プロが教えるわが家の防犯対策術!

もし、中田英寿氏が日本代表だったら、今回以上の結果でしょうか。

私は、特別サッカーファンではありませんが、今回のW杯における日本代表の激闘には、
多くの意味で考えさせられるものでした。
違和感があったのは、解説で出ていた中田英寿氏の言葉でした。
「一体感がある」です。彼から、その言葉を素直に受け取れませんでした。
じゃあ、前回は何故、一体感がなかったのか。
その当事者である人の第三者的な言い方は、違和感を覚えました。
(はっきり言いますと、貴方にそれだけは言われたくない、ということです)
いまだに、彼の現役復帰希望のファンの方もいるようですが、

サッカーフリークの方は、どう考えているのでしょうか。
スポーツに、もし、たら、は無いの承知で、お伺いしたいです。
(岡田氏が選ぶかどうかも別として、あくまでも想定です)

A 回答 (8件)

まず初めに少々序文と整理を兼ねまして。



sapporo011さんの質問は、現実に対する、”IF”のご質問ですが、その仮定部分が想定できない等というお答えがいくつかあります。
現実には様々な情勢がありますが、あえて指摘は控えた上で、回答したいと思います。

お断りとして、私は日本がワールドカップに出場する遥か以前、閑散とした代表戦の時代よりみてきた静かなファンです。サポーターとは自称できません(笑)
また当然、日本代表の内情はメディアの報道に頼らざるをえないので客観性はどうしても低くならざるを得ません。

さて、中田氏は歴代の日本代表選手を通して見た時に、サッカーの技術面、戦術面、精神力、あるいは身体面での能力は間違いなくトップクラスの方です。
ところが日本人社会での多数派からみた場合、やや考え方の面で日本人離れしていたのではないかと思います。それはむしろ欧米人の物に近かったのではないか、と。
(サッカーに対して)明確な展望と主張があり、それを当然口にする。その衝突をしながら前進をする。根本原理は「和」ではなく「理」にあったのではないかと思われるのです。
相手の顔を立てながら、やんわりと主張をする、そうした日本人の大人社会の論理を彼は知らないわけではなく、尚且つそれを超えることをチームメイトである代表選手に求めていたのではないのかと思います。
プロであるというのはサッカーでサラリーを得ているからではない・・・その自覚があるからプロなのだ、と彼は当然のごとく思っていたのではないでしょうか。
上記の点からまわりとフィットしきれなかったのではないかと思われてなりません。

欧米的な考え方で、chemistryというものがあります。日本語では相性と訳されることが多いようですが、ニュアンスとしては、もう少し深い、形容できないところでの合う合わないというものがchemistryとなりましょうか。
中田氏はドイツ大会時にはいろいろな場面で、チームメイトに歩み寄りをしていた、と報道されていたように思います。
しかし、それは実を結ばなかった(と私は思っています。)。
彼を理解しうる人間はあまりにも少なく、彼の目的意識を理解しえるチームメイトを得るには至らなかったと思います(皆様には当然異論があると思います。)。
あえて言えばそれはジーコ氏しかいなかったのかもしれません。おそらくは逆もまたしかりではなかったかとも。
今大会の代表選手とも、彼の望むようには精神的な結びつきを得るには至らなかったように思えてなりません。

中田氏はサッカーの技術面、戦術面、精神力、あるいは身体面での能力は間違いなくトップクラスの方です・・・と私は述べました。
しかし、他者共感面等、情緒面を含めて考えると2流は超えない選手ではなかったか?
サッカーは言うまでもなくチームスポーツです。そしてチーム力は単純な足し算ではないことは、我が日本代表を初め、アルゼンチン、いつもと違う(今のところ?)オランダを見ればよくわかります。
●以上の点から、まずチームスポーツの観点から、中田氏がいるということが、リスク要因になりえるため、必ずしもチーム力向上につながらないという結論に至ります(文字数制限の為、飛躍がありますが)。

