A 回答 (17件中1~10件)
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No.3
- 回答日時:
先験的統覚(ア・プリオリなる意識統合)の下の自己といういう対象経験の結果と内容的錯覚の下に、更に以下の錯覚的現象的経験が為され、大河に入り、大洋にいき、創造の無に戻る。
1. 四書五経ー大学 第二章第三
【日新 苟日新 日日新 日新】
2. 旧約 伝道の書 第一章
【以下】
ダビデの子、エルサレムの王である伝道者の言葉
伝道者は言う、空の空、空の空、いっさいは空である
日の下で人が労するすべての労苦は、その身になんの益があるか
世は去り、世はきたる。しかし地は永遠に変らない
日はいで、日は没し、その出た所に急ぎ行く
風は南に吹き、また転じて、北に向かい、めぐりにめぐって、またそのめぐる所に帰る
川はみな、海に流れ入る、しかし海は満ちることがない。川はその出てきた所にまた帰って行く
すべての事は人をうみ疲れさせる、人はこれを言いつくすことができない。目は見ることに飽きることがなく、耳は聞くことに満足することがない
先にあったことは、また後にもある、先になされた事は、また後にもなされる。日の下には新しいものはない
「見よ、これは新しいものだ」と言われるものがあるか、それはわれわれの前にあった世々に、すでにあったものである
前の者のことは覚えられることがない、また、きたるべき後の者のことも、後に起る者はこれを覚えることがない
伝道者であるわたしはエルサレムで、イスラエルの王であった
わたしは心をつくし、知恵を用いて、天が下に行われるすべてのことを尋ね、また調べた。これは神が、人の子らに与えて、ほねおらせられる苦しい仕事である
わたしは日の下で人が行うすべてのわざを見たが、みな空であって風を捕えるようである
曲ったものは、まっすぐにすることができない、欠けたものは数えることができない
わたしは心の中に語って言った、「わたしは、わたしより先にエルサレムを治めたすべての者にまさって、多くの知恵を得た。わたしの心は知恵と知識を多く得た」
わたしは心をつくして知恵を知り、また狂気と愚痴とを知ろうとしたが、これもまた風を捕えるようなものであると悟った
それは知恵が多ければ悩みが多く、知識を増す者は憂いを増すからである
上記は二引用は名文であり、私も最も銘するものであります。仰せのように何も変わっていない。
しかし変わる。何が変わるか。自己という形式だけの皮袋に入ってくる水が変わる。
水は天からもらい水。おいどんがうっちんだら 道端で皮袋にまた水が入る。
No.5
- 回答日時:
宇宙は、ビッグバン以来、137億年経っており、137億光年先まで広がっています。
(137億光年遠くは137億年前の姿なので、ビッグバン当時の強烈な輻射が、
その光速近い後退速度のドップラー効果で絶対温度2.7度に間のびして)
つまり、昨日から1日経っているので、宇宙の半径は1光日だけ広がっています。
それにより、不確定性原理(位置(S)と運動量(St)、時点(T)と質量(Ts)の2対
において一方を確定するともう一方が無限不確定化する)において相殺すべき
時空の広がりが大きくなっており、その「相補的不確定性」=h(プランク定数)は
相対的に収縮しています。
このプランク定数は、量子性として、超弦理論において「全ての存在の根源をなす」
ことが明らかとなっており、その本質的定数が異なるということは、宇宙は全ての
時点で異なる本質によって成っていると言えます。
最新の量子論的世界像において、有限な存在性は観測される事によって生じています。
全ての存在は、量子的な不確定性に基づいており、無限につめ込むと存在確率の
山が平らになって、無と等しくなります。
この「絶対無=不確定性無限」において、その無限の闇に認識体の仮定断面の
運動を想定すれば、相対的に無の風は光になり、認識体はその光の向うに、
自己の補完(相補的不確定性)としての宇宙を認識します。
無の不確定性無限の潜在たる「認識可能性(=自我仮説性)」に対する、
相補的対発生としての「時空仮説性」。
全てのものは、あなたが存在するための(物理的根源にまで遡った)補完なのです。
そこにおいて、宇宙の膨張=不確定性(h)の収束という、異なる本質=異なる認識
可能性を一つの軸(時系列化)にするところに時間性は依拠しており、過去の自分も、
空間的広がりにおける他人も同じです。
宇宙は、別の認識可能性を自己同一視するという、ある種の精神異常として発生し、
実は他人も共通であるという愛に向かって進むと言えます。
No.6
- 回答日時:
アン・シャーリー曰く(赤毛のアンはご存知でしょうか)
「明日はまだ失敗の無い新しい日」だそうです。
質問者様のおっしゃる「今日」が「これから始まる時間」の意味であれば、
アンの言う「明日」と同義語になるかと。
これから書き込む時間の余白を有する自分と、
既に書き込みを終え傍観者/閲覧者/批評者となる時間を有する自分。
終わってしまった今日と昨日では、そもそも区切る必要が無いような。。。
質問者様の「今日」の意味付けに依っては、無意味な回答になります。
その際はポイポイ読み捨ててくださいませ。
この回答への補足
>終わってしまった今日と昨日では、そもそも区切る必要が無いような。。。
たとえば物質と位置の移動を出来事とその起こるプロセスとを基にして考えたらいかがでしょう。そうすれば出来事同士の時間敵前後関係が、測定の仕方によって、相対的に決定されるという事実を説明できます。
No.7
- 回答日時:
>昨日の私と今日の私では何が同じで何が違いますか?
