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マルチングについて
最近、ガーデニングに目覚めて、試行錯誤でがんばっています。
梅雨対策として、花壇には腐葉土で、鉢植えにはバークチップでマルチングをしてみたのですが、バークチップに白い小さい虫がちらほらと...。調べてみると、腐葉土にも虫が湧きやすいとか。
この方法でよかったのかと心配になってきました。(新しい住宅地なのであまり虫が発生すると困るのです
。)
そして、マルチングは一度施したらそのままなにもしなくていいのですか?
気候のいい時期は取ってしまった方がいいのでしょうか?
ご回答、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

マルチングの目的としては、夏場においては土の乾き過ぎを防ぐ、あるいは地温上昇を少しでも防いでやるなどの理由によって施します。

代表的な植物にバラ、ユリ、クレマチス、ハナミズキ、ボタン、シャクヤクなどがあります。割とゴージャスなものが多いですね。しかしこれはそれぞれの植物の性質を考慮した上での事です。
中には土の乾燥気味が好きで過湿を嫌う植物や、割と地温上昇を好む植物もあります。
何が何でもマルチングを施すという考え方は間違いです。生育環境さえ整っていれば、マルチングは施さない方が良いのです。これは装飾的なマルチング的なものも含みます。観葉植物におけるバークチップなどですね。あるいは化粧土なども。
しかしその生育環境が、日本本土においては、その固有の植物にとって厳し過ぎる場合が多いのです。
平地においては夏は猛暑、冬においては寒帯地。やむを得ずマルチングなど施して少しでも保護してやらざるを得ないのですね。本来はマルチングなどはしない方が好ましいのです。
なお冬場におけるマルチングには、主に寒冷地ですが、防寒目的もあります。通常、春秋の季節はマルチングは不用です。

バークチップは虫たちにとって条件の良いアパートみたいなものでしょう。家賃もタダで喜んでいます。
腐葉土はその有機質を食べにダンゴムシやヤスデなどの不快害虫が集まって来ます。招かれざる客の無銭飲食です。
>マルチングは一度施したらそのままなにもしなくていいのですか?。
>気候のいい時期は取ってしまった方がいいのでしょうか?。

春秋は不用ですから、花壇の腐葉土などは土にすき込んでやってもよろしいです。土壌改良にもなります。鉢植えも春秋はマルチングを取り除いて、土の上からの通気性を上げてやった方がよろしいでしょう。
春は冬の防寒(寒冷地)のマルチングをすき込んだり取り除く。秋は夏場のマルチングをすき込んだり取り除く。そういう感じですね。
その植物の性質や自宅の環境に合わせてマルチングを施すようにしましょう。すべての植物に必要なものではありません。
なおマルチング材によく使われるものとして、他にはバーク堆肥、ピートモス、ミズゴケ、藁などがあります。
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この回答へのお礼

詳しく回答していただいてありがとうございました。
それぞれの植物の性質に合った管理をすることが重要なのですね。
早くマルチングをしないといけない!と思い込んでいたので、必ずしも必要でないと分かり、気が楽になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/14 08:05

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