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今度溶接機を買いたいと思いホームセンターなどで調べてみますと、100V*15A以下で使えるものとして、大略以下の3種がありました。

1. インバータ式使用率 30%、   価格3万円弱

2. 交流式   使用率 15%位? 価格1.5万円前後

3. 交流式   使用率 6~7%    価格1万円前後

3.はあまりに「ちゃちな感じがするので除くとして、
  インバーター式の直流溶接機と、交流式のどちらを選ぶべきか迷っています。
  使用経験のある方で、買ってよかった!  失敗した! というご経験をお持ちの方
  ご意見をお聞かせください。
  よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

家庭用単相100Vで使う溶接機は直流だろうが交流だろうが交流だろうがホビー機の範囲をでません。


とても満足するには程遠く、溶接が嫌いになる確率70%ってところです。

実際に使ってみると分かりますが、低い電流しか出せない溶接機では、溶け込みが得られず、母材と溶材が溶けて溶接される、というより溶剤だけが滴下して乗っているだけの溶接になってしまいます。
溶切棒が細いものしか使えません(おそらく2mm以下でなければ使えないでしょう)。細い溶接棒は短絡させてしまうと電熱線のごとく紅くなり使えなくなってしまいます。またホビー用で流通量も少なく高価です。
使用率が低く(30%程度はなくては)連続して溶接するなどという状況にはならず、目指す作業によってはほとんど何もできず、いきなりリサイクル屋送りになりかねません

これらホビー機で溶接できる鉄板の厚さは2.3mm程度が限界で、しかもアーク特性が悪く(素人用なのにプロでさえアークを安定させるのが難しいくらい電流が安定しません)溶接効率ははなはだ低いと言わざるをえません。
最近建築現場の内装・設備工事で使われることが多いバッテリー式の溶接機はプロでも十分使えます(もちろんホビー機よりはるかに高価で、バッテリーの容量により使用できる溶接棒の数量に制限があります)。

交流・直流ですが、出力する電流が交流か直流かという差です。
交流は分かるでしょうが、直流ではホルダー(+)アース(-)を正極溶接と言い、ホルダー(-)アース(+)を逆極溶接といいます。
一般に、正極では溶け込みが深く入熱が大きくなりスパッタも多くなります。逆極ではその逆(という言い方は正しくないですが)と考えればわかりやすいでしょうか?薄板、低合金鋼などでは逆極で溶接します。
DIY用途では逆極溶接のほうが向いているはずですが、溶接機の出力が弱くては正極も逆極もないでしょうね(そもそも使い物にならないのだから)

どうせ溶接機を購入されるならもう一声頑張って、ノンガス式半自動溶接機の購入をおすすめします。
本体と別にシールドガスを使うタイプはセミプロでも使えるクラスになりますが、ボンベの詰替えや使用料などわずらわしい部分も多く、たまに使うという程度の方にはむしろ勧められません。
ノンガスタイプは細径のフラックス入りワイヤを使用するため溶剤が高価につきますが、使用にあたって面倒なあれこれから開放され、気軽に溶接に取り組むことができ、むしろ溶接する機会も増えることと思います。

昨年、親しくしている方がスズキッドのアーキュリー150を購入しました。
それまではコンセントから電源をとり、被覆アーク溶接棒(俗にいう手棒)を使う溶接機を持っていました。
アーキュリー150に買い替える前に「溶接にならないんだけど、こんなもんだろうか」と持ってきました。何とか水平下向きでは使えますが、立て向きや上向きではとてもアークが安定しません。素人レベルの方が使えるようなものではありませんでしたが、もちろん「こんなもんでしょう、正常です」でした。

100V専用機のアーキュリー80も候補だったのですが、100/200兼用機で自宅ガレージでも別宅(離農地にある旧宅で発電機使用)でも使えるということで選択しました。
うちでテスト使用してみたのですが、100V電源で「ちょっと弱いけどまあこれなら使えるんじゃない」というくらいの溶接ができます。溶接速度が遅いのは仕方ないですが、アークは安定し、ビードは思ったより美麗でした。おそらく、適正板厚は1.2から3.2程度だと思います。
結果論ですが、この機種はリアクターが内蔵のようで、より薄板の溶接でアークの安定が得られるようですし、トーチが下位機種よりしっかりしているようです。
200V兼用機なので、将来「より本格的な作業」を目指し電源に変更があった場合にも対応できます。
スペックからみると200Vなら板厚6mm程度まで対応するはずです。使用率15%はプロには不満ですが、半自動機なので効率は良く、DIY用途であればさほど不足は感じないはずです。
特に半自動機の利点はアークスタートの確実さで、仮付けやワイヤーメッシュなどの溶接は手棒を使うのがバカらしく思えてきます。

