アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

相当な知識と手間、あるいは知能が必要だと思われるが、何が作成者を駆り立てるのか。技術は高レベルでも、やはり動機は低レベルか?

カテ違いでしたらごめんなさい笑える皮肉でも結構ですので、「心構え」としていろいろと聞かせてください。

A 回答 (10件)

コンピュータ関係の相談を受ける中で、「ウイルスを作ってバラまいてるやつは、何が楽しくてそんな事をするんだ?」などという質問をよく受けるので、同じような疑問を持たれている人は多いのでしょうね。



多くの人が、まともな社会生活のできないコンピュータオタクが、自分を受け入れてくれない社会に害悪をバラまいていると、単純に考えているようです。

特にコンピュータに詳しく無い人程、コンピュータオタクを気味悪がって、オタクとウイルスを結びつけるイメージを持っているようです。

質問にある通り、動機が低レベルな人が多いのも事実でしょう。実際のところ、アングラサイトを覗けば、限りなくイリーガルに近いツールは簡単に手に入りますし、その中にはウイルス作成ツールもあります。

一般にはウイルスを作成する事は技術が高いと思われていますが、既存の技術を使ったウイルスであれば、実際には非常に簡単に作成できます。

ソースコードが公開されているウイルスもありますので、自分でコードを手直ししてみる事も難しくはありません。

自分が何をしているか、第三者の立場から自分を見つめる事のできない子供であれば、好奇心からそういったツールを使って、既存ウイルスの亜種を作成してネットに流す事もしてしまうでしょう。

現在、知られているだけで数万種類のウイルスが存在しますが、特有の技術で記述されているウイルスはそれほど多くはありません。

ちなみに、現在騒がれているものです。まだ、実体も詳細も不明です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030623-00000 …
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030624-00000 …
全く新しい考え方で作成されるものについては、作成するのにそれなりの技術が必要と思います。

このようなウイルス作成の動機は本人しかわからないと思います。

唯一言える事は、多種多様な不正・不明なプログラムを、一括りに「ウイルス」としてしまう事ではないでしょうか?


もう一つ目を向けなければいけないことは、ウイルスが感染拡大していく原因は、特に初心者が扱う無防備・管理不行き届きのWindowsPCによるところが大きいという事です。
個人的には、安易にウイルスをバラまく輩以上に、たちが悪いと思います。

また、アメリカで最近、不正COPYを保存しているコンピュータを、著作権者は外部からコントロールして破壊してもよい、という法案が提出されました。

過去においても、シェアウェアの作者が、不正に流出したシリアルナンバーを使用しているコンピュータのハードディスク上のデータを消去して大騒ぎになったこともあります。
今までは、このようなシェアウェア作者は、ユーザからひどい反感をかってきましたが、忘れてはならない事は、作者がそのようなコードを書いた背景には、数多くの不正ユーザがいたということです。

話が逸れますが、実際に恐ろしいのは、ウイルスよりも、トロイの木馬です。
感染しないだけ、実体が掴まれる可能性が低く、どれだけの数のトロイの木馬が存在するのか、もはや誰にもわかりません。

日本では住基ネットや電子情報保護法案などについてさえ、議論されている内容を理解している人が少ないのですが、一歩国外にも目を向ければ、「エシュロン」というもっと大きな問題もあります。国外と書きましたが、組織の一部は日本にもあります。(検索すれば、それなりの情報が出てきますが、この組織もいまだに実体が不明です。)


話があちこちにとんでしまい恐縮ですが、一言で質問に回答すると、「パソコン初心者が思っている程、簡単な話ではない」ということです。

個人的には、感染爆発して広く浅く被害を与えるウイルスのことよりも、より深刻なダメージを与えうる個人情報の搾取について、真剣に考えるべきだと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>多くの人が、まともな社会生活のできないコンピュータオ
>タクが、自分を受け入れてくれない社会に害悪をバラまい
>ていると、単純に考えているようです。

