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ヒイラギにつく虫

10日ほど前から、ヒイラギの葉が虫に食われています。食べられた所は葉脈だけになって茶色っぽくなっています。30センチくらいの小さな木なのですが、すべての枝の新葉が茶色くなって枯れてしまいました。うまく説明できないのですが、主葉脈にそって凹んだ葉を広げると、何かふわふわしていて、そこに黒い粉がたくさん付着しています(うまく説明できなくてすみません。写真を撮ったのですが小さすぎてダメでした)。新葉だけでなく下の方の古い葉も食われています。

小さい青虫(1cmくらい?)のような虫がいるのを見つけて潰しました(緑色の汁がティッシュに付きました)。逃げられるといけないと思って観察する暇もなかったのですが、この虫が何か分かる方がおられればお教えください。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

ヒイラギやモクセイ類の新芽を食い荒らす害虫として思い当たるのは、ヘリグロテントウノミハムシというハムシの仲間でしょう。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%A4% …
http://www.epcc.pref.osaka.jp/afr/zukan/048.htm
画像はこちらが解かり易いかもしれない。
http://mushinavi.com/navi-insect/data-hamusi_her …(リンクフリー確認済み)。

二つ星のナミテントウ(アブラムシを食べてくれる益虫)と似ているので間違えやすいのですが、ヘリグロテントウノミハムシの方はれっきとした害虫です。幼虫成虫共に葉を食い荒らします。
ナミテントウとの違いは頭部でしょうか、ナミテントウは頭部が独立している様に見え、ヘリグロ~の方は頭部が殻からあまり独立していない様に見えます。またヘリグロ~にも触角は有りますが、長さが幾分長いようです。

退治するのが厄介な害虫です。硬い殻に覆われた成虫はいかにも薬剤に強そうです。成虫はできるだけ捕殺しましょう。まだ小さな木ですから、さほど困難ではないでしょう。捕まえてもすべり易く、ピョンと飛んで逃げられるので、捕まえたら直ぐにひねり潰すか、なにか容器の中へ入れておく方が良いでしょう。
幼虫は同じく捕殺するか、スミチオンやオルトラン水和剤などの散布が適切でしょう。
http://www.sc-engei.co.jp/guide/syo00033.html
http://www.sc-engei.co.jp/guide/syo00117.html

しかし根気が要ります。近所でもヒイラギなどがヘリグロ~の食害を受ける所は、毎年決まって食害を受けます。しかし同じ近所でも被害を受けていない所は、ほとんど食害されていません。
魅入られたとでも言いましょうか、多分ヘリグロ~がフェロモンなどを植物体に付け、仲間を呼び寄せるものと思われます。
散水器をシャワー状にして、やや強めに枝葉に吹き付けてフェロモンを洗い流しても効果があるかもしれません。あと被害箇所は早めに摘み取って、また新しい新芽を吹かせ上記した薬剤散布を行なうとかをするしかないでしょうね。
また成虫は落ち葉の下や土中でも越冬しますから、秋以降は庭の清掃なども大事です。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。ヘリグロテントウノミハムシという名前は調べて知っていたのですが、私が潰したのは幼虫だったのですね。テントウムシに似たヘリグロテントウノミハムシの幼虫があんなんだとは想像もしませんでした。とりあえず、食べられた箇所は摘み取って、オルトランをスプレーしました。小さい木なので、気をつけていようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/22 18:20

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