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前置詞句は副詞句か形容詞句にしかならない?


授業中、長文で出てきた
”it should be looked upon primarily as threats to human welfare"
という文について、先生が「副詞の後に前置詞+名詞が来たら、その副詞は動詞ではなく前置詞句にかかっている」と言いました。

look upon は5文型を取り、この文は5文型の受動態だから"as threats~" を前置詞+名詞でつくる形容詞句と見れる。だから"as threats~"にprimarilyをかけられるということはわかります。

しかし私はこの文解釈がイマイチ納得できません。
私は、筆者はこの文で、 「人間の幸せを脅かすものは色々あるが、これ(it)はそれらのなかで人間の幸せを脅かすものとして真っ先に見下されるべきだ」 ということを伝えたいのだと思います。

先生の考え方だと"as threats ~" が形容詞句だから「it はOをCの状態だと」直訳すると「"it"は主に人間の幸せに脅迫的であると見下されるべきだ」になると思うんですが、私は "as threas~"を前置詞句が作る形容詞句とは考えず、『as は ”look upon"に慣用的につき、「~として」と訳す、動詞に付随して存在する(名詞とくっついて形容詞句を作らない)前置詞であり、この文章の補語は"threats~welfare"、primarilyはlook upon にかかっていて、「これは人間の幸せを脅かすものとして何よりもまず見下されるべき」とした方が自然。』と思うのです。英文構造を日本語訳文もとに行っている感じがしてナンセンスだとは思うのですが・・・・。

長々と書きましたが、質問事項は

☆この文解釈は間違っていますか?
 ・前置詞+名詞を切り離して形容詞句とも副詞句ともしない、とするのは駄目でしょうか。それと
も,前置詞+名詞は形容詞句化副詞句にしかならないのでしょうか。(前置詞の後ろには基本的に名詞がくる ということは知っています) 
 ・この場合、primarilyはどこにかかると考えるのが普通なのですか?

☆また、この look upon O as C や think of O as C、impose A on B や
rob A of B のように目的語や補語の後に特定の前置詞がくる3文型や5文型の動詞では、前置詞以下は何とされているのですか?


なるべく多くの方の意見を聞きたいので、一つだけでも分かったことがあれば是非お聞かせください。
長々と分かりにくい文章に付き合ってくださってありがとうございました。

A 回答 (1件)

「副詞の後に前置詞+名詞が来たら、その副詞は動詞ではなく前置詞句にかかっている」


そうとは言い切れないですね。
I study English hard at night. とあれば,hard は study という動詞にかかります。

とにかく,前置詞句を修飾する副詞があります。
He finished his homework well after ten o’clock.
「彼は10時をゆうにまわって宿題を終えた」
これは well に特有で,much や very では代わりをすることはできません。

hard にもこのような用法はありませんので,たまたま前置詞句の前にきても,それを修飾することはありません。

そして,largely, chiefly「主に」とか,especially, particularly「特に」のような単語も,前置詞句の前において,そこを強めることができます。

primarily という副詞もこれらの語と似ていて,動詞にかかれば「第一に」,前置詞句などにかかれば「主に」という意味合いになります。

今回の場合,動詞にかかるのであれば文頭か,主語と動詞の間にくるはずで,このような位置だと直後の前置詞句にかかると考えた方が自然です。

位置だけでなく,look on の意味も考える必要があります。
look (up)on O as C というのは,ニュートラルに「O を C とみなす」という意味です。
look「見る」という語が,「思う」的な意味になる。
日本語の「見なす」が「見る」とはニュアンスが異なり,仮名で「みなす」とすることが多いのと似ているように思います。

「真っ先に見下される」にあるような「見下す」という意味は look on だけでは出るものではありません。
今回のように as threats「脅威であると」見なされるという内容がともなって,そこからの判断で結果的に「見下される」のような意味合いが出るだけです。
(実際には「見下す」のような訳はしない方がいいです)

すなわち,look on のような「みなす」という表現で「第一に」「真っ先に」という副詞とは相いれないわけです。

したがって,この primarily は as threats にかかり,「主に脅威である」とみなされる
そこから,脅威だから「見下される,軽視されるべきだ」と展開するのは自由です。

look on A as B の文型上の扱いですが,
「副詞の後に前置詞+名詞が来たら、その副詞は動詞ではなく前置詞句にかかっている」
という説明に従って,前置詞を切り離そうとされたのですよね。

この説明自体誤っているわけですので,そのような無理な考えをする必要はありません。

as は「~として」と訳した時点で前置詞です。
そして,as の後に形容詞がくることもあることから,
as C という表現を用いることがあります。
この C だけ離すということはしません。

as C でセットです。そのセットでまとめて C と考えてもいいですが,
look on A as B も look on O as C も同じようなものです。
形容詞がくることがあるから C と言える,でも as がいることには変わりはない。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
look on の訳は私の調べ不足でした。すみません。
ただ「みなす」という訳でも「まっさきに脅威とみなす」で相容れていると思うのですが、どうなのでしょうか?理解力が無くて申し訳ないです。
しかし「前置詞句を修飾する副詞」があり、「primarilyが動詞を修飾する場合、文頭か,主語と動詞の間にくるはずで,このような位置だと直後の前置詞句にかかると考えた方が自然」ということで、primarilyの修飾位置について納得できました。ありがとうございます。

そして最後の目的語の後に決まった前置詞がくる云々についてですが…

私としては、目的語(この受動態文ではS)であるitとイコールなのがas threats以下の形容詞(句)ではなく、threats以下の名詞(句)と考えたかったので、asとthreats以下を緩やかに切り離し、as threats~を一まとまりの形容詞句ではなく『「~としてと訳す前置詞」+補語となる名詞句』 という形容詞句でも副詞句でも無い解釈にしたいと思ったのです。ですがこの解釈は、『前置詞+名詞は形容詞句か副詞句にしかならない』という学校で習ったことを破っています。なので私の考え方は間違っているのかな?と思い質問しました。wind-sky-windさんは『 C だけ離すということはしません』と書いてあるのはつまり、私の上の解釈は間違いということなのでしょうか。
ということは、目的語の後に特定の前置詞(おもにasが多いと思うのですが)がくる第五文型のthink of やlook upon などの動詞は補語は必ず形容詞であり、名詞が補語になるということはないのでしょうか。
理解力が無いうえ、相変わらず分かりにくい文で申し訳ないです。
もし宜しければ教えてください。

お礼日時:2010/06/20 22:18

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