私もかつて漠然とそのようなイメージを持っていましたが、この質問をしてからかなり払拭されました。

>既存の技術を使ったウイルスであれば、実際には非常に簡
>単に作成できます。

やはりそうですか。#1#2#3の方から紹介いただいた記事によれば、簡単なものでは子供でも書くことが出来るようですね。それに関連して#3の方へのお礼にも書きましたが、あなたがおっしゃられるとおり、「自分が何をしているか、第三者の立場から自分を見つめる事のできない子供」あるいは大人が増えていることも問題になっていると思います。

>もう一つ目を向けなければいけないことは、ウイルスが感
>染拡大していく原因は、特に初心者が扱う無防備・管理不
>行き届きのWindowsPCによるところが大きいという事です。

#4の方へのお礼と関連しますが、この点は、私自身も感じ始めていたことでした。何でも騒ぎ立てる不勉強なユーザーの方が性質が悪いといえば、その通りですね。もっと勉強しなければいけませんね(苦笑)。

>日本では住基ネットや電子情報保護法案などについてさ
>え、議論されている内容を理解している人が少ないのです
>が、一歩国外にも目を向ければ、「エシュロン」というも
>っと大きな問題もあります。

私も話が逸れて恐縮ですが、エシュロンの存在を始めて知ったときは、私も衝撃を受けました。やはり、日本の情報技術は諸外国に比べると、プライバシーポリシーの面から見て、総じて立ち遅れていますか?確かに、そういう意味では、ウィルスであってウィルスではないとされる「トロイの木馬」はもっと怖しいものがありますね。電子情報保護法案についても、もう少し見解をお聞きしたいところですが。

ご丁寧な回答をありがとうございました。

お礼日時:2003/06/25 13:46

<追伸>


質問のしっぱなしの方が多い中で、一つ一つ丁寧なコメントをつけていらっしゃる姿勢に敬意を表します。


さて、現在欧米を中心に感染爆発してるウイルスです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030626-00000 …

関連記事もいくつかありますが、記事の通り、この種のウイルスにはスパム業者が大いに関係しています。

ウイルスを放出した犯人がスパム業者であるという直接的な証拠はまだないようですが、スパム業者がこのウイルス(に感染したコンピュータ)を利用しているという証拠は確認されつつあるようです。

ところで、私自身には偉そうに回答をつけているだけのスキルはありません。(ので、回答に対する自信は「なし」で記述しています。恐らく、本物の腕前を持っている人は、教えて!gooを使うこともないでしょう。)

nesさんとのやりとりが、goo!を利用している人達のセキュリティ意識の向上に繋がれば、と思って回答つけさせて頂きました。

ウイルス制作者の心理・動機について、「一般に思われている程簡単な話ではない」という事はお伝えできたのではないかと思います。

それではまたいつかどこかで

参考URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030626-00000 …
    • good
    • 1
この回答へのお礼

フレッシュなニュースをありがとうございます。「スパム業者は、大量メールの送信元を隠すのにオープンリレーサーバを利用する」わけですか。ここはおさえておく必要がありますね。

>nesさんとのやりとりが、goo!を利用している人達の
>セキュリティ意識の向上に繋がれば、と思って回答つけさ
>せて頂きました。

本当にそうですね。教えてgooのすべての質問と回答は、利用者全員の共有財産でもありますから、この質問をして本当に良かったと思っています。有意義な時間をありがとうございました。

お礼日時:2003/06/28 11:19

>これはとんでもない話ではないでしょうか。


民間の競争原理を期待する以上、やむを得ないところではないでしょうか。
評判がよくない製品は、価格も安いです。
ユーザインターフェイスにも差がありますし、言語の問題もあります。
日本語のソフトウェアに限らなければ、無料の製品もあります。
セキュリティ関連の企業には社会的な責任があると思いますが、役人の考え方を無理矢理導入して品質を画一的にしてしまうよりも、品質と価格のバランスが悪ければ消費者から選択されない社会の方が健全であると思います。
ユーザに選択権があるかどうかという事が重要なポイントだと思います。