実戦的な戦術面から考察してみます。
ゲスト出演した時の中田氏のコメントからは、彼の「(サッカーにおける意味での)攻撃性」を見て取ることができます。
現役時代もどんな強豪とあたろうが、彼は守備時でも常にゴールを意識していました。
いわゆるダイレクトプレイの非常に多い選手でした(ワンタッチプレイではありません)。
キラーパスと形容される、バイタルエリアへの縦パスはその典型です。
彼が前線でプレイしているときにはそれでもいいのですが、しばしば中盤でもその癖が顔を出すことがあり、よく横パスをカットされたり、落としのパスを狙われたりが多いプレイヤーでした。
今大会の代表で彼が出場するならば、岡田監督の構想を慮るに両サイドハーフではなく、やはり遠藤・長谷部両選手のあたりが想定されます。
そこで、前述のミスやパスカットが起こると致命的なシーンが訪れることになります。無論彼はキープ力をはじめ、技術的に高いのでそう簡単にはやられませんが・・・
一方その志向から彼は堅守速攻にうってつけの人材でしたので、プラス面もあります。
例えばパラグアイ戦に彼がいれば、スコアレスはありえないが、失点もありえるとどうしても思えるのです。
●つまり得失両面があり、劇的な変化はない、というのが結論です。

さいごに・・・
変化があるとすれば、彼を味方ゴールから極力遠い場所で使った場合、彼の真価は発揮されたかもしれませんね。つまりワントップ起用です。現役時代からずっとFW向きの方にしか思えませんでした。
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この回答へのお礼

サッカーの技術的なお話から欧米の思考の話まで、楽しく読みました。

「他者共感面等、情緒面を含めて考えると2流は超えない選手ではなかったか?」

まさに、ここのところが私の違和感の部分だと思います。
確かに、中田氏のサッカーキャリアや技術やその影での語学等の努力も素晴らしいです。
しかし、彼のものの言い方や態度や人生観は、見聞きしている限りでは、
それほど尊敬できるとは思えなかったからです。
チームスポーツは、やっぱり「他者への感謝や気持ち」がないと成り立たないと思います。

得失両面だとすると、今回の日本代表は、これでよかったのかもと思います。

もっと読みたくなりました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/07 22:06

ブラジル対オランダ戦は今大会白眉の好一番でした。

 開始10分、ハーフウェイライン付近からブラジルMFフェリペ・メロウのオランダDF陣を切り裂くような『キラーパス』 この早いグラウンダーに鋭く反応したロビーニョがダイレクトシュートでゴール。 

こういう『キラーパス』こそ中田(英)選手の最も得意としたものでした。 彼がもし現役に復帰していたら、あのような意表を突くキラーパスをどんどん放り込んでいたと思われます。 日本人FWでヒデのスルーパスに敏感に反応出来る選手は? 佐藤寿人、森本ならこなせるか? 

ロビーニョのようにトラップなしで鋭く振り抜けるFWがいれば、キラーパスは有効で得点を重ねることが出来たと思われます。 しかし、彼が日本の代表だった時、彼の専売特許とも言える早いスルーパスを活かせるFWは残念ながら皆無だった。 強いて言えば、ブラジルで修業したカズくらいのものでした。 他のFWはワントラップ。 そのうちにゴールキーパーに間合いを詰められアウト。 

もしカズのような感覚を備えたFWがいれば、間違いなく今大会以上の結果を残しています。 こういう相手DFの裏をつくような早いスルーパスを巧く処理出来るストライカーが育っていれば中田選手の力は倍加されます。 そしてチーム内でも浮くことはなくなるでしょう。 彼が現役だった時は年令を問わず、みんな彼に怒鳴り散らされていましたから。 
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この回答へのお礼

あたらしく、「キングカズ」も出てきましたね。
でも、これだと、結局、「一体感」ではなく、中田氏が君臨するのでは。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/07 22:10

