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お世話になります。

今回の震災で、いろいろな団体が義援金を募っています。
これらの義援金が一円の漏れも横流しもなく、全額被災市民へ分配されたとすると、いったいいくら集まれば、被災市民の生活をもとどおりにすることができるのでしょうか?

対象は市民のみと考え、被災企業、被災団体は除くこととします。また天災なので、犠牲者の葬式代は認めるとして、慰謝料はないものと考えます。
もちろん被災度合いを金額化すればピンキリなので、平均値で考えることとします。
犠牲者の将来の得べかりし利益算定もピンキリなので、平均値で考えることとします。
直接の被災者がこうむる被害以外の災害協力や持ち出し(企業からの物資・人員の無償供給による利益減額や、計画停電による業務の停滞、通勤電車混雑の苦痛など)は一切無視するとします。

すでにいろいろな団体が
「これまでに●億円集まった」
「今日だけで●十万円集めた」
と競うように発表していますが、真の目標額は大まかにいくらなのでしょうか?

われわれ”非被災者”の善意の義援金は被災者の復興の足がかりとして大いに役に立つのでしょうか? それとも
「焼け石に水」
「すずめの涙」
「自己満足」
「なまじ被災者を期待させるだけ。もらった額の少なさで落胆させるぐらいだったらそんなもの与えず集めず、古着や毛布や食料を今すぐ送るほうが、よほど役に立つ」
のでしょうか?

阪神大震災での義援金総額が1790億円、と聞いていますが、実際のところ、被災者たちが満足できるだけの額だったかどうかは定かではありません。また、今回の震災ではこれ以上の額が必要でしょう。

詳しい方、教えてください。

ちなみに、今日、外出したら街のイベント広場で義援金募集していましたので募金してきました。
金額は恥ずかしくて言えないほどの額です。

A 回答 (3件)

あなたの言われる通り、金額がいくらあれば良いのかは誰も判断できないので、すべての被災者にサラリーマンの平均年収を渡すものとして計算します。



500万円 × 35万人 = 1兆7500億円 が必要です。

子供や年金生活者には負担をさせられないので、この金額を労働者人口で割ります。

1兆7500億円 ÷ 62,820,000人 ≒ 28,000円

サラリーマンなどの収入のある人から、一人につき3万円を募金してもらう必要があります。
もちろん、支援物資やボランティア活動とは別です。

あと、今回の震災は阪神淡路大震災の3倍の被害と見られています。
なので、公共施設や漁港・その他などで30兆円弱の被害額になります。

先程と同様、この金額を労働者人口で割ります。

30兆円 ÷ 62,820,000人 ≒ 480,000円

今後、増税やその他の方法で、一人当たり50万円を負担してもらわなければ復興ができません。
日本政府の収入源である税収は50兆円で残りは国債ですから、すべてを増税で補うとしたら税率は60%UPになります。
私見で言わせてもらえれば、現在の消費税が10兆円なので、暫定的に消費税を+5%の10%にして3年間続ければ30兆円は確保できます。その方が良いと思っています。

「気持ちが大事」 という意見も確かにありますが、それだけでは実際には人を救済することはできません。
日本人のほとんどの人に 「欲しかったものを諦めてもらう」 のでなければ復興はできません。
助け合う、痛みを分かち合う、ってそういう事だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

的確・明確な計算値を提示していただき、ありがとうございました。
復興への道は長いですね。
っていうか、これじゃ庶民の募金なんぞすずめの涙にすらなりませんね。

消費税UP、まじめに考えたほうがいいかも知れません。ある雑誌には今後一年限定で、復興支援財源として消費税1%を上乗せ(合計6%)、という案が載っていたそうですが、これでも間に合いませんね。

無理な増税ができないのであれば、お金を使える人にはどんどん使ってもらって世の中の金回りを良くして政府の税収を上げるしかないですね。

東京ドームでのプロ野球、やったほうがいいのかも知れない。こんなときにドームで野球を観れる人は当然被災とはまったく関係のない人だろう。どんどん金使ってもらって、球場にも募金箱置いて・・・・

>サラリーマンなどの収入のある人から、一人につき3万円を募金してもらう必要があります。

復興支援ジャンボ宝くじってのはどうですか?
サラリーマン全員に3万円ずつ買ってもらう。
で、7等300円(末尾一桁のみ一致、つまり10枚に1枚だけ当選。売り上げの10%相当が当選金として還付される)だけ当選金を支払って、1等から6等までは当選者は強制的に当選金を募金させる。受け取りに来てもハナっから当選金を渡さない。
これなら1兆7500億円の90%集められるだろう。(あ、国家的詐欺になっちゃうか)

お礼日時:2011/03/28 08:46

阪神淡路大震災では、被災者の数が多かったので各世帯に配分された義捐金は10万単位のものでした。

これでは家の再建費用などにはなりませんね。
被災者の数の少なかった震災では、各世帯に数百万~一千万ほどの義捐金が配分された事もあったようです。これなら家の再建費用にかなりなりますね。
今回の震災の被災者の数は、阪神淡路大震災と比較しても比べ物にならないくらい多いですよね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
一般からの義捐金の金額が安定しないのであれば、このような大災害に備えて国家があらかじめ積み立てておくべきですね。

お礼日時:2011/03/28 14:03

こうした復興に向けた義援金や支援などは、実は数値的な金額ではございません。

本当に重要なのは復興の方向性です。

例えば極論ですが、もう一度同じ場所に原発を建てる為に、お金を使う・・・としたら被災地にいらっしゃる皆さんを始めとして日本中では納得できるものでしょうか?

