dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

よく、ホエイプロテインを牛乳と混ぜて飲めばカゼインによってホエイの吸収が遅れる。などと聞きますが、これは本当なんでしょうか?
例えば、DNS ホエイ&カゼインスローローディングなどのように、ホエイとカゼインの組み合わせた時間差吸収プロテインが販売されてます。
この理論だと、実際はホエイを牛乳と一緒に飲んでも、ホエイはホエイで素早く吸収されて、カゼインはカゼインでゆっくり吸収されるんじゃないですか?
ホエイプロテインの召しあがり方にも「水または牛乳などで混ぜて」などと書いてありますし、水でも牛乳でもホエイの吸収は変わんないよ、ってことなんじゃないでしょうか。
実際のところどうなんでしょうか??

A 回答 (3件)

カゼインは胃酸とペプシンでいで凝固するから吸収が遅くて、ホエイは酸では凝固しません。



身近に試すとしたら牛乳に酢(酸性のもの)を加えるとカゼインは凝固して、ホエイは透明がかった液体になり分離します。なのでホエイはほぼカゼインの影響を受けずに吸収されます。とはいってもカゼインも1時間で血液中を流れはじめるので血液に流れ始める早さはホエイと変わりません、カゼインは高いピークは無く7時間ほどかけて吸収されます。
もしカゼインがホエイの吸収を遅らす効果があるとすれば大量摂取で消化に物理的に時間がかかる場合と、カゼインに含まれるオピオイドペプチドが腸の活動を鈍くさせるこがあると思いますがどれだけの効果があるかはわかりません。ホエイはホエイで早く吸収されると考えて良いと思います、、

けどそんな事より筋肉を付けるとか維持でプロテインを飲んでいるのなら摂取する全体量がいちばん影響しますよ!ここがいちばん大事です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
科学的にお答えいただき、納得ができました。
やはり、ホエイ&カゼインは時間差吸収で正しいのですね。
しかし、そうなると筋トレサイトなどで、まことしやかに言われている、牛乳と一緒に飲めばホエイは吸収が遅れるというのは、一体なんなんでしょうか・・・。謎です。

お礼日時:2011/03/21 21:50

先に言いますが牛乳とホエイを混ぜても吸収が遅くなる効果はあまりないと思います。


牛乳は脂質が少し含まれていていますが脂質は胃での消化に時間のかかる栄養素です、それをふまえて、

摂取した脂質から合成されるエンテロガストロンや、交感神経が活性化されると蠕動運動は抑制され消化速度は遅くなりますが、、牛乳程度の脂質では胃もたれの問題はないと思います。

また牛乳とは、乳脂質(それに溶けている栄養素も含め)と水分(それに溶けている栄養素も含め)を乳化させて分離してない状態でいます、ホエイは水溶性で乳化した乳の水分に溶けることになります。水性のホエイは乳化に取り込まれているのでホエイだけが先に消化されることは少し難しくなります。※高脂肪乳ほど影響を受け、無脂肪では関係なくなります※
乳化をほどくにはカゼインをpH4.6以上の酸性で変性させることが必要です。胃酸自体のpHは1~2くらいで大変に強い酸性ですが胃内の食事の(量にもよりますが)と混ざりpHは大体3~6くらいになります。そこで胃の中全体が先のpH4.6より酸性になると乳化が完全に解けてホエイは分離して乳化での脂質の影響を受けずに先に吸収されます。
でも乳化と言ってもほとんどが水分なので乳化したままでもで若干遅くてもどんどん吸収されていくと思います、乳化を解く時間は健常人の胃のpHは食後でもかなりの酸性なので乳化はあっという間に解けて影響は無いとも思います。http://journal.jsgs.or.jp/pdf/017101803.pdf (最初の図のプラセボのpHが健常人の通常の胃のpHです)