半自動溶接は技術的に簡単だなどというつもりは毛頭ありませんが、とりあえず溶接するというなら手棒よりはるかに容易なことは事実です。
何より手棒のように職人的な技術を要求されることなく、アマチュアにもある程度レベルの高い溶接を可能にしてくれるのですから、半自動溶接機の購入を検討されることをお勧めしたいです。
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この回答へのお礼

プロの目から見たきびしいご指摘ありがとうございます。
自分の用途も、まあーホビーに毛の生えた程度かと考えていますが、買っても使いものにならないようですと
全くの無駄になってしまうので正直迷っていました。
(技量との兼ね合いもあり実際のところ自分で使ってみないことには分からないことかと想像していますが・・・)

ノンガスタイプは、数年前ホームセンターで実演会をやっていたので存在は知っていましたが、実演中でなかったことと
当時は、自分で購入まだは想像もしてなかったため深く注意もしませんでしたが、今回のご教示を参考に
もう一回検討してみたいと思います。
貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/16 21:21

100Vなら直流がいいです。


交流の100Vと直流の100Vはまったく別物です。
3.2mmの溶接棒なら普通に使えます。
交流は100Vではほとんど使用できませんでした。
安いので交流なら200V。
高いですが100Vなら直流。
どちらも持っていますが100V直流で十分です。
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この回答へのお礼

、インバーター式の方なら何とか使えそうですね、
値段が倍以上になるのが悩みどころですが (>_<)
参考になりました、ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/16 21:03

私は100ボルト家庭用溶接機で満足したものは無かったような気がします。



相当練習しても途中で中断されてしまうことが多く、大掛かりな溶接は無理です。

日曜大工でのちょっとしたスポット溶接程度なら重宝しますけど。

ちなみに、直径5センチほどの鉄パイプを周囲全部に溶接することは出来ました。

※1万円前後の溶接機です。

追記:
私は素人なので、実際にまともに使えるまで、何十本と溶接棒を使い
廃材(鉄板)等へ直線の練習、曲線の練習をしまくっての経験です。

溶接機購入の際には、一番量の多い溶接棒セットで、一番細いもの(2mm以下)をオススメします。
太いものだと初心者では上手く行きません。(正確には出力が足りない)
また
ゴーグルや面、革製の手袋、長袖のシャツ(綿素材の古着等)、万力(大きめで重い奴)、ハンマー(溶接後に砕く奴)
これらは必須の道具です。
ヤケド、怪我に気をつけてください。
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この回答へのお礼

実体験によるご意見大変参考になります。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/16 20:57

大変失礼ですが溶接の経験が有りますか、溶接を見学すると簡単に見えますが、相当な経験が必要な作業です。


溶接棒を使い放電で鉄板を溶かし接着をするのですが
厚い鉄板で弱い電力では溶けません、逆に強すぎると穴が開きます、溶接棒と鉄板の距離を一定に保ち綺麗な放電を維持出来ないと溶接は出来ません、見かけ接着が出来ている様でも強度はありません

溶接は強力な紫外線を発生します、専門のメガネを着けて作業してください

失礼な事を書きましたが小生の経験より
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難しいですね。

 ただ、はっきり言えるのは、どちらを買っても満足することはできないでしょう。 それは、素人が趣味で使うにしてもです。

この手の溶接機は、おもちゃ程度に考えるのがいいです。

まぁ、何をしたいかによるところも大きいです。 薄い板を、ちょっと溶接とかなら、我慢できるかもしれません。 具体的に、板厚何ミリで、何がしたいのか補足すると、もっと詳しい方の意見が聞けると思いますよ。

厳しいことを書きましたが、買ってから後悔してほしくないので、正直に書きました。
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私は持っていないのではっきりしたことは言えませんが、


100Vでは電力が足りなくて、うすい物の点付けしかできないと何度か聞いています。

何を溶接したいのか解りませんが、たぶん無理と思います。
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