に限らず、色々な本がありますが、
役に立つのは、資格を取るための本です。
例えば、保険ならば、ファイナンシャルプランナーの資格を取るための
テキストが役に立ちます。
一般的な本がなぜ、ダメなのか……
それは、筆者の立場や考え方が反映されるからです。
「○○を買ってはいけない」「○○で命を救われました」
などいうセンセーショナルな本でなければ売れません。
売れない本は、商業ベースに乗らないので、世の中に出てきません。
その点、テキストは、中立でありながら、目的が資格取りなので、
商売ベースにも乗ります。

私の立場は……
医療保険はあった方が良い保障であり、終身保障が良いと思っています。
その理由は、長期の入院を繰り返す場合があり、高齢なればなるほど
入院の確率が高くなるからです。
しかし、長期入院の確率は低い、高額療養費制度もある、
高齢になれば自己負担が1割になるから、結局、医療保険は無駄
という人もいます。
どちらが正解なのか、誰にもわかりません。
その人が死ぬときに、精算してみなければわからないことです。
私は……
医療保険の保険料が無駄になったという後悔と、
医療保険を掛けておけば、十分な医療が受けられたのにという後悔と
どちらの後悔がより厳しいかと言えば、後者だと思います。
だから、保険は掛けておくべきだという立場です。

ご参考になれば、幸いです。
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この回答へのお礼

rokutaro36さん

短期間に長文の回答をいただいて感謝しています。

保険関係の難しいところは、保険料や販売パンフレットだけではわからない、商品設計時の考え方や社会保障制度との関わりなど、多面的でそれをすべてカバーできる知識のある人はそう多くないということだと思いました。

おそらく今医療保険に入ろうとする動機は、「医療保険を掛けておけば、十分な医療が受けられたのに」という部分をそれなりのお金を払うことで杞憂を安心に変えたいということだと思います。

かつて「不払い報道」が問題になった背景の一つには、がん保険に代表されるように、販売する側も契約するほうも告知や保険の適用範囲などへのきちんとした幅広い知識と説明がなかった(努力を払わなかった)ためなのでしょう。

結論としては、金融機関および知り合いの税理士などを通じて適当なFPの方を探して相談に乗ってもらい、その意見を反映させて決めたいと思います。

それぞれの保険のメリット・デメリットとも保険への考えかた次第というのはよくわかります。私はバスもスポーツカーもどちらも好きなので迷うところです。

大変参考になりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/04/05 10:09

まず、相談相手のFPの探し方ですが、FP協会から有料で


相談を受けているFPを紹介してもらってください。
誰もいないということはないと思います。
有料のFPからは、具体的な保険の話は聞けません。
保険法で、話をしてはならないことになっていますから。
その代わり、真に中立で、必要な保障について相談に応じて貰えます。
1時間5千円~1万円ぐらいだと思ってください。

さて、保険とは、結局はお金です。
となれば、トータルのマネープランの中で考えなければなりません。
つまり、マネープランを立てることが最初なのです。
マネープランを考えるときに便利なのは、キャッシュフロー表です。
http://fukuroi-fps.blogdehp.ne.jp/article/132308 …
https://www.hotto.nomura.co.jp/ipg/ez/ezp2n_b1/j …
http://www16.plala.or.jp/comet/cashfuro.htm#cash …
http://www013.upp.so-net.ne.jp/Go-planning/lifep …
つまり、未来の予算表です。

お子様の進学、老後の生活……すべてにお金が絡みますから、
マネープランを立てることは、ライフプランを考えることでもあります。

さて、キャッシュフロー表ができたら、万一が起きたときの
シミュレーションをします。
夫様の収入をゼロにして、住宅ローンをゼロにして、
死亡退職金、葬儀代などを計上、生活費から夫様の分を引きます。
などなどの計算をすれば、夫様に万一があったときの
シミュレーションとなります。
奥様の収入が多いので、遺族年金は支給停止となります。
実際にシミュレーションをしていただければ良いですが、
夫様が亡くなれても、死亡保障は不要でしょう。
奥様の収入で、十分に生活可能です。

奥様に万一があったとき……
同じようにシミュレーションをすれば分りますが、奥様が亡くなれたときの方が
ダメージは大きいです。
ただし、それでも、生活が困る、というレベルではありません。
となれば、死亡保障は、生活保障というイメージではなくて、
生活レベルの保障という側面が大きくなります。

医療保障ですが、医療保障を考えるときのポイントは、
医療費をどのように支払うか、ということです。
健康保険には、高額療養費制度があり、ある月(1日~末日)の医療費の
上限が決められています。
となれば、医療費の支払いは……
(1)主として預貯金から支払い、医療保険は気休めで良い
(2)主として医療保険から支払い、預貯金には手をつけない
という二つの考え方が成り立ちます。
どちらの考えをするかによって、選ぶ保険が異なってきます。
普通は、どちらが良いとは言えないのですが、質問者様の場合、
特殊な医療保険を検討する価値があります。
AIGエジソン生命の「健康ノススメ」(終身型)です。
この保険の通販は、定期型なので注意してください。
この保険は一定の年齢まで、健康であれば、支払った保険料の全額が戻り、
しかも、医療保障が終身続くという保険です。
欠点は、中途解約・中途死亡は、かなり不利になります。
保険料が高額であり、一般向けではない。
払いこみ期間中の病気は、結局は自己負担と同じであり、
保障があるとは言えない。
という点です。

また、医療保険でいう万一とは、短期間の入院を数回することではなく、
長期の入院を繰り返すことです。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/08/ …
平均の日数は減っていますが、長期入院がなくなったわけではありません。
その意味で、リスクを考えて医療保険に契約するならば、
一回の入院限度日数は120日以上であるべきです。
また、医療保障と死亡保障は別の目的なので、保険も別々にすることを
お勧めします。

また、がん保険は検討に値する保険です。

教育費は、お子様の年齢を考えると、
10歳のお子様は預貯金でカバーすることを考えてください。
5歳のお子様は、短期払いの保険を利用するという手もあります。
預貯金でも良いと思います。

ご参考になれば、幸いです。

この回答への補足

さっそくの回答、どうもありがとうございました。

保険会社のサイトで簡単なキャッシュフロー表を作って眺めてみたりしましたが、いろいろな要素を加味しながら、夫婦、子供、親からの相続まで含めるて考えるのは片手間ではすまないようなので、一度、FPの方に相談に乗ってもらおうかなと考えていました。ただ相談料は弁護士なみですね。金融機関のFPの方とくらべて、専業の方、代理店をやっている方といろいろでどのような人が適当が選ぶのが難しいです。

それから回答への質問で、申し訳ないのですが、

1.共済定期保険(私学共済)とAIGエジソン生命の「健康ノススメ」を比べて、それぞれメリットとデメリットを教えていただけたらと思います。健康、、は20年元気でいれば、おもしろい保険ですね。
先の共済のものは半年の掛け金で16640円、10194円、15080円 年間8
万円ほどでかなりの保証内容ではと思いました。ただ毎年チラシが回ってくるだけで専門の相談人がどこに(引受会社?)いるのかさえわかりません。

2.がん保険や医療保険などの注意点をうまくまとめた書籍、雑誌などありましたら、紹介していただけると助かります。

補足日時:2010/04/04 20:02
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