すでに質問者さんご自身もお気づきかと思いますが、こういう問いを素朴な常識レベルの疑問として立てるならともかく、そうではなく、たとえば観察者の視点と対象の関係性に重きをおいたり、時間の非可逆性に焦点を合わせたりということになると、少なくとも質問者さんが「同じ(同一性)」や「違い(差異性)」をどのように規定しているのかについて、前もってきちんと明示していただきたかったところです。
要するに、こういう疑問それ自体が帯びる多義性、多面性についてあらかじめ弁えた上で、質問者さんご自身の興味・関心の在処をもう少し明確に示していただきたかったということです。
でないと、No.6さんがせっかくご紹介になった、「明日はまだ失敗の無い新しい日」という、豊かな暗示に富んだ一節も、こうして質問者さんの琴線に触れることなく、忘却の彼方に捨て去られてしまう恐れが出てきますから。
そもそも、質問者さんがこういう質問を立てられたのは、「出来事同士の時間的前後関係が、測定の仕方によって、相対的に決定される」という命題を形式論理レベルで証明したかったからなのでしょうか?
現世の営みが《無常》であることを日々の実生活から学び得ていた昔の人々なら、「昨日の私と今日の私」の違いどころか、現在の一瞬一瞬さえもほとんど暴流のごとき生滅の繰り返しと実感していたのではないでしょうか。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」というように。
No.8
- 回答日時:
#NO3
申し訳ありません。【普遍的自我と個別的自我の綜合】ということば表現でのお問いかけにはどう答えていいかわかりません。また更に私の拙答を再度細述ための側面が見出せません。
#NO3においては、【普遍的自我と個別的自我】ということも、【両者の綜合】ということも頭にはありませんでした。
先験的統覚というカテ言語はいわゆる古いカント先生が使っていたようですね。それは認識批判いっぱんにおける前提された自己性記憶とでも言うのか、一人でも、一般でも、どちらかというと広がりの問題ではなく、奥の根っこに向かうもののようですね。
私は55年も前の読書での借り物で、カント先生とは必ずしも同じ概念ではなく(カントは今、ある意味において根本的に否定しています)、ヒンドゥ的主格たる意識存在をいい、個人でもあり普遍でもあります。doerとperformerとの違いを認識します。
No.9
- 回答日時:
昨日と今日をどのように区切りますか。
メラトニンの血中濃度が高くなる 夜 に、
生物学的なあなたは、眠くなり、体温をさげ、脈を減らし、細胞を保護し、
酵素が微細な組織のなかで秩序正しく働き、体の点検をおこない、
神経細胞の感受性をととのえ、脳と心が照らし合わされ、
日中に活動できる状態に、あなたをメンテナンスします。
分泌されたセロトニンは、日中の活動によって、感受性のよい神経細胞のあいだでよく働き、
日が暮れると働きを弱めて、メラトニンの血中濃度を高めてくれます。
これは、概日リズムといって、あなたに一日をもたらすあなたの中のはたらきです。
万華鏡は、
パーツたちの受ける時間の微かな浸食は観察できませんが、
それらの構成の二度と同じにならない変化を眺めて楽しむものです。
この万華鏡のように、あなたは、二度と同じあなたではない模様を創りつづけています。
あなたが触れた情報は、パソコンのデフラグのように、夜ごと構成しなおされ、
それは 捏造的 に 物語 を紡いでいくあなたの記憶の重要な仕事です。
健全な自己とは、連続する物語をもった自己であって、
連続する自己の客観的把握による自己ではありません。
昨日と今日の、同じあなたが、違うあなたの模様を、
そのつど、同じあなたであることを再認しながら、創造しているのです。
この回答への補足
個別的に体験される時間の成立する意識はいわば性質的な綜合のようなものであって、空間的運動いおいて連続的に通過されるような中間点を持ちません。そこに現れる意識の並列的諸作用はむしろ非連続的契機を示しているというべきです。
補足日時:2010/04/10 10:48No.10
- 回答日時:
精神医学、現象学、認知科学から見た回答はいらないということらしいですね。
「昨日の私と今日の私が違う」と病気で苦しむ方たちがいますので、
閲覧者の役に立つこともあるかと思い回答したまでです。
カント批判のベルグソンといった立場にはないですね。
フッサール以後しか範疇に入っていないです。
> 個別的に体験される時間の成立する意識はいわば性質的な綜合のようなものであって、空間的運動いおいて連続的に通過されるような中間点を持ちません。そこに現れる意識の並列的諸作用はむしろ非連続的契機を示しているというべきです。
体験される時間とは?
意識は性質的な綜合、そのとおりです。わたしもそのように答えております。
時間の成立に限らず、意識はおしなべて機能的な綜合です。
空間的運動の連続性と比較する意味はここにはありません。
意識の並列的諸作用とおっしゃるものは、
空間的な配置に転換された自己再認について表現しているにすぎないようです。
非連続的契機を示している、とみなされるからこそ、
再認の運動でしかなく、自己同一性の連続する物語であるということをわたしは答えたのです。
「連続する自己の客観的把握による自己」などではない、と書いたのですよ。
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