>「複合型」という言葉にひときわ不気味さを
私が書いた意味は、単細胞のウイルスが単機能で動作していただけの事が、今後はより高機能なものが増えていくだろう、という予想です。
実際に、活動を始めると外部からプログラムを読み込んで成長するものが発見されています。

最初から大きなプログラムをシステムに侵入させて実行させる事よりも、まずは小さなウイルスを感染させる方が簡単です。
また、今まではスタンドアロンで使われていたパソコンの方が多かったという背景があります。現在は常時接続のブロードバンドが普及しました。
処理能力の低いパソコンでは、バックグランドで不正なプログラムが起動し始めた時に体感速度が落ちて、ユーザがプログラムの動作に気がつきやすかったということもあります。
不正なプログラムにとって、環境が整ったという事です。

気をつけているつもりの私自身、先日コンピュータの中にトロイの木馬を発見しました。
暫く動作させていなかったWindowsMeのPCを起動したところ、ログインパスワードを忘れていたので、パスワードファイルをツールで解析しようとしたのが原因です。
数種類のツールと、使い方を説明するチュートリアルプログラム(全部英語)をダウンロードして、そのうち1種類でブルートフォースアタックをかけました。
結局、2時間経っても解析が終了しないのであきらめてPWLファイルを作成しなおしましたが、再起動後にスキャンしたところ、検出しました。
感染していたファイルは、ツール用のチュートリアルプログラムでした。
幸い、実行する前のファイルでしたのでシステムは汚染されていませんでしたが、もし感染していたら、検出可能なダウンロード直後の該当ファイルは消去され、アンチウイルスソフトとファイアーウォールソフトが無効にされたうえで、2種類のトロイの木馬が仕込まれるところでした。
2種類というのは、いわゆる「キーロガー」と「リモコンソフト」です。
動作した場合、ツールで解析に成功したパスワードがネットに送信され、その後にタイプした文字列もネットに送信され続け、外部からはリモコン可能な状態になるという、複数の技術を組み合わせた複合型のトロイの木馬でした。

このようなツール専用のファイルに、このようなものが感染していたという事は、不特定多数にバラまかれたものが偶然感染していた可能性よりも、目的を持った人に意図的に仕込まれていた可能性の方が強いという事です。
明確な目的意識(動機)を持った人の場合、複数のカテゴリーに分類される複数のプログラム・技術を組み合わせて目的を達成しようとするでしょう。
セキュリティ対策のとられたコンピュータの場合、いきなり多機能なソフトウェアをインストールできないでしょうから、まずはウイルスがきっかけを作っていくことになるでしょう。

私が伝えたかったのはそういうことです。


>ええ、考えすぎです(笑)
失礼しました。(笑)
お詫びといっては恩着せがましくて恐縮ですが、国産の新しいアンチウイルスソフトです。
http://www.securevm.com/japan/index.html
セキュリティ関係に詳しい方が独立して始めたようです。
私はまだ試していませんが、既存のアンチウイルスソフトと比較してユニークであるように思います。
スタートしたばかりの掲示板を読んでいたら、何故アンチウイルスソフトがスパイウェアを検出しようとしないのか?という疑問が解けました。
国内のまっとうな新規事業は応援したい気持ちになります。

話が終わらないので、これで最後にします。

それでは。

参考URL:http://www.securevm.com/japan/index.html
    • good
    • 0
この回答へのお礼

三度目のご回答、感謝の言葉もありません。

そういうことでしたか、論点を見誤り申し訳ありませんでした。また、貴重な情報をご提供くださいましてありがとうございました。ちなみに、スパイウェアも好きになれませんね。誰でもそうだと思いますが。