先に断っておきますが、私は今でも中田氏のファンなので彼よりの発言・コメントとなることをお許しください。



まずこの質問についてですが、
>もし、中田英寿氏が日本代表だったら、今回以上の結果でしょうか。
答えはNOです。

多分ですが、中田氏が居た場合大会前の戦績はこれほどひどくはならなかったでしょう。
得点力不足が未解決であるため、引き分けもしくわ惜敗となっていたはずです。
彼が今まで日本代表で何をしてきたか?
私は相手の攻撃の目をつむという大事な仕事をしてきていたとおもいます。
今の阿部+長谷部みたいなカンジといえば私のイメージが伝わるでしょうか?
勿論異論はあるとは思いますが、私個人の意見なので・・・
本人にとっては不本意ではあるでしょうが、あの活躍があったからこそ世界の中堅国とも互角程度のわたりあうことができていたと私は考えます。
ソレが証拠に阿部や稲本、遠藤など選手がいくら出てきてもヨーロッパなどの強豪国と試合をした場合の失点数は増加、インターセプト数は減少しているはずです
(もちろんオシム監督のいう考えて走るサッカーを日本の選手達がただの走るサッカーとしてしまい、選手がバテて数字につながったとみることもできますが・・・)
ですので、中田氏が代表に選ばれてスタメンで出ていたならば今回のような先述変更はなく
引き分けもしくわ惜敗になっていたと思われます。
よって、中田英寿氏が日本代表だったら、今回以上の結果でしょうか。という問いに対して
NOと答えます。

次に前回は何故、一体感がなかったのか。中田氏に対して違和感を感じたという話でしたが、今回解説者という客観的立場から発言していて本人もドイツ大会でもこうしたかったと悔しがっているのではないでしょうか?
彼は基本的に思考が外国人よりなので、日本の社会に会わなかったのです(結論)
それが証拠に海外の名だたるプレイヤーと彼は話しをし、いろいろなイベントに顔を出しています

2006の敗因は
1.日本のDFラインの人材不足
正直宮本では、海外のTOPレベルの選手の攻撃を跳ね返すことすらできませんでした。
この課題は今後も続いていきます。中沢、トゥーリオが抜ける穴はどうするのでしょう?・・・

2.主力選手のコンディション調整能力
ケガや風邪などいろいろ体調面で主力選手が万全でなかったこと
今回はケガ人がきわめて少なかったのが救いですね

3.主力が調子悪いとわかっておきながら変えなかった監督、そして監督にたいして変えようと思わせなかった控え組
この点について中田氏に非がないかときかれればNOとしかいいようがありませんが、彼だけの責任ではないはずです。
原因1 マスコミの煽り方の幼稚さ
ほんと嫌気がさします
原因2 ジーコの監督采配
控え組とのコミュニケーションを取らなかったために、中田氏と控え組との溝がふかまってしまったこと
原因3 控え組の勝ちへのこだわりの欠如
今回のW杯をみてみればわかりますが、本田選手の周りには自然と人が集まっていきました
それは彼の勝つことへの執念が回りを動かしたからだと思います
中田氏は本田選手ほど口にはだしませんが、(マスコミがあることないこと書くから)勝ちにこだわっていることがよくわかります
控え組がもっと自分の意見を中田氏にいっていれば前回大会も惨敗という形は避けられたのではないでしょうか?

よって、中田氏へ感じた違和感という誤解を少しでも緩和していただけたらと思います

次のW杯は楽観視してはいけません。監督次第では、前回大会の二の舞になるのです
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この回答へのお礼

サッカー選手としての中田氏は、確かに素晴らしいとおもいます。
ファンの方を否定するつもりは全くありませんので。
分析&丁寧な回答ありがとうございます。楽しく読ませていただきました。

お礼日時:2010/07/07 21:36

今回のチームも、カメルーン戦に勝利したので、


一体感が生まれたと、選手がコメントしていましたよね。
前回大会も、もし、初戦のオーストリア戦に勝っていたら、
一体感が生まれ、グループステージを突破していたかもしれません。

長いシーズンをほぼ同じメンバーで戦うクラブチームでも、
シーズン途中で、崩壊状態になることもあります。
ましてや、お山の大将の集まりである、代表チームの場合、
一体感が生まれるのは、なかなか難しいと思います。

職場においても、学校においても、なかなか一体感のある集団はないと思います。
一見、まとまりのある集団も、実情は違うということが多いと思うのですが。

もちろん、サッカーの場合、プロ選手の集まりですから、
割り切って、一体感を生み出せばいいとも思いますが、
感情のある人の集まりですからね。
23名もいれば、相容れられない相手もいると思います。