無理だと思います。

復興する為には、まず復興のビジョン・ロードマップが重要であり、その復興の方向性が定かではないままにバラバラで義援金が使われる時には一番マズイ状況が出来上がります。

そして、復興とは何を指すのでしょうか?

大地震が起きる前に戻るレベルでは復興とは呼べませんし思いたくも無いでしょう。それでしたら、なくなっていった方は何の為に命を落としたのか、まるで分かりません。

この際は、復興の方向性として重要な点は日本の復興と重ねて取り組むべきなんです。今、日本は心が一つに繋がろうとしている時です。ですが、それはまだまだ義援金を募るだとか、物資を送る、という形上の一つであって、どんな日本を創りたいかのイメージはバラバラです。

このままでは、また既得権益や支配権力のいいように先導されて、義援金の使われ方は基より、政府や銀行が用意したお金までもが可笑しなルートを流れたり、特別な人のところに流れたりします。そうして、形だけは復興しましても、それは大地震が起きる前に戻っただけです。

ここまで史上最悪の大震災が来たのですから、この事をキッカケにしてそろそろ気付くべき事には気付き、立ち上がるべき時に立ち上がらないといけないと思います。今がその時です。

即ち、まずはどんな日本を創りたいのかについて一人ひとりが真剣に向き合う時ではないでしょうか?そして、そんな日本の全体像、方向性の上に、震災で受けた復興が真に成り立ちますし、今から本当に重要な事は、原発・電力・モノ商品・製造業・・・に依存した経済発展モデルを脱却する事です。

世界からも集まってくるこのお金は、ただのお金ではないんです。

在るべき姿として使って欲しいので、国民一人ひとりはちゃんと声を届けるべきだと思います。それが、どんな日本を創りたいか?です。その全体像を、政府に要求するべきですし、民間からも提出するべきだと思います。

その全体像が無い場合、どんなに膨大なお金を投入しても少しも効果は上がりません。それは、自民党時代に沢山経験した事ですし、アメリカや世界を観ても学べる事です。お金の投入、その額ではありません。

それでは、日本のあるべき姿、復興の方向性とは何でしょうか?
僕はこう思います。

それは、モノ作り・製造業中心の日本をストップさせて、人づくり・教育・文化中心の日本をスタートさせる事です。大震災・津波・原発は、簡単にモノ作り・製造業を破壊においやりますし、人間から簡単に奪い去ってしまえるものです。ここへ来てもはや、物質文明では日本はもう満足しません。その事に気付かせてくれました。

また、同時に気付かせてくれた素晴らしい話があります。それは、今世界から日本は観られているという事ですね。世界中から、日本は賞賛・賛美・畏敬の念を頂いていて、とても世界を感動させ、日本に学びたいとまで思わせるに至っています。

こんな状況にも関わらず、です。

Made in Japanが世界をうならせたのではなく、Heart of Japanが世界を唸らせています。世界は、日本の国民性を認めています。日本の教育と文化を愛しています。

条件・状況・環境に囚われない、留まらない心、それは健康な心であり、心の安心、心の安定です。それが、秩序高い日本を創り、社会性溢れる日本を創っています。それらのルーツは、サムライの心、サムライの精神から来ています。サムライはそうです。

いつ死んでもいい準備が既に出来ている状態、死ぬ事に囚われない心、とても美しくて素晴らしい心です。条件・状況・環境に惑わされない心の状態、それは如何に健康な心なのでしょうか?

それが世界を驚愕させています。

ですから、日本の中心産業は健康な心づくりであり、人づくりではないでしょうか?そして、心づくり、人づくりは、原発・電力・モノ商品・製造業に依存しません。

また、環境破壊もせず、雇用問題も解決できる新しい道です。

健康な心をグローバルスタンダードにさせていく事、今まではそれができませんでした。それは、健康な心が何であるかを規定する事が出来なかったからです。

ですが、今からの日本には必要な事です。論理とイメージによって伝達可能な健康な心であり、誰もが皆、当たり前の様に健康な心でいられる、そんな技術を日本が中心産業にしていく事です。

多種多様な危機を突破するには、健康な心しかありません。
それが復興の道です。

如何でございましょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
まったくおっしゃるとおりです。
幾らの金額が集まればいいのか、などと金をものさしにして考えていた自分が浅はかで穴があったら入りたいぐらいです。
日本そのものいかにして立て直すか、長期的国家ビジョンを持つ必要があるのは大変大切なことですね。

しかしながら、人々から善意の募金を募り、折に触れて集計して発表しているならば、たとえば
「すべての被災者に食料がいきわたるために募金総額目標○円です」
「犠牲者全員の葬儀費用をまかなうためには募金総額目標○円です」
「被災者全員が仮設住宅に入居し、日用品をすべてそろえるためには募金総額目標○円です」
「義務教育以下の被災児童・生徒の復学のためには募金総額目標○円です」
といった目標額が明確になれば募金する側にとっても
「すでに充分足りているのか」
「あと幾ら必要なのか」
「自分だったらあと幾らぐらい出せるか? そのためには自分の娯楽を多少制限しても構わないか」
という目安にはなると思いましたので質問してみました。

お礼日時:2011/03/28 08:32

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