>民間の競争原理を期待する以上、やむを得ないところではないでしょうか。

まったくその通りです。競争なくしては何事も育ちませんね。私の共産主義的な(?)愚痴でありました。今後さらに、公正な競争の機会が保証されればと思います。

それでは、またどこかでご一緒できればと思います。貴重なお時間をありがとうございました。

お礼日時:2003/06/26 11:57

>電子情報保護法案についても、もう少し見解をお聞きしたいところですが。


この法案に限らず、仲間内ではよく議論を繰り広げているのですが、とても限られたスペースに記述する事ができないので、今回は遠慮させてください。


他の回答者の方が懸念されている事についてですが、アンチウイルスメーカがウイルスをバラまいているのでは?という疑惑については、今となっては考えても意味がありません。
既知のウイルスの一部は撲滅されずに存在し続けていますし、日々新しいウイルスが世界中で量産されるようにもなりました。
ウイルスという存在は今では誰でも知っていますし、放って置いても需要が減る事はありません。
内部告発等のリスクを考えれば、現在アンチウイルスメーカがウイルスをバラまく理由は無いでしょう。
むしろ、今後の驚異になるのは、先日S社がとった行動です。

アンチウイルス技術については、反社会的なウイルスに社会システムが麻痺させられないように、という公的な意義があります。
また、アンチウイルスメーカ各社間において、最新ウイルスについて情報交換を行うという事は業界の慣例になっています。
どこの国でも公的な資金(つまり税金)を投入して設立された組織・団体がセキュリティ技術の普及につとめており、もちろんアンチウイルスメーカとも頻繁に情報交換を行っています。
つまり、アンチウイルスメーカが利益追求を目的とする民間企業であるとしても、社会的に貢献する事が求められている訳です。

ところが、先日S社がとった行動は、プレミアム契約を交わしている法人のクライアントにのみ、新しいウイルスの情報・対抗策を提供し、一般に公開するのを意図的に遅らせました。
感染爆発の数日前よりウイルスの情報をつかんでいたにもかかわらず、ウイルスの拡大をくい止める事に手を貸さずに放置した結果、S社にとって優良な顧客のみが該当ウイルスから保護されることになりました。
ご存知だとは思いますが、セキュリティ意識のあるユーザがコンピュータウイルスに感染する場合、原因は新種のウイルスが放出されてから、その情報を掴むまでのタイムラグにあります。
新種のウイルスが発見された場合、発見者はすぐに情報を公開するべきで、ウイルス情報を公開しないという行動は、反社会的であるといえます。

あなたはS社の経営者・従業員が事故・事件に巻き込まれているのを発見した時、警察官や救急車・消防車を呼ぶのに「プレミアム契約代金」を請求しますか?
社会に共存している以上、そんな請求をするべきではないでしょう。
けれども、S社は、社会に共存している事を忘れているようです。

S社は反論するかもしれません。「全ての情報を同業他社と共有していたら、製品の差別化ができない」と。
そんな理屈は詭弁です。実際には各社とも定義ファイルの更新に日々追われていて、確保している人材の質と数が差別化に繋がっています。
分類上あいまいなプログラムについては、ウイルスとして対応するべきかそうでないのか、といった判断も別れます。
アンチウイルス技術にも差がありますので、結果として、検出可能ウイルスの数にも差がでますし、定義ファイルの更新間隔にも差が出ます。
差別化は十分可能なのでウイルス情報については、最初に情報を得た組織が情報を慣例を破ってまで隠蔽すべきではありません。
そもそも、新種ウイルス情報のほとんど全てが、ユーザから無償でフィードバックされているものです。


M$社がOSを独占している事についての危険性は誰もが知るところですが、
ウイルスの情報・アンチウイルスの技術を大手アンチウイルスメーカが独占しつつある事は社会にとって危険な事だと思います。
国益を考えれば、民間の限られた企業に独占させず、国内で情報と技術を蓄積・共有するべきだと思います。

既存のウイルスの多くは、Windowsパソコンの初心者が大騒ぎする程のものではありませんでしたが、今後は状況が変わってきます。
新しくリリースされるウイルスは、感染したコンピュータに第二・第三のプログラムを読み込むといった、複合型の凶悪な種類のものが主流になってくると思います。

