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テレビで見ていて、ふと疑問に思ったのですが、
犬、猿に関しては、種類は限定してないのですが、
鳥に関しては、雉と限定してますよね。

たしかに、犬って種類が豊富ではありますし、
それぞれに特徴もありますが、
犬っていうと、想像はつきますよね。

猿は、日本で言うと、ニホンザルを想像しますよね。
チンパンジーや手乗り猿?などもいますが、
大体は、ニホンザルを思い浮かべますよね。

たしかに、鳥っていうと、
日本の場合は、たくさんいますが、
鳥も大体、特徴は一緒な気がします。

その雉を選んだ理由が、儒教思想の中で
「勇」を表すのが雉だったからという話のようですが、
なぜ、鬼退治に行くのかというのが、
鬼門(丑寅の方角)と関係しているということで、
その反対が、干支でいうところの猿、鳥、犬という
話らしいのですが、
干支でいう鳥って、にわとりのような気がするのですが、
そこでなぜ、にわとりでなくて、雉なのでしょうか?

ただ単純に中国の干支と、儒教思想がまじりあったものという
考え方でいいのでしょうか?

お詳しいかたいましたら、教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

No.4です。


まだ締め切っていないようでしたので雉について補足を。
私の推測が多分に入る話ですので参考までに。

昔話のなかで雉というと、古事記の国譲りのエピソードに出てくる雉鳴女(キギシノナキメ)が思い浮かびます。
天照大神が葦原中国を明け渡すよう、大国主の元に派遣した天若日子(アメノワカヒコ)が、あろうことか大国主の娘下照姫と結婚してしまい、8年たっても帰ってきませんでした。
そこで使命を果たすよう、天若日子の元に使わされたメッセンジャーが雉鳴女です。
この時、雉鳴女は天若日子の家の隣の楓の木から使命を果たすようメッセージを伝え、天探女(アメノサグメ)にそそのかされた天若日子に射殺されてしまいます。

これが正式な使者であれば玄関から堂々と入ればいいところ、木の上からこっそりとメッセージを伝えているところを見ると、この雉鳴女はある種の密偵、隠密のような存在だったのではないでしょうか。そして天探女との諜報合戦に敗れて殺されてしまったのではないかと思います。

こうして考えると、雉というのは密偵の暗喩として使われた可能性があります。

つまり桃太郎の僕、犬、猿、雉はそれぞれ、
犬→権力に尻尾を振り、へつらう者。
猿→案内人もしくは内通者。
雉→密偵
と考えられ、つまり桃太郎はそうした編成の一軍を率いて鬼、すなわちまつろわぬ者たちを討伐したということではないかと考えられます。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます!

詳細に書いて下さり、
大変分かりやすかったです。

昔に思いをはせると、
無限の広がりを感じて、
心地よい感じすらありますね。

私には、未来がないものですから。。。

回答ありがとうございました!

お礼日時:2011/05/02 10:46

そもそも桃太郎に従って鬼退治をしたのが動物だと思うから無理があるんです。


昔は四位以下の人は人として正史に名を残すことができなかったので、動物に隠喩されることが多かったのでしょう。
犬は今でも言われるように、権力に媚びへつらう者の隠喩。
猿は猿田彦のような案内人、もしくは敵方から寝返った者の隠喩。
肝心の雉は何の隠喩か忘れましたが、要はそういうことでしょう。

昔話は隠喩のオンパレードです。額面どおりに子供向けの御伽噺と馬鹿にしていてはそのうちに秘められた意味を読み取ることはできません。
そもそも鬼だって、朝廷にまつろわぬ者の隠喩ですからね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

たしかにおっしゃるとおりかもしれませんね。
けど、このように現代にまで、
語り継がれる物語になっているのですから、
名を残してもらえずとも、
救われた部分もあるのかも知れないですね。

ありがとうございました!

お礼日時:2011/05/02 10:44

艮の反対方角は坤。

猿しか当てはまらないので、珍説に頭を悩まさなくてもよいのでは?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

ついつい、興味が出てしまい、
調べたくなったものでして。。。(恥)

お礼日時:2011/05/02 10:36

日本の国鳥は雉ですから、昔から鳥といえば「雉」だったのではないでしょうか。


それで調べてみますと、例えば、「徒然草」第118段に「魚は鯉、鳥は雉」と出ています。

「鯉ばかりこそ、御前にても切らるゝものなれば、やんごとなき魚なり。鳥には雉、さうなきものなり。」

儒教思想の中で勇を表すのが雉だったからという話については、
私は、干支も儒教もよく知りませんので、なんとも言えません。

「桃太郎伝説」についてはいろんな解釈がありますね。
鬼門(東北)の反対側が、干支でいうところの猿、鳥、犬という説がありますが、
戌は、西北西になるのでこの説には疑問をもっています。

犬・猿・雉の嫌われ者たちの嫌われたところを活かした話だ、とする説を何かの本で読みましたが、むしろ、この説に妙に納得しました。
猿も雉も農作物を荒らす嫌われ者であり、犬は山犬や狼のごとく人に危害を加えるおそれがある動物だが、良い性質を見いだしてやろうとするものです。

参考URL:http://www.kihoku-kiji.com/column/page-column/co …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

なるほど。
そういう見方もあるんですね。

今と、昔とでは、とらえ方が違ったのでしょうね。
ありがとうございました!

お礼日時:2011/05/02 10:35

ニワトリもキジの仲間(キジ目キジ科)ですから、種類を限定していないとも言えます。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%AF% …

イヌ、サル、キジがそれぞれ仁、智、勇を表わすということは、
それぞれの動物が持つ性質を表しているのだと思います。
ニワトリもそうなんですが、闘争本能が旺盛な鳥らしいです。

以下だいぶ私見が入ります。
イヌは「仁」・・・・・・正規軍(本隊)を率いる指揮官に最も必要な資質を表す。
サルは「智」・・・・・・遊軍(別働隊)を率いる指揮官に最も必要な資質を表す。
キジは「勇」・・・・・・斥候(偵察隊)を率いる指揮官に最も必要な資質を表す。

敵地(鬼が島)を攻めるのに必要な人材は何か、との問いに物語として答えたものではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

にわとりがきじの仲間だったとは、
知らなかったです。

教えて頂き、大変ためになりました!
ありがとうございました!

お礼日時:2011/05/02 10:33

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