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以前から思っていたのですが、日本では結婚式で白をきるのはダメだといわれますよね。私は全身白がまずいのだと思っていましたが、白が入っているワンピースや、薄い色までだめだとよくネットではかかれています。
でも、これはいつ始まったものでしょう・・・?昔の白無垢が普通のとき、つまり西洋文化が始まる以前のしきたりなのか、西洋からなのか・・・? 私は西洋からかなと思っていますが。

確かに西洋でも白い服はダメですが、これは昔の話で、今は上も下も白でない限り、問題ありません。ウィリアム王子とケイトさんの結婚式を見たかたは気づかれたでしょうが、参列者で白を着ている方はたくさんいました。もちろん上下白ではないですが、上が白だったり下が白だったり。白一色出なければ、問題ありません。

日本は伝統や、常識をとても気にする人種ではありますが、近年更に「これが常識です」というようなものがNETで溢れたりTVで放送されて、たくさん知らない人がいるのに「常識」といっている所に苦笑してしまいます。(知らない人が非常に多いなら、常識ではないと思うんです。)
こちらがもし西洋から来たものなら、その「常識」は海外ではすでに常識ではないのですが、日本ではなぜ続いているのか理由が知りたいです。日本人はそういう「常識」という言葉に踊らされて、ストレスを余計ためるようなことをしてるような気がしてなりません。

でも、もし、日本だったとすれば・・・?いつでしょう・・・?昔の人は白の服といえば、切腹のときと結婚くらいしか着なかったのではと思うのですが。白無垢も、下に赤とか着たりしますよね・・・?襟とか角隠しのした部分とか・・・。

前から日本の常識が世界の非常識や、もう古いことが多く(伝統を守るというより、面倒くさいことを増やしているような・・。)その面倒くさいことを続けていく日本人はすごいとも思うんですが、もうちょと楽に生きようよ・・・といいたくなります。

そういう私も日本に帰国して、そういう場に出るときは気にしてしまうので、結局同じではあるんですけどね。

今日ロイヤルファミリーの結婚式をみて、改めて思ったので、ちょっと質問してみました。
でもこの、白がだめ!淡い色もだめ!2色使いはだめ!素足はだめ!全部黒もだめ!などとだめだめが多い結婚式の服装マナーはいつどこから来たものかぜひとも知りたいです。

ちなみに、海外(西洋)では、白OK(全身以外)、淡い色OK、2色使いOK、素足にサンダルOK、黒ワンピOKです・・・。

A 回答 (1件)

お気持ちよくわかるし同意するところが多いです。


マナーとか常識って本当に心許ないものですよね。だからこそ、このような場で質問する人が後を絶たない。
そして「こうしておけば無難だよ」「誰からも文句を言われない折衷案はこうだと思うよ」という回答が寄せられ、いつしかそれが新しいマナー、常識として独り歩きして行きます。
海外にはない日本人独特の「右へならえ」方式です。

そうした「常識」は地域性や時代でずいぶんと変遷しています。
いつまでも変わらない「常識」はありません。
斬新、前衛、と呼ばれたものが100年続けば伝統となるように。
淘汰されて生き残った観念が「常識」となるのでしょう。

おっしゃるように白装束というのは昔(江戸時代くらい)は切腹の時に着たものでした。
あるいは修行僧も着ましたし、昭和初期くらいまで葬式に白装束を着る習慣も残っていました。
そう喪服はもともとは「白」でした。神事や仏事では白無垢をまとう、という常識だったのですね。
結婚式も神前や仏前で行うものですから白無垢の花嫁は自然だったのでしょう。
ちなみに室町時代くらいから、十二単の流れを受けて白無垢の花嫁は登場したようです。
そしておめでたい吉時を意味して紅絹とよばれる真っ赤な裏地がつけられました。
しかし江戸時代くらいまではそれは身分のある武家や裕福な商家などに限ったことでした。
町人が白無垢で嫁入りするのは相当珍しかったし、昭和初期くらいまでの花嫁衣装には今で言う黒留袖、黒地に紋つき、裾引きというものも多かったのです。

海外でも白は花嫁の色ですが、必ずしも誰しも白いドレスを着られたわけでもないでしょう。
純白はけがれのない高貴な色、上流社会の花嫁の象徴だったのは日本も海外も共通だったようです。
豊かになった現代では誰しもが白いドレスや白無垢を着ることができるようになりました。

そして、その花嫁をたてるべく列席者は白を着ることは遠慮する流れが自然にできた。
けれど白が少しでも入ったらダメとか白っぽい色物もダメなんてのはやっぱり最近できた常識ですね。
なんで?と私も思いましたがどうやら写真に映った時に白に見えてしまうから、という理由らしいです。
なんとも薄っぺらい理由ですね。写真より思い出じゃないの?ってつっこみたくなります。

ちょっと昔(と言っても昭和)までブラックフォーマルは慶弔両用とされて真っ黒なアンサンブルにコサージュつけて出席する方もいました。
この両用という考え方が、豊かな時代には貧乏くさいという事で嫌われたんでしょう。
喪服と兼用なんてやめてよ!ってな事でしょう。
ただこの時代に素足は考えられませんでした。フォーマル以外でもストッキング着用は厳守でしたね。
裸足のままってのは下着のまま人前に出る感覚にも似たものでした。
2色使いもダメ、ってのも本当に最近言われるようになったこと。根拠はよくわかりませんね。

まあそんな時代の変遷の末、「良し」とされるものが残って行った。
それを全部まかなおうとするとがんじがらめのマナーや常識になっちゃうんでしょうね。
今回のロイヤルウェディングで質問者様と同じように感じた方は多かったでしょう。
これが機になり、がんじがらめの常識に少し変化をもたらすかも知れませんし、それを期待したいですね!
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この回答へのお礼

非常に参考になりました!!!

私のしりたかった、いつ頃どのように始まり、それが変化してという内容が書かれてあり、
本当に勉強になりました。ありがとうございます!!!
かなり回答にお時間かかったんではないでしょうか・・・?

お葬式にも以前は白というのは知りませんでした。
神様や仏様などに関わる行事は白だったという事で、日本の伝統といえますね。

ただ、やはりこのだめだめマナーは、意味があるというよりは、日本人のとてもいいところである、
「他人を思う心」からきているのですね。
それは本当にすばらしい事で、海外では失いつつある良いところですので、世界に誇れることではありますが、配慮しすぎで、がんじがらめ・・・って所でしょうか。

2色使いは 「別れ」 を意味すると書かれていました。多くのところでご祝儀が2で割れるものはだめとかありますよね。
それも地域によって全然違いますし。私が都会にいたときは、必ず奇数で、実家の県では偶数も問題ないです。
でも、考えすぎじゃないかと、私は思います。

おめでたい席から一転、お葬式ですが、私の住んでいるオーストラリアでは、お葬式も普通の服で、中には真っ赤な服の人や、大きな花柄で来られる方もいます。
悲しいだけの雰囲気では、亡くなった方がかわいそうという考えや、そこまで形式ばることはないという考えのようです。
先日は、故人様がピンクが好きな方で、全員ピンク着用でした。
ここまで来ると、さすがにリラックスしすぎで、疑問も沸いてきますが、何事も行き過ぎず、中間がいいのではないかと思います。

同じ日本人として外から日本を見たときに、ちょっと可哀想だな・・・と思ってしまいます。

私はもう結婚してしまったけど、もし自分がまた結婚するようなことがあるなら、

ドレスコード:全身白もOK!面倒くさいマナーは忘れて楽しめる服装。

と書きたいなと思います。

ありがとうございました!!!!!!!

お礼日時:2011/05/07 13:11

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