例えば、アフリカのチームが、真の強豪国になれないのは、
チームに一体感が生まれないことがあげられますが、
その原因は、同じ国家であっても、民族や宗教の違いがあるからです。
(多くの国は、植民地時代に、民族や宗教の違いを無視して、
イギリス・フランスなどによって、勝手に設定されたからです。)

そうした、集団に一体感が生まれるとすれば、
監督の人心掌握術が、余程優れているか、
監督に余程のカリスマ性がある場合でしょうが、
これも、結果がでなければ、絵に描いた餅になるでしょうね。
まあ、ファンとすれば、チームの一体感を当然求めたくなりますが、
当事者達にすれば、なかなか難しいことではないでしょうか。

そして、中田英寿氏のコメントは、
ドイツ大会で、「一体感」が生まれなかったチームの1人としてのものであり、
元選手としての一般論としてのコメントと思えばいいのではないでしょうか。

ドイツ大会の代表チームの崩壊の責任は、
監督であるジーコにもあったでしょうし、
いくらかは、中田氏にもあったでしょう。
しかし、他のメンバーにも責任があったと考えるのが、普通だと思いますが。
中田氏1人を非難しても、仕方がないと思いますが。

申し訳ありませんが、
今回、中田氏が、代表メンバーだったらということには、
お答えしようがありません。
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この回答へのお礼

解説面白かったです。ドイツ大会の責任はジーコですか。
まあ、監督ですもんね。当然か。
長文ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/07 21:38

チームをまとめるのは監督の仕事ですから。


23人、全員が「俺シフトの俺中心の戦術ならいいのに」と思い
自分がスタメンを決めれるなら「俺がピッチに立つのは当たり前」
と思っているはずです。

それをまとめるのが非常に難しのが代表監督の仕事だとも感じます。
最高の選手を選んでも批判が出ない事がなく、負ければ批判されまくる中、
監督は人選行っていますから。
サッカーは9割が結果論なんで難しいです(笑)


さて、中田が代表だったと仮定したとき。
これも結果論なんで難しいですが。

まず、位置づけとして、
・カメルーン戦の試合直前までは中田がスタメンには居なかったとして、
(チームの雰囲気や、カメルーン戦まではボロ負けしてしていた実際の状態)で
なおかつ、中田が現役を続けコンディション的にもなんら問題がない状態で
戦術も今回、急遽採用された4‐3‐3の布陣を敷いていた状態で
中田はチームの一員として認められていたら。

自分は今回の結果よりは上に行けたと思います。

  
・中田はトップ下、攻撃的選手ですが日本代表の将来の為
一枚下のボランチまで下がってプレーした事は記憶に新しいと思います。
本来は、本田のようにどっしりと構え、足元にボールを欲しがり、
縦への意識が高く、ゴールに直結するいわゆる
「ゴールするには」という逆算の出来る選手です。

前を向く意識も高いので、今回のメンバー(ポジションだと)
長谷部の位置を担っていたと考えられます。
遠藤とのコンビも計算できますし、
抵抗なく長谷部を右SBに回す事も出来ました。

     本田
 大久保    松井
   遠藤  中田
     阿部
長友       長谷部
   闘莉王 中澤
     川島   
です。

長谷部も中田もバランスを取るのは非常に上手いですが、
しいて言うなら 前者は守備的であり、後者は攻撃的です。
いわゆる「リスク」です。
しかし、ボールキープ率に関して言えば長谷部と中田を比べれば
比にもなりませんし、奪った後そこでタメを作る事で、
長友や駒野(今回の文書内の戦術で言えば長谷部)が
悠々とポジションを3歩~5歩ほど上げる事が出来ると仮定出来ます。

また、駒野以上に松井と長谷部の距離の関係も良くなったと思います。
松井が守備に追われる時間が少しでも減れば、
世界相手に一番の注意しなければいけない選手に
なっていた可能性があると考えられました。

