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大学について質問です。

現在高3の女子です。高1の冬から医学部を志望し勉強してきましたが、最近になって自分が本当に学びたいのは生命倫理学(特に興味があるのは脳死・クローン・実験動物の扱いです)だと気づきました。
そこで質問なのですが、生命倫理学を学ぶためにはどの学部に入ればよいのでしょうか?
また生命倫理学で有名な大学にはどのようなところがありますか?

A 回答 (5件)

こんにちは、医者してます。

14年目です。
救急センターの経験もありますし、大学で動物実験もしていました。
生命倫理学を学ぶのであればぜひ医学部に入ってもらいたいと思います。

医師として働き実際に脳死の患者を自分で診察し、、
実験動物に自分で触れてみてからでも遅くないと思います。
(自分はクローンの経験がないのですみません)。
実際の現場を知らずに本当の脳死を知ることはできないと思いますし、
実験動物を殺さざる得ない人がどんな感覚で安楽死させているのかを、
味わってもらいたいと思います。
またそういう経験のある人に生命倫理学を深めていって頂きたいと思います

前の回答者の方が言われたように
副業でもいいでしょうし、その道を専門にしていくのでも構いませんが、
現場を経験できるチャンスを手に入れることのできる時期にまだいるわけですから、
それを生かしてもらえたらと思います。

でも、医学には興味ないのなら医学部は大変かな?
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文学部の哲学・倫理学系ですね。

小泉構造改革いらい学科構成がぐちゃぐちゃなので,旧来の「哲学科」では存在せず,人間科学などの名称になっているかもしれません。

生命倫理学や環境倫理学は新興分野なので,いま「生命倫理学者でござい」と自称する者も,最初は哲学・倫理学で教育を受けています。ぼく個人は,生粋の人文科学の人間にはこういう問題は扱えないだろうな,と考えています。本来は自然史科学で育った人間が副業でやるといいのですが,ぼく個人がまさにそういう人ですからね 笑。

だから,あなたも医学部で医師免許をとってから,副業でやってはどうですか。飯が食えない最右翼の哲学・倫理学から入っていくのは,最悪の方法です。
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30代後半の大学院生(数学系)です。



>高1の冬から医学部を志望し勉強してきましたが

生命倫理学は大事な学問だと思いますが,あなたは大学の後どうするか?はどう考えていますか?
こういってはなんですが,医学部→医師 という決まったコースではなくなってしまうので,就職するのか,大学に残る(大学院でさらに研究する)のか,と人生設計が変わってきます。

大学である程度やったら就職したい,というのであれば,法学部が良いと思います。
文学部はお勧めしません。
就職が厳しいこともありますが,日本では,思考パターンがだいたい一手になってしまうからです。
大多数を占めるのは「誰々いわく」に根拠を求めるやり方です。
私自身文学部を出ましたが,周囲の視野の狭さに驚きました。小学生レベルの理系の知識も関心もない人が普通にいました。
(文学部卒業後あれこれ経て理系にいるわけですが,多面的に物を見る習慣があって,現在のほうが私は楽しいです)

お考えのテーマは,技術を知らないとお話にならない世界ですよね。
脳死にしてもES細胞にしても,「どういうものなのか」を知らないことには議論ができません。
ところが,日本の文系学部では,「理科も数学も昔から苦手でね」と平気で言う人がたくさんいます。

法学部も文系には違いないですが,現実に事件が起きてくるため,技術に対してまるっきり知らないというわけにはいきません。
「胎児はいつから人間か?」というのは,クローン以前のもっと昔から問題になってきました。
なぜなら,中絶なら堕胎罪ですが,胎児が人になっているとすれば殺人罪になるからです。
いつを誕生と決めるのかについて,自分で呼吸をしたかどうかで決める,いや一部でも生まれてきたら人間だ,などと議論がありました。
今のは「いつから生まれるか」でしたが,死のほうでも似た議論はありました。
おカネが絡むのですが,たとえば親子が一緒のクルマに乗っていて事故で死んだとき,死亡の順番によってどこに遺産が行くかが変わります。
詳しくは「同時死亡の推定」で検索して読んでみてください。

