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ボルドー5大シャトーのワインについて質問します。

1983年の5大シャトーのワインを1本購入を考えています。

そこで、それぞれの1983年の出来栄え、特徴、相場の価格などを教えていただけたらと思い、

質問しました。


自分で調べた感じでは、

83は82には及ばないがかなりの良年。

特にマルゴーの出来が素晴らしいみたいなのを見ましたが、

実際のところどうなのでしょう。


あまり力強いものよりは、

繊細でエレガントなワインのほうが好きなので、

マルゴーが候補ではありますが、

他の4シャトーの特徴も教えてもらえると助かります。

オーブリオンやムートンやラフィットなどは、

ラトゥールやマルゴーのような、

わかりやすい特徴を説明しているサイトが少なくて、

どんな感じなのかあまりよくわかりません。


あとは値段ですが、

自分が見た中では83はラフィットやマルゴーは凄く高いのですが、

相場もそんな感じなのでしょうか。


全部じゃなくていいので、

わかることをアドバイスしていただけると助かります。

A 回答 (1件)

某ホテルのソムリエです。


82年のマルゴーについてですが、出来は素晴らしい物です。
82年の評価は83年より低くなっていますが、83年はここ30年~40年で
2000年や2005年に匹敵する最高ランクレベルの年です。

ただ、それは地区全体の評価であってシャトーマルゴーのみで見れば82年は非常に素晴らしいです。
テイスティングをしたメンバーは全員83年とそん色がないか82年の方が良いのではないかと言う事で
全員一致していました。
僕の言う事では説得力が無いので書きますが、名前は出せませんが日本を代表する某有名ソムリエ
の人も同じ意見でした。
それを考えると、ビンテージ評価が高く、値段も高い83年のマルゴーと比べたら
82年は断然にお買い得と言う事になります。
恐らく、年数がすぎ熟成の過程で当時の評価を塗り替える様な隠されていた潜在的ポテンシャルが
出たのだと思います。

上だ下だと書きましたが、このレベルのシャトーはビンテージに大きく左右されません。
そのシャトーのレベルに達しない場合は、醸造を行いません。
それと、骨格はそのシャトーのもでも、その年によって何らかの特徴を出してきます。
その部分を含めた『もう少し繊細さが。。。』とか『もっとクラシックな感じに。。。』とか
高い高いレベルの中で人それぞれの好みもありますので僕の意見を全員が納得するとも思いません。

オーブリオン・・・5大シャトーの中ではタンニンがやや控えめでトリュフの甘みを感じる繊細な口当たり。
ムートン・・・やや粗さを感じる様な重厚さと香りで個性的、ラトゥールに負けない力強さ、カシスのニュアンスと複雑な香り。
ラフィット・・・全てが繊細できめ細かく高い次元での絶妙なバランスで、余韻が素晴らしい。
ラトゥール・・・力強く繊細で滑らか、素晴らしい濃縮感と複雑さがある。

4つのシャトーに関してあまり細かく書きませんでしたし曖昧な表現ですいません。
違いと言っても本当に微妙な違いなのでピンポイントで特徴を書くと同じ言葉が並んでしまい
余計に分かりにくくなる事と、商売上がったりになるのでこれで勘弁してください。

相場に関しては全てを見たわけではないですが、『83はラフィットやマルゴーは凄く高い』
と言うのは間違っていません。
83年はポイヤックが最高の出来である事と、出来うんぬんは関係なくラフィットが高くなるのは
自然です。
初めに書きましたが83年のマルゴーのビンテージ評価は最高レベルです。
なので高くなります。
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