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私は高1で、京大総合人間学部を志望しています。
健康やダイエット、運動生理学などに興味があります。
総人はあまり評判がよくないと聞きますが、なぜですか?

また、私みたいに学びたいことがある程度決まっている人は総人に入らないのでしょうか?
学びたいことが決まってないから入るという人が多いイメージがあります。
かといって他に学びたいことが学べる学部がないので困っています。
どんなことでも、知っていることがあれば情報をください。
宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

逆ですよ。



京大文系(理系コースは除いて)の中では偏差値も高く入学は難しいにもかかわらず、
高校的授業形態に慣れてしまっている学生が何をすれば良いかを見失ってしまうからですよ。

京大の自由放任主義がその状況に拍車をかけてしまい、目的のない学生は無駄に
4年間をすごしてしまう危険があります。
その点では、むしろ質問者様のような人のほうが有意義に過ごせる学部です。

総人の学科、例えば人間科学系、国際文明学系、文化環境学系 等等、本当に何を学ぶのかが
はっきりしないと思えるような学部です。

経済学部ならば「ケインズ」や「アダムスミス」などといった有名な経済学者の学説を学べるし、
財政学や外国為替、金融論などの追及するべき体系が明確です。
法学部ならば民法や刑法や商法といった法の内容を、さらに深くまで追い続けることができます。

理学部にしても「カーボン・ナノ・チューブ」とか「確率レヴナーの方程式」や「ボアンカレ予想」
など具体的な研究内容を学ぶ目標に置くことができます。

でも文化環境って何?・・・・環境構成論、ユーラシア文化融合論、文明構造論などといった、
もうひとつ明確に想像することができない学問体系だからなのでしょう。

質問者様の目的からすると総人の中の認知情報学系でしょうか?
質問内容からすると筑波大学あたりの体育専門学群や早稲田のスポーツ科学部あたりが
最適な学部だと思います。

もしくは京大医学部の人間健康科学科のほうが良いのではないかと思います。
医学やリハビリやスポーツ障害のことも学べるし、将来役立つと思いますよ。

京大総人の認知情報学は文系だとしても数理情報や現象数理論、行動制御学といった数学力を必要とされる
授業も多いし、コンピューターを駆使する授業もあるでしょう。

文系とはいえ京大生ならば並みの私大理系連中より数学はできるし苦になりませんが、
質問者様はどうなのでしょう。

ともかくああやこうや考える前に日常の勉強をがんばりましょう。

それに一つ提案ですが、もうすぐ京大は大学祭ですよ。
そこで実際の学部生に聞けば済む問題です。

私は高3の忙しさに備えて、オープンキャンパスや大学祭は高1、高2の間で終らせました。
そういった3年間にわたる受験勉強の計画もたてましょう。
最低そのくらいのことをしなければ、京大合格などただの夢物語に終るだけです。

私が高2の時に京大へいった時に対応してくれたのが、総人のやさしいお姉さんでした(笑)。
いろんなくだらない質問にも、いやな顔ひとつせずに答えてくれましたよ。
11月20日~23日が京大の大学祭です。時計台前の正門前の道路を渡ったところの
南側にある建物が総合人間学部の学部棟です。
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この回答へのお礼

実際は逆なんですね。
人間健康科学科も考えてみます。
京都府立医大も考えているのですがどうなんでしょうか。

総人のことなど、11月祭に行って聞いてみようと思っています。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/14 13:56

総人は評価がよくないって、どの点においてどのように悪いのでしょう。

かなり私は長いこと京大にいますが(理学部ですけど)、そのようなことは一度も聞いたことがありませんよ。

現在、健康やダイエット、運動生理学などに興味があるなら、総人で研究が存分にできると思います。分からないことがあるなら、京大の先生にメールで相談をしたり、直接研究室を訪ねたりするとよいでしょう。また、京大の教育学部でもそのような範囲は若干カバーしているかと思います。

また、まだ高1ですので、自分の興味が変わってくることは十分に考えられます。今、大学で何を学ぶのかかっちり決める必要はどこにもありません。いまのところ、自分が興味ある分野の本を読んだりして、自分はこういうことが好きなんだと自覚しておくことが大切か、と思います。

それと、自分が大学で何をするのかは、とどのつまり、大学の名前でも、指導教員のネームバリューでも何でもなく、自分の「私はこういうことをしたい!!」という意志に最終的にはかかってきます。

なんだか、偉そうな文章ですみません。参考までに。
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この回答へのお礼

そうなんですね。
自分をちゃんと持つことが大切なんですね。
自分なりに興味のあることを広げ、学びたいことを見つけたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/24 19:54

No.1の補足です。



>健康やダイエット、運動生理学などに興味があります。

ぼくは同大のことは知りませんが,常識的に判断すると,旧教養部の「体育」を担当していた教員がつくる教育コースでしょう。

むかしは「体育実技」や「体育理論・健康」が制度的に必須科目とされたので,教養部にはおおぜいの体育教員が雇用されていました。いまは自由化され,大学の判断で選択科目にしてもよくなりました。そこで,余った体育教員を地域連携部門などに配置転換するとか,定年退職者の後任を補充しないとか,学内で厳しい扱いを受ける分野になっています。

ふつうの人は,こんな内情は知らないでしょうね。
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根深い問題なので,キーワードを並べるくらいの回答しかできません。

これらをたよりに,自分でも「大学論」みたいな文献を調べてください。

・戦後日本の新制大学は,「教養課程」を置きました。入学して最初の2年間は教養課程で幅広い一般教育を行い,あとの2年間で専門教育を行いました。この制度は,原則的にいまの大学にもあります。

・教養課程を担当する教員は教養部に所属し,専門教育を行う教員よりも「格下」の扱いを受けました。端的には授業負担が大きく,研究費は少ないなどです。

・学生も一般教育の意義をみとめない者が多く,「パンキョー」とばかにしてあまり勉強しない風潮がありました。これは現在でもそうです。

・以上を「教養部問題」といいます。これを改善するために,教養部を解体して,教員を各学部に配置転換したり,あるいは旧教養部の教員で新しい学部(この質問の対象)をつくったりしました。新たな学部は,いろいろな学問分野の寄せ集めになり,統一性や教育理念を欠いたものになりがちでした。また,教員の学内における地位も向上したか疑問です。こういう問題が,なおもあるのです。

ぼくが早稲田大学人間科学部をこきおろした回答もありますので,もし参考にしたければ,ぼくの回答履歴でさがしてください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そんな内情があったとは知りませんでした。
そういう問題があったんですね
とても参考になりました。

お礼日時:2010/11/14 13:51

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