少し余談になりますが,日本の刑法では「人が住んでいるか,あるいは人がいる建物」に放火したときと,「誰も住んでいなくて人もいない建物に放火したとき」で刑罰が変わってきます。
人がいるところに放火されたら危ないから重罪にしなくちゃ,というのは感覚的にはそうだよねと言えると思います。
ところが,「それなら強盗犯が住んでいる人を皆殺しにした後で放火したときは,どっちなのか?」という議論が出てきます。
こういうことを真剣に考えられるかどうかが,生命倫理に対する向き不向きと関連していると思います。

上で「事件が起きてくる」と書きましたが,この殺人・放火は暇な人が考えた試験問題ではなくて,実際に起きた事件で,裁判所の判決が出ています。
しかも,判決が出ても,「それでもおかしい!」と言うのが法学部の学者の立場です。

こうした議論の方法に興味があるなら,法学部はお勧めできます。
「私はこう思う」だけの人は向かないと思います。

もし,大学に残って研究者まで目指すのであれば,せっかくここまで勉強してきたのですから,大学は理系で生命工学などを一通り学び,大学院から文系に行く,という方法もあります。
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法的な面から攻めるのもアリ。


この場合は文学部哲学科か法学部。

「これからの「正義」の話をしよう」がベストセラーになってるハーバード大教授の
マイケル・サンデルは政治哲学からのアプローチ。
オバマ大統領の生命倫理チームに入っている。
他にバイオ系学部からと言う手もある。

しかしながら生命倫理は「批判、否定」に走る節がある。20代の頃から、新聞や世論など強権を背景に、圧力者としてアレコレ言うのは単なるエゴじゃないのか?と言う疑問も残る。
(これはグリーンピースなど環境系団体へのNGO批判の主論なんだけど)。
バイオ系や医学部での動物実験は当たり前だし、1学生で実験を拒否しようものなら、単位は取れず卒業は適わない。現状でクロしかいない医学者に、自己批判が可能か?
つまり環境団体と、製薬会社、化粧品会社などとの隔たりはメチャメチャ大きくて、現状で妥協点と言うのが見当たらない。
資生堂も武田薬品も、動物を殺して商売してるようなもんだから。殺すなと言われてもハイソーデスカとは引き下がれない。

また哲学科卒で、畑違いの医学に突っ込めるのか?と言う問題点もある。
更に現実的に言って、生命倫理ってどんなお仕事?と言う点も。
医者なら医者、哲学者なら学者、あるいは卒業後は趣味として、実業はサラリーマンなどになるなどもある。
しかし「生命倫理ってオシゴト」で具体的に何か?が見当たらない。
日本では外部委員会に各界の大物が呼ばれて、そこでの話を官僚などによって法的にまとめることに
なってくるが、「結局、官僚かよ」ってオチもいけ好かない。

ともかく新しい分野なので、OBOGなどがいない。そして正しいアプローチと言うのが存在しない。
自分で見つけてくしかないな。
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生命倫理学を標榜している学科は聞きませんね。

しかし倫理学でその分野は当然カバーしているでしょう。
扱いとしては、普通に倫理学なのでしょうが、宗教学や哲学、社会学も絡みます。

具体的な例としては、各大学医学部には倫理委員会があります。

京大の内規です。
第三条 倫理委員会は次の各号に掲げる委員をもって組織する。

 一 基礎系の教授 四 名

 二 臨床系の教授             四 名

 三 人文・社会科学の有識者及び一般の立場を代表する外部委員 若干名


慶応の例
http://www.med.keio.ac.jp/researchers/rinri/03_o …

医学部の基礎系、臨床系、人文系の外部委員で構成されるのが普通です。
だから、医学部でも当然いいし、文学部の倫理・社会系でもいいわけです。

現実問題として、教授にならないと仕事させてもらえないことを考えると、どうかな?という気がします
尚、医学部では当然、学びます。独立した講座はなくても社会医学のどこかでします。
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