最近では「*@*bank」というメールアドレスを発見すると特定のアドレスに送信するウイルスも発見されました。
銀行に勤める人のアドレスを収集するのが目的のようですが、恐らく収集されたアドレスを利用して何か企んでいる人間がいるのでしょう。
今後は明確な目的(動機)を持ったウイルスの割合が大きくなっていくのは間違いないと思います。


まったくの余談ですが、どことなく斜に構えているような感じと、質問内容以上に話についてこれるあなたをみて、私はふと、疑問を感じてしまいました。
ウイルスを作って放出したあなたが、反応を試す為にここに質問をしてみた、という可能性があるかもしれない、と。

考えすぎですね。(^o^)
それでは。

この回答への補足

goobadさん、二度目のご回答ありがとうございます。とても勉強になりました。

>そもそも、新種ウイルス情報のほとんど全てが、ユーザか
>ら無償でフィードバックされているものです。

やはり、そうなんですよね。S社のとった行動は、明らかに社会に対する背信行為だと思います。

>国益を考えれば、民間の限られた企業に独占させず、国内
>で情報と技術を蓄積・共有するべきだと思います。

同感です。あなたのお話を聞いていて、また一つ、21世紀における「危機」の捉え方を学んだような気がしました。危機の時代にあっては、まずは自分の所属する共同体において何らか技術や英知が結集されるように努力しなければならならないと思います。しかし、鍵を握る有力な成員たちが、自己の目先の営利のみに走ればそれもままなりませんよね。

一転して経営の素人のように愚痴っぽくなりますが、ご指摘のように、「アンチウイルス技術にも差があり、結果として、検出可能ウイルスの数にも差がで、定義ファイルの更新間隔にも差が出る」、これはとんでもない話ではないでしょうか。アンチウィルスメーカーは「治安維持」を任務とする、いわば自警団的な存在であるという自覚をもっと持つべきです。

>…今後は状況が変わってきます。
>新しくリリースされるウイルスは、感染したコンピュータ
>に第二・第三のプログラムを読み込むといった、複合型の
>凶悪な種類のものが主流になってくると思います。

この「複合型」という言葉にひときわ不気味さを感じるのですが、もう一点だけ、よろしければご教授くださいませんか。#3の方の記事から一部引用させていただきますと「ハッカーの方が高度で熟練したスキルを備えていますし,ウイルス作者とは違う考えを持っています。…[ウィルス作者は]システムレベルではなく,アプリケーションレベルでしか物を考えないのです。この2つのカルチャーが徐々に混じり合って複合型の脅威になりつつあるようです…」というSarah Gordon氏(Symantec Security Response上級リサーチフェロー)のコメントがありました。より強力なウィルスが増加しつつある背景には、こういった意味での「複合」も(が)関係しているのでしょうか。いや、しかしこれは自分で調べてみることにします。

最後の、goobadさんの疑惑についてですが、ええ、考えすぎです(笑)。むしろ私は素人の部類に入る人間で、斜めに構えているように見えたとすれば、初心者ということがバレないようにそうなってしまっているのかもしれません(苦笑)。それは私の質問文を見ての通りです。しかし、この質問でかなり勉強することができました。

二度にわたる親切なご回答に感謝します。

補足日時:2003/06/25 23:31
    • good
    • 0

僕が思っているのは、


「アンチウィルスソフトのメーカーの人が,自社製品を売り込むために,こっそりウィルスを作っている」

本当に僕の勝手な思い込みなんですが、前に「I LOVE YOU」というウィルスを作ったフィリピンの人が逮捕されましたね、このように個人なら特定できるはずなんです

前に聞いた話では、セキュリティーを作っている会社が、不特定の相手にDOSコマンドでアタックしているという話も聞きました
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。やはり、多少ともそういう疑惑はあるんですか。本当にイヤな話ですね。私もそれだけは信じたくはないのですが。

たしかに、個人で作成されたやっかいなウィルスについては、作成者が特定されるケースが多いような気もします。一方で、セキュリティー関係の企業にたずさわる専門人のノウハウは、その比ではないでしょうね。その辺り興味がありますので、関連のソースを探してみます。とはいえ、ほとんどが憶測の域に留まっているかもしれませんが(留まっていて欲しい)。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/25 13:58

>ただそれは、「言論活動」という類いのものではありませんね?


