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ジャンプの矯正について

私のような素人目にはわからないのですが、ジャンプに癖のある選手というのは多いのでしょうか?
まれなのでしょうか?また、どの選手なのでしょうか?ジャンプの癖ってどこがどうなのかわかりません。。。
また、真央ちゃんのように矯正中もしくは矯正した選手を教えてください。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

ジャンプの癖・・・と言われるのは、おもにルッツとフリップの、踏み切る時のエッジ(スケート靴の刃)の傾きのことです。

エッジはまっすぐに立てて滑ることは稀で、内側か外側に倒して使うことをいわゆるエッジさばきと言います。内側に倒すことをインエッジ、外側に倒すことをアウトエッジと言い、(自分の足元でやってみてもわかると思いますが)外側に倒す方が、ずっと難しいものです。
ゆえに、アウトで踏み切るルッツの方が、インで踏み切るフリップより難度が高いと言われるのです。
この、エッジの使い方が正しくないことをロング・エッジ(間違ったエッジ)と呼び、減点対象となります。

真央選手のルッツジャンプはインで踏み切る癖があったのです。ロングエッジについては、20年以上も前の世代(伊藤みどり以前)の選手は少ないのですが、規定(コンパルソリー)が廃止されてからは多くなりました。世界選手権に5回も優勝しているミシェル・クワンもルッツをインで踏み切る癖がありました。
最近もほとんどの選手はロングエッジです。
2008年のルール改正により、ロングエッジが減点対象となったことで、スケート界は大混乱になりました。
それまでジャンプが得意だった選手たちがみな、大ブレーキになったのです。
もともと、間違ったエッジで跳ぶということはスポーツとして減点されるのは当たり前なのですがね。

真央選手はとりあえずルッツの矯正は保留にしましたが、安藤選手はフリップがアウトになる癖を矯正してきました。
けれどもう、昔のようにルッツもフリップも怖がらずにボンボン跳んでいた安藤選手の姿はなくなりました。

スケートというのは、数ミリの細いエッジの上に乗り、100分の1秒のタイミングで踏み切るバランススポーツですから、ほんの少しの精神的な動揺だけで、まったく滑りが変わってしまうのです。
だからジャンプの矯正というのは、簡単なことではありません。
かつて男子のプルシェンコも十代の頃に、大幅なジャンプの矯正をしたことがありましたが、年齢も若く、そしてプルシェンコほどの運動能力があったからこそできたのです。

今年になって真央選手はジャンプ指導に就任した長久保コーチに、ジャンプの矯正をされていますが、その報道があった時に私は正直、「今からやらない方がいいよ!」と思いました。
何の迷いもなく、短い助走でタイミングを即座につかんで跳んでいた、あの天才的なジャンプが、これまで数え切れないほど跳んできたジャンプが否定されてしまったのです。
ロングエッジであってもそれをカバーしてあまりあるほどの得点源だったのに。
メインコーチを勤める佐藤信夫さんも、「今からジャンプの矯正はしない方がいい」という考えで、日本人のコーチを二人つけたことは失敗だったのではないかと、思ってます。
真央選手の運動神経ならば、矯正によってある程度の成果はあるかもしれません。でも、もう昔のようなジャンプの天才真央ちゃんは帰ってこないような気がします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ルール改正のたびに選手の努力はすごいのですね。
帝王プルシェンコもジャンプ矯正をしたのですか~
芸術性を求められされに正確な技術も求められる、すごいスポーツだと改めて感じました。

お礼日時:2010/10/25 09:07

どの選手も、ジャンプを跳ぶ時の癖はあると思いますし、点数に影響するまでの癖のある選手も結構いると思います。



浅田選手は、ルッツジャンプの時のエッジがインサイド気味です。矯正はしているようですが、まだ完全ではないようです。
また、癖とは違うと思いますが、ジャンプを跳ぶ際の助走が遅いため、回転不足を取られる事が多くなり、加点も貰いにくくなっています。現在佐藤コーチと共に、助走を早くする練習をしているようです。

ジャン選手の癖は顕著で、誰が観ても”ちょっと違う”ことがわかると思います。
ルッツやフリップを跳ぶときに、思いっきり片足を蹴り上げて、体を屈めて跳びます。今シーズンのNHK杯では、それが多少治っていると思いましたので、矯正していると思います。また、ルッツもインサイド気味なので、矯正中のようです。

村上選手のルッツもインサイド気味だと思います。それに、ジャン程ではないですが、足の蹴り上げもちょっと気になります。

安藤選手は以前フリップジャンプのエッジがアウトサイド気味でしたが、矯正しました。また、ロシェット選手も15歳から2年かけてルッツのエッジの矯正をしたと聞いています。

引退しましたが、中野由加里さんや伊藤みどりさんは、ジャンプの際の巻き足を指摘されていました。

ジャンプのエッジに癖のある選手もいれば、助走が長かったり、遅かったり、高さが低かったり、回転が遅かったり、降りたときの流れがなかったりと、いろいろだと思います。それをあげれば、ほとんどの選手が癖があるといっていいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
癖とは選手それぞれにあるんですね。
安藤選手・ロシェット選手も癖があったなんて。
それで矯正してすばらしい演技を見せてくれるとは、さすがです!!
ジャンプの矯正とは一度は通る過程なのでしょうか?
村上選手も癖があるというのなら矯正期を持つ、ジャンプに悩む次期を向えることもあるのでしょうか?
踏切や助走。正しくジャンプするのは難しいのですね。
今期、真央ちゃんは大変なことに取り組んでいるのですね。復活を楽しみにしています。

お礼日時:2010/10/24 09:42

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