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元気のなくなったサボテン(セレウス)
2年ほどまえに小さなサボテンをもらったのですが、植物を育てること自体に慣れていないため月を追うごとに元気がなくなっていって1年くらい前から色も茶色くなってきてしまいました。
もうだめかと思いましたが捨ててしまうよりはと思い6月ごろにネットの情報と園芸のお店の人のアドバイスを元に鉢と土を替えました。
元は小さなガラスの鉢に樹脂のような土(?)に入っていたのを、素焼きの鉢にサボテン用とされている土に変えています。

その後様子を見ていると、先っぽのほうに緑色の小さな芽のようなものが出てきました。
これはこの後育ってくれるのでしょうか。

「元気のなくなったサボテン(セレウス)」の質問画像

A 回答 (2件)

頂いたサボテンは栽培が目的ではなく、インテリア小物として販売されて


いた物です。その証拠に本来は鉢底穴が開いている鉢に植えますが、その
時にはガラス容器に植えられていました。また土を固められていましたか
ら、この事からインテリア小物の一つだった事がわかります。

画像を見る限りではサボテンの表面が茶色になっていますが、見た目が悪
いのですが生きたいと思う強い意志が感じられます。その証拠に新たな芽
が出ていますので、環境を改善しながら管理を続けられたら元気になると
思います。

植替えを6月に行われたのは適切でしたが、サボテンの場合は素焼き鉢は
不適切です。素焼き鉢にされたのは店の方のアドバイスでしょうか。もし
そうであるなら、店の方がサボテンに対して知識が乏しかったとしか言え
ません。売るだけの商売で、鉢は何でも良いとしか思われていなかったの
だろうと思います。
素焼き鉢の特徴は、水遣りをしても鉢自体が水分を吸収してしまい、他の
駄温鉢(ホームセンターや園芸店で売られている鉢で、淵に釉薬が塗って
あって茶色になっている)と比べて用土の乾燥が極端に早い事です。
同じサイズの駄温鉢と素焼き鉢を用意し、同じ土を同じ量を入れ鉢底穴か
ら水が十分に出るまで与えて、どちらが早く用土が乾くかを試されて下さ
い。間違いなく素焼き鉢の方が早く用土が乾いてしまうでしょうね。
水分量は多少は用土に残らなければいけませんが、素焼き鉢は残さなけれ
ばいけない水分まで鉢が吸収して、外に蒸散させて逃がしてしまいます。
また駄温鉢よりも通気性が良過ぎるので、サボテンの栽培は難しくなりま
す。駄温鉢より低い温度で焼かれた鉢ですから、軽いのですが割れやすい
のが難点です。また苔が生えやすいのも特徴です。
一般的には洋ラン鉢の代用品としても使われているようです。

経験上から申しますと、サボテンに最適な鉢は駄温鉢、朱温鉢、サボテン
鉢、テラコッタ鉢、朝顔鉢(駄温鉢と素材は同じだが、全体的に丸くなっ
ているのが特徴)で、焼き物鉢には劣りますがプラ鉢も使えます。
素焼き鉢は水管理が大変で、管理に苦労した経験があります。生育も思わ
しくなかったため、現在では全く使用していません。

サボテンの多くは暑さ乾燥には非常に強いのですが、寒さには敏感で場合
によっては凍傷になったり凍死して枯れます。春から秋までは活動をし、
冬場は休眠します。休眠中に水遣りが多過ぎると、決まって根腐れを起こ
して枯れます。夏場は多くの水分を必要としますが、用土の乾きを見なが
ら与えないと冬場と同じに根腐れを起こします。
サボテンの水遣りは、鉢土が完全に乾いてから更に1週間程度経ってから
鉢底から水が流れ出るまで与えます。冬場を除く期間は、この方法の繰り
返しになります。冬場は1ヶ月に1~2回ですが、場合によっては3回に
なる事もあります。
置き場所は年間を通して日光が十分に当たる場所に置き、真夏だけは日光
が強過ぎるので、明るい日陰かレースのカーテン越しに起きます。
暑さは30℃以上になっても大丈夫です。むしろその気温の方が喜びます
が、寒さには非常に弱いので最低でも5℃以上は維持出来る場所に置いて
下さい。エアコンや暖房器具の熱風がガンガン効いている場所や、直接に
温風が当たる場所は絶対に避けて下さい。冷房は特に厳禁です。
肥料は5~9月の間に、置き肥として緩効性化成肥料を与えます。その他
の時期は何があっても与えてはいけません。
植替えは5~9月の間の内で、梅雨時期と猛暑時期を除いた時期に行うよ
うにします。植替え時は古い土は全て落とし、根を1/3~1/2切って
から植替えます。古い土は再利用は禁物で、新しい土を使用します。

その他に分からない事とがあれば補足質問をして下さい。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。
この鉢は向いていなかったのですね。たしかにけっこう乾きやすいなあとは思っていました。
次回の植替えの時期(来年の5月ごろ?)にまだ元気だったら、鉢も変えてみようと思います。

お礼日時:2010/09/20 21:23

かいつまんで


その鉢と土だと・・・

どちらにお住まいか存じ上げませんので標準的なことを

3~4月       表土の土が乾いたら水をたっぷりと与えます。

5~6月中旬    2~3日に1回、なるべく朝8時頃までか、夕方6時以降にあたえます。
           これは、日中に鉢の中に多量の水分があり、気温が高くなると、水分温度が上             昇し根を傷める原因となるからです。

6月下旬~8月  晴天の日の朝方か夕方に月に4回ほど与えます。

9~10月      3~4月と同様にします。  

11月        月に1~2回ほど軽く水を与えます。



置き場

冬は室内の一番明るいところ

春秋成長季です直射日光で

夏は直射を避けて明るいところ


が良いですが
家では冬は軒下でたまに水やり
それ以外は直射で毎日がんがんに水を遣ってます年に何度も花が咲きますよ
だいぶ弱ってそうだったので・・・・・なれるまでは慎重に
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
時期だけでなく時間帯も影響するんですね。むしろ根の周りを湿らせておくのは日が当たってる間の方がいいのかと誤解していました。
うちは東側にしか窓がないので夜明けから昼直前くらいまでしか日が当たらないのですが、夏もひとくぎりついたこれからの季節はがんがん日に当たってもらおうと思います。

お礼日時:2010/09/20 21:29

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