私自身も、詳しくは知りませんが、反体制・拘束されたくない・自由なんだ、と言うところから、オープンソース・知識をみんなで共有したい・一元管理されたくない、と言う今のLinuxなどにつながる流れがあるような気がします。

その反面、セキュリティーの甘いソフトを有料で売っている、金儲けの道具にしている、などと言ったことに対する、抵抗意識があるのかな?

こんな風に流れを漠然と眺めていました。(あまり正確に読んでいないので、根本的な間違えをしているかもしれませんが)

そこから、ウイルスを作成して(要するにウイルスの多くが某OSを作成している会社の製品を対象としています)、セキュリティーに対する警鐘を鳴らしている、と言う見方も出来ると言うことです。(繰り返しますが、ウイルス作者を養護する気はありません)。昨年OSを開発している会社の社長が、「新機能より、セキュリティーを優先事項にしろ」と発言されたことも、こういったことと全く無関係ではないと思います。

>ハッカーについてですが、「ハッキング=ウィルス」「ハッキング=悪」
>(ハッキングとクラッキングの区別もあるますが)という浅薄な固定観念
>をもたれることは、心外きわまりないレッテル貼りなんでしょうね。
一部の初心者の子供が、クラッキング行為に荷担していることも事実ですし、昔はハッカーを名誉と思っていた人々が、大人になり金銭の誘惑に負けて、犯罪に手を染めると言うことも言われています。

インターネットの歴史も、アメリカサブカルチャーの流れからすると結構面白いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

o_tooruさん、二度目のご回答に感謝します。

なるほど、インターネットの歴史を遡れば、今に至るまでオープンソースという流れが脈々と息づいていることも理解されますね。こう見てくると、ここ10数年、インターネットとデモクラシーの発展は密接に繋がっていて、それはこれからも強くなるような気がします。日本でも、ようやくプライバシーの問題に議題が移ってきたようですし。

>昔はハッカーを名誉と思っていた人々が、大人になり金銭
>の誘惑に負けて、犯罪に手を染めると言うことも言われて
>います。

これは問題だと思います。さきほど#7の方のお礼にも書いたのですが、#1のshota_TKさんの言葉が、にわかに気になってきました。ご指摘の点は、「アンチウィルスソフトのメーカーの人が,自社製品を売り込むために,こっそりウィルスを作っている」なんていうことにもつながってくるのでしょうか。

>インターネットの歴史も、アメリカサブカルチャーの流れ>からすると結構面白いです。

お話を聞いて、私もそう思えてきました。
ご丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2003/06/25 14:13

こんばんわ、疑問は尽きませんね。



さてご質問の件ですが、すでに多くの方からお答えがついていますね。私なりに興味を持って勉強している分野からの、リプライをつけさせていただきます。

決してウイルス作者の肩を持つものではありません。ただ、インターネットの歴史を勉強していきますと、草創期早い時期から、反体制的な人々が、インターネットの世界に活動の場所を見いだしてきたことがよく言われていることに気づきます。

ハッカーと呼ばれる人々がいますが、こういった人々は、0S自体の不具合を発見できるほどの技術を持ち、各企業のセキュリティーの甘さなどを解析し警告を発しているそうです。企業・政府などに頼らず自分たち自身でインターネットの脆弱生を検証しようとしていたのでしょうか。そういった観点からしますと、他の方があげていらっしゃるような、ウイルス作者に対する見方も頷ける点があります。