・大久保、本田が中心に、後ろから中田が上がってくれば
迷いなく松井はクロスを上げていたでしょう。
逆に遠藤、長谷部はそれをしなければいけませんでした。

キャプテンマークを巻いていない中田は想像できませんが
中盤で中田に対して指示を出す阿部は想像できます。

今回の代表のスタメンに試合経験(試合巧者)が+されたと私は思います。

ので、良い結果になっていたのでは、と、予想します。

・一点ビハインドの時に「攻撃スイッチ」として森本を出す確立も
高かったと思いますし、今回のW杯で日本代表になかったのは
選手交代で意図しているベンチの選手が持っている、ピッチの選手に向けての
統一された「システムスイッチ」のサインだったのはないでしょうか。
どうしても、中田も2010W杯も「過去」の話なんで
「予想できる」とか「考えられる」、「~出来ました」
と語尾になってしましますが。


結論からすれば
今回の状況で完全に中村が外れ、皆が本田に期待を寄せたこのメンバーなら
中田も羽を広げてプレイ出来たのではないかと思います。

・中田というビックネームと本田の台頭による日本代表への縦の関係。
 (本田に裏にも抜けろ!と言いきれる選手)

・予想以上の活躍を見せた松井、大久保のウィングコンビと、
 ボールを捌く遠藤が絡むサイドからの攻め。
 後ろからどんどんクロスに合わせに飛び込んでくる選手の増加。

・闘莉王と中澤の壁と阿部の最高の守備組織のバランス感覚。
 (自分の中では本田の次のMVPのは阿部です)

・個人の力をいかんなく発揮し芽を摘んだ長友。

そして、楢崎以上の指示と安定感をもたらした川島。

+守備の負担を減らす為にミドルシュートをバンバン狙う中田。


まだまだ、世界の頂を得るにはポストにも当たりませんが
そうした選手が欲しかったのは事実だと思います。

つまり中田が入っても十分にチームプレーが出来る
「一体感のある」メンバーだったではないかと思います。
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この回答へのお礼

客観的で素晴らしい分析と考察ですね。楽しくよみました。
そうですか、中田がいても、一体感ができるという意見が新鮮でした。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/07 21:42

私は中田のコメントは普通だと思います。


コメの内容はもう少しの勇気があれば90分で勝てたと。
OBとしてではなくサッカー経験者としての評論です。

一体感についてはまさに中田の指摘通りですね。
今回のチームは一体感があった。
これは世界中の人が認めるところです。
前回代表との比較でどうこうではありません。

前回の分裂についてですが選手について色々な話がありますが
選手は問題ないと思います。
全て監督の責任。
ジーコは天才が並べばテレパシーみたいなもので勝てると思った。
しかしそれは絶好調のブラジルでできること。
結局監督が指針を示さないから選手ミーティング。
ヨーロッパ系の監督なら絶対に許されないことです。
そこで海外組と国内組の攻守のバランスについての意思疎通ができなかった。

今回は監督が守り重視と本田中心の姿勢を示した、そこは前回よりまし。
しかし具体策がないから結局選手ミーティング。
そこで闘莉王が海外に対等にやれないと言いだし選手が納得。
試合中は阿部の判断でディフェンスの組み立て。
これはヨーロッパ系の監督なら本来許されない行為です。
しかし今回は例外的に結果が出た。
ちなみに次の監督候補の南米のビエルサが監督でも何人かクビですね。
今回は結果が出たので官軍扱いですが普通は「選手の反乱(革命)」と言います。
それを美談にする日本は遅れてるのです。

仮定の話ですが中田が現役でもまず選ばれない。
中田は犬じゃないから犬養の言うことは聞かない。
協会が腐ってると思えば腐ってると言うし。
前回の出場者が選ばれないのは協会との確執があるから。
あれだけの才能が出た世代が「古井戸」だから呼ばない。
これはオシム一人の問題ではない。
ジーコから大会の報告、引き継ぎもせず選手に意見も聞かず。
オシム体制で以前の失敗は完全消去。
これじゃ成長しません。

仮に選出されれば松井の後を託せたでしょ。
あたりが強く玉持ちがよい、守備に汗をかきつつ前も向く。
イタリア中堅チームでの守備から速攻で1点。
中田が評価されたスタイル。
森本、本田でリスクを負う価値があったかも。
具体的にはオランダ戦の松井交代後に欲しかった。
俊輔よりよほど役に立っただろう。

中田や小野はリスクを負った選手交代も監督に要求した。
「ここで行こう」とメッセージを送れる選手だった。
今回はそれがなかった。
オランダ戦では岡田が中村を入れ攻撃のメッセージ。
中村は守備重視で闘莉王が怒りをあらわに。
監督の意味不明の選手交代い任せて終わった.

