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2日前、生後11ヶ月になる三女が髄膜炎で緊急入院しました。死亡率10%。また後遺症が残る率20%くらいとの医師の説明でした。またCRP値が36.54Hとの事。非常に高い危険な値だと説明されました。CRPの値が高いほど後遺症の可能性は高くなるのでしょうか?

A 回答 (1件)

心中察します。

文字数に限りがありますので、簡略に回答させて頂きます。

髄膜炎発症後の注意点ですが、純粋な髄膜炎だけで終われば後遺症はほとんどないと考えられますが、軽くても脳炎になってしまうと後遺症を残す可能性が出てきます。

※脳炎がポイントです

脳と髄膜は接しているので、脳炎になっていたという危険性は常に考えておかなければなりません。

ウイルス性髄膜炎の場合でもまれに、学習障害、てんかん、難聴などの後遺症を残す場合があります。細菌性の場合はこれらの率がより高くなります。

外見上完全によくなった場合でも、定期的に脳波をとったり、発達に異常がないかどうか、注意してみていった方がよろしいでしょう。

問題のCRP値ですが、内容説明はさておき、髄液のCRP微量測定により、細菌性髄膜炎と無菌性のものとの鑑別に利用します。結果、髄液CRP値80μg/dl以上のときには細菌性髄膜炎が示唆されます。

★化膿性(細菌性)髄膜炎とは‥

ウイルス性髄膜炎に比べてずっと頻度は少ないです。新生児、特に母親から十分な抗体をもらわないうちに生まれた未熟児ではB群溶連菌、大腸菌が原因の髄膜炎にかかることがあります。

乳幼児期にはインフルエンザ菌、肺炎球菌、髄膜炎菌などが原因のことが多いです。

細菌の種類にかかわらず、ウイルス性髄膜炎と比べてずっと重症となり、治療も長びき、後遺症を残す率も圧倒的に高くなります。学童期になると化膿性髄膜炎にかかることは極めて稀となります。

なので私の見解では、現在お子様は化膿性(細菌性)髄膜炎に「なるか」「ならないか」の瀬戸際であり、担当医も危険な数値だと言ってるのだと思います。

ですが担当医も最善の手段で対応しており、まだ化膿性(細菌性)髄膜炎にかかった訳ではありませんから、あまりご心配なさらずにお子様の「抵抗力パワー」を信じていてあげて下さい^^

この回答への補足

貴重な意見、本当にありがとうございます。大変ためになりました。
どうやら、インフルエンザ菌の髄膜炎のようです。担当医師によると、髄液の検査でインフルエンザ菌が48時間以上たっても消えていないようで・・この検査結果もやはり後遺症がでる可能性が高くなってしまうのでしょうか?さらなる質問で恐縮です。

補足日時:2010/06/29 17:42
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この回答へのお礼

補足にお礼と・さらなる質問をしてしまいました。申し訳ありません。しかし回答の内容も分りやすく簡潔で、しかも、希望をもてる内容で、見守る事しかできない家族にはありがたいお言葉でした。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/06/29 18:16

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