聞きかじりの、あやふやな知識でごめんなさいね(笑)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

なるほど、草創期からインターネットは反体制活動の場として活用されてきたわけですね。ただそれは、「言論活動」という類いのものではありませんね?ここ、4.5年でしょうか、インターネットが急速に普及してきましたが、草創期と現在の繁栄期との違いは、「言論活動」という点に求められると思うのですが、どうなんでしょうか。

また、その要因は操作の簡易化による大衆普及だと思うのですが、これによって「パソコン初心者」なる人々が増えましたね? 昔は、初歩的なプログラミングからきっちり勉強していたんだと思いますが。その頃からインターネットに携わっている人々にとっては、ウィルス作成はむしろ簡単なスキルであり、「ウィルスだ、ウィルスだ」と大衆が大騒ぎする姿は、いささか滑稽に写るのかもしれませんね。もっと勉強しろ!ということでしょうか(苦笑)。

ハッカーについてですが、「ハッキング=ウィルス」「ハッキング=悪」(ハッキングとクラッキングの区別もあるますが)という浅薄な固定観念をもたれることは、心外きわまりないレッテル貼りなんでしょうね。

勉強になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2003/06/25 07:00

笑える皮肉といったらこれですね。


http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/03/06/12.html
記事の中にあるSophosは、ウイルス対策ソフトをつくっている会社です。


それ以外の記事。
http://www.zdnet.co.jp/news/0202/14/e_gordon_m.h …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

大変興味深い記事をありがとうございます。

若い女性のウィルスですか…別に示してくれなくてもいいのにね(苦笑)。

二つ目の記事については、Sarah Gordon氏の「現実世界のモラルが仮想世界にもおよぶと認識していないからであり、その責任は教師やジャーナリスト、親にある」という指摘が重要だと思いました。他にも興味深い指摘が多くあり、大変参考になる記事でした。ありがとうございます。

お礼日時:2003/06/25 06:30

そのものズバリ「ウイルス作者の心理を分析する」という記事がありました。


このHOTWIREDというサイトには、他にも関連記事が多数あります。
サイト内検索でキーワード「ウイルス 作者」で探してみてください。

参考URL:http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/stor …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

私の質問にぴったりのサイトをご紹介くださり、ありがとうございます。実はプログラムの欠陥を明らかにするためだったりとか、サイバーユナボマーなる人々がいるがいることは大変興味深い事実でした。#1のshota_TKさんのご回答にあるように、ウィルス=悪という一面的な考えは間違いのようですね。

しかし、記事の後半にありましたように、そういった「思想」も、これだけインターネットが普及している中では肩身が狭くなってしまっていると思いました。それだけ拡がり方も急速になりますからね。「ウィルス狂信者」「ウィルスキット」という言葉が気になります。最近は中高生も社会混乱を目的としてウィルス作成したりばら撒いたりすると聞きますし、これからもそういう悪意を持った人々が増えていくような気がします。

ともあれ、大変勉強になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2003/06/24 14:24

ぼくの想像では,コンピュータサイエンス関係の大学院生あたりが多いんじゃないかと思います.「武器を持ったら使いたくなる」ってヤツですね.



ただ,実際のところ,被害の大きいウィルスに関しては,アンチマイクロソフトの人たちが関与しているものが多いんじゃないでしょうか.彼らは,マイクロソフト(あるいはビルゲイツ)のやり方に不満で,「俺たちはMS社がつぶれるまでウィルスを作り続ける!」と宣言してますからね.

アンチウィルスソフトのメーカーの人が,自社製品を売り込むために,こっそりウィルスを作っている,という噂もありますが(笑).←これは全く根拠なし,です.

参考URL:http://www.kcat.zaq.ne.jp/takao/documents/other/ …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。マイクロソフト社については、その独占的経営ゆえに生じる社会的責任について、それが十分に果たされていないという批判はよく耳にしてきましたが、「アンチマイクロソフト」なる人々が存在すると初めて知り、驚きました。それなりに信念をかけて公にウィルスに関わっている人たちもいるんですね。しかし、営利目的でウィルスを作成している人間がいるなんて考えたくもないですね。ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/24 13:58

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!