もう一つは、、牛乳の炭水化物の影響ですが、、牛乳に含まれる炭水化物(糖質、食物繊維)では吸収を遅らす効果はないです。

↓主にウィキペディアより抜粋

食物繊維は―――――

大きく水溶性食物繊維 (SDF : soluble dietary fiber)と不溶性食物繊維 (IDF : insoluble dietary fiber)に分けられる。

IDFは結腸や直腸で便容積を増大させ、排便を促進する。

SDFは胃で膨潤することで食塊を大きくし、粘性を上げ、胃内の滞留時間を延ばし満腹感を与え、IDFは食物の咀嚼回数を増加させ唾液や胃液の分泌を促し食塊を大きくすることで効果を現す。

SDFが効果的、SDFは食物コレステロールの吸収抑制、コレステロールの異化・代謝・排泄の促進、胆汁酸の回腸からの再吸収阻害による代謝・排泄の促進などがされる。

SDFは体内で高い粘性を有するため、十二指腸や空腸の内容物の拡散速度と移動速度を遅くし、グルコースの吸収を緩慢にして血糖値の上昇を抑える。
――――― 
   水溶性食物繊維(SDF)は糖質に限らず、たんぱく質でも脂質でも吸収速度を遅くさせます。
  ↓【たんぱく質と水溶性繊維のグアガムを摂取した場合、吸収率は落ちないけど、吸収速度は遅くなったという内容ののサイト】です↓
  http://www.ajcn.org/content/74/4/487.full 

まとめると、水溶性食物繊維は胃で水分を取り込み膨張し他の栄養素も取り込み吸収を遅らせ、、
不溶性食物繊維は腸で水分を取り込み膨張し便の傘を増します。。
牛乳に含まれる食物繊維は水溶性食物繊維ではなく、キチンという不溶性食物繊維ですから便通は良くなってもホエイの吸収速度は落ちないのです。

でも水で溶かしたホエイの吸収速度は何の影響も無く吸収されるのでやはり早いと思います。
でも気にしなくて良い差だと思いますけど、違ってたらすいません!
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
詳細にご説明いただき、非常に理解が深まりました。

おそらく、ホエイを飲んで筋トレしてる人はほとんど牛乳は無脂肪低脂肪を飲用されていると思いますので、乳脂肪の影響もうけず、時間差で吸収されているでしょう。
カゼインたんぱく質以外の、炭水化物等の成分でもホエイの吸収速度にそこまで影響がないところからも、牛乳が遅らせる効果はないのですね。(やはりホエイは吸収速度が重要なトレ前後が一番いい気がします。)

牛乳はホエイ吸収を遅らせるという説に対して疑問を抱いておられる方に、この質問とみなさまのご回答を知ってもらいたいです。

お礼日時:2011/03/24 22:19

その話は、私も読みました。

図書館に返却したので、どの本だったか、すぐに確認できませんが、石井直方の監修か著作でした。
自分で確かめるのは、難しい話ですが。大学の測定機器を使えば、簡単に確認できそうですね。

DNSがチャンと検証して商品企画にしているかどうか、DNSに聞きたくなりますね。


ところで、ホエイプロテインを飲むような人って、牛乳の脂肪を飲んでいる余裕、有るのかなぁ?

私なら、時間差吸収にしたいときは、ソイプロテインとホエイプロテインを同時に飲みます。または、小瓶にホエイを溶いて入れて携帯し三時間以内に飲みます。
(と書いている内に、ホエイとソイを同時に飲むと、ホエイの吸収が遅れるかどうか、気になってきた。)

カゼインプロテインをわざわざ買わなくても、スキムミルクや無脂肪牛乳を飲めば良いと思うんですけどね。どのみち糖質を合わせて摂りたいことが多いですから。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
DNSの他にもウィダーなどでもホエイ&カゼインで時間差吸収をうりにしてるプロテインもあり、会社もきちんと調べてるはずなので、やはりカゼインがホエイを遅らせるなんてことはないのかもしれませんね。

お礼日時:2011/03/21 21:46

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!