プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

入院中の父親ですが、誤嚥や肺機能の低下、喘息などで心肺停止になったりして心配です。前兆や原因がハッキリすれば良いのですが、肺気腫があるので仕方ないところもあるのかも知れません。何度か回復しているので体力はあると思います。今の内に気道と食堂を分けて心肺停止の心配が無くなる方法は無いでしょうか?一つには、言語聴覚師(ST)さんにリハビリで誤嚥を無くしてもらう。今、遺漏で食べられないのですが少しプリンとか食べられれば本人の気も晴れると思います。もう一つは気管切開してバルーンを入れれば誤嚥も減るし呼吸器もそうかんせずに付けられ吸引もしやすい、逆に気管が不衛生になったり痰が多くなるマイナスもあるようだが。食べたり、声が出るのか、嚥下の部分がふさがら無ければ結局誤嚥することもあるのか分からないけど何か良い治療は、ありませんか?

A 回答 (1件)

現役STです。



(1)気管と食道をわける手術
あります。気管喉頭分離術(気管食道分離術)といいます。
これをやると声を失いますが、食べることは可能です。
しかし、全身麻酔で行う手術であることや実施している病院が少ないことから
まず、うけることは難しいでしょう。
そして心肺停止とは関係がありません。

(2)誤嚥をなくす方法
(1)以外ありません。どんなに頑張ってリハビリしても誤嚥をなくすことはできません。

(3)気管切開について
気管切開をすれば、特殊なカニューレ(管)を使わなければ声はでません。
そして、バルーンを入れたからといって誤嚥の軽減にはなりません。
むしろ嚥下機能は確実に低下します。
ので、気管切開と口から物を食べることは相反したことなのです。

呼吸を重視すれば口から食べるのは難しいですし、
口から食べる方を重視すれば呼吸状態が悪化しやすいです。

どちらが重要視されるかというともちろん、呼吸の方ですが。

簡潔にまとめると残念ですが、
呼吸・摂食・心肺停止を治す万能の方法は現在の医学では存在しません。

地道に口腔ケアを行っていくしかないです。
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