逆に最終戦は監督が憲剛を入れて賭に出る。
一部の選手はリスクを恐れてでない。
PKで負ける。
そこは中田の指摘通り。

繰り返しになりますが中田の評論はまっとうですよ。
別に前回大会の結果を気にする必要はない。
前回の分裂の謝罪も要らないし、今回の代表に遠慮も要らない。
逆に協会、監督、選手の関係を見直すのに良いきっかけでしょ。
真っ当な監督起用ができない協会。
方針が打ち出せない監督。
監督の指示を無視する選手

今回の結果は選手個人とカメルーンに感謝。
はやく協会、サポが海外経験者に耳を傾けるようにならないと。
次々大会あたりでW杯出れなくなりますよ。
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この回答へのお礼

きつい言い方も含めて、面白く読みました。
突き放していますが、日本サッカーへの愛を感じます。
言われるとおり、中田氏のコメントも、ある意味正しいとも感じてきました。
長文ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/07 21:51

中田&本田中心のチームなら、今回以上の結果が出たと思う。



なぜなら・・・
(1)2006年チームの分裂?中田にも何かしら原因があるのかな?と思った、しかし今回も最初、本田が中田と同じような状態だった。とすると原因は中村かな?と思えてた。
(2)2006年の時も、中村が体調崩した。サッカーファンの間では大事な試合になると体調崩すと批判していた。私は体調が悪くなる時もあるだろうと気にしていなかったが、今回も体調崩した。これには私も中村に対し不信を感じた。ファンの間ではアジアには強いがヨーロッパの強豪の時はいつも中村は体調を崩すと。また元サッカー選手も中村のメンタル面が弱過ぎると。

上記の事実を総合的に判断して、中田に原因があるというより、むしろ中村なのではないかと思えた。

(3)岡田監督が中村が体調が悪いので外し、「本田と心中する」という話があった。

2006年は中田と中村で分裂気味で、2010年は本田中心のチームだった。
2010年のチームより2006年のチームの方がいい選手は揃ってたはず。中村が外れたことがチームがまとまったということになると思う。守備の面においても中田は、中村よりは守備はできると思う。
勝利の要因は、チームの団結が一つの要因になると思うが、それは岡田監督が思い切って中村を外し、本田中心のチームとしたことだと思う。守備はそういうこと関係なしに基本的に日本はできると思う。

従って、私は中田&本田中心のチームならば、今以上の結果を残せただろうと思った。
やってみないとわかりませんが。
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この回答へのお礼

丁寧な回答をありがとうございました。

お礼日時:2010/07/07 21:29

>もし、中田英寿氏が日本代表だったら、今回以上の結果でしょうか。



・今回の様な結果にとどかないでしょう。今回の日本代表の良さは、GK、バックの
守備の良さです。そこに数回のチャンスを生かし、ゴールを決められた事が勝因だと
判断します。
今大会最後の試合の一番最後の場面で、中田の発言に馬鹿な加藤が反論していましたが、
中田の言うとおり、中盤からトップへのパスの通りが甘かったのは現実で、それがきちん
とできていれば、PKなどにはなっていません。しかし、これは中田だからいえる話で、今
大会の日本代表は、前回、前々回よりも大きく飛躍しています。技術的にも精神的にもです。
だから、あそこまで行けたのです。


>じゃあ、前回は何故、一体感がなかったのか。

・一体感というものは、そこに携わる人間が醸し出すもので、何も前回の
大会が一体感が無いということではなくて、良い一体感が生まれているという
ような意味で言ったのではないでしょうか。


>岡田氏が選ぶかどうかも別として、あくまでも想定です

・一度でもピッチを離れてしまった人間には、もう二度とピッチでの実践は
出来ません。中田もそれを承知で引退しています。
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この回答へのお礼

丁寧なかいとうありがとうございます。
そうですね、「一体感というものは、そこに携わる人間が醸し出すもの」
ですね。

お礼日時:2010/07/07 21:32

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