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アルカイダがアメリカに9.11でテロを行ったのは、そもそも何でだったのでしょうか?

アメリカは中東の安定が原油価格を安定させ、ひいては自国経済が安定することから、民主化と称した(キリスト教とイスラム教の対立?)中東に関与する政策を取っていた。→これを懸念したイスラム教徒であるアルカイダがアメリカに対する報復としてテロを行った。
という認識で正しいでしょうか?

私は基本的にはかなり保守的な思想だと思っていますが、仮に上記の考えが正しいとすれば、他国を他国として放っておけばよかったのではないか?確かに自国の経済が安定するのはいいことだとは思うが、他国の内政に干渉してまですることが正義とされるべきなのか?と思う反面、グローバル化した社会で、他国との関与(貿易など)無しに一国は成り立ちにくくなり、なおかつ、原理主義者でないイスラム教徒(いるのでしょうか?これは私の憶測です)は民主化を望んでいたとすれば、上記考えの米国の行った行為は正当と評価できるのではないかと考えています。


テロを行ったアルカイダ、アフガニスタン側の主張を教えてください。

また、アフガニスタンの問題と、イスラエル、パレスチナ、イラク近辺の問題は別の問題なのでしょうか?

A 回答 (6件)

けっこう昔のブログで更新もほとんどされていませんが、アルカイダやビン・ラーディンについて、よく説明されています。


私も、基本ここのブログ主と同じ意見です。
ウサーマ・ビン・ラーディンは、本気でアメリカの排除を計画し、そのために世界規模でテロ攻撃を仕掛け、アメリカの軍事・経済的消耗を狙っていたのだと思います。


参考:『待避禁止!』
-『文明の挑戦と応戦 前編・・オサマ・ビン・ラディンの戦略』
 http://kei-liberty.mo-blog.jp/taihikinsi/2006/10 …

-『中編・・テロ戦争と文明の防衛』
 http://kei-liberty.mo-blog.jp/taihikinsi/2006/11 …


もともと、ウサーマ・ビン・ラーディン(日本語では正確な記述ができないので、Wikipediaに準拠)は、アフガニスタンでムジャーヒディーンとしてソ連と戦っていました。
わかりやすく言えば映画の「ランボー3」で、その頃は敵がソ連だったためアメリカは敵視しておらず、むしろアメリカから支援を受けていました。

しかし、アフガニスタンからソ連が撤退し、ウサーマも祖国サウジアラビアに帰ります。
その後、中東では湾岸戦争が勃発しますが、サウジがイラクの元フセイン大統領の驚異から国を守るため、国境にアメリカ軍の駐屯基地を作ったんです。
これが、ウサーマの怒りを呼びました。

彼の考えでは、サウジアラビアはイスラムの聖地メッカを含む重要な国であり、その国に異教徒の軍隊を留め置くことはとうてい許せなかったんですね。
アルカイーダは帰国前には組織していたようですが、ウサーマは以後、祖国サウジと手を切り、反米闘争へと身を投じていきます。
そして、ウサーマは一時期スーダンに滞在しましたが、既に反米テロを幾つか行ったためスーダンにもいられなくなり、アフガニスタンへと移動し、そこに反米テロ活動の一大拠点を築きました。
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この回答へのお礼

詳しく教えていただきありがとうございます。

よくわかりました。ブログも後ほど拝見致します。

モンロー主義が、本当は一番いいのかもしれないですよね。バランスが難しい。
私は、日本くらいバランスを取りたがる国こそが、世界の憲兵ヅラした方がちょうどいいんじゃないかな?とも思うところがあります。

お礼日時:2011/05/05 08:10

アルカイダのスタンスや主張は、たいへんわかりやすく言えば攘夷運動なのです。

アラブ世界に西洋の流儀や考え方を持ち込むのを力をもって拒否しようというのです。

日本の幕末時期に、国内に入ってきた西洋人を殺害したり、西洋の領事館を焼き討ちしたりする事件がたくさん発生したのをご存知ですよね。大老の井伊直弼は勝手に開国政策を進めたという理由で攘夷派の武装組織の襲撃を受けて死にました。

攘夷運動を仕切っていた薩長は、それをテコに幕府から政権を奪い、開国した挙句に文明開化だ和魂洋才だと西洋の流儀をどんどん導入しました。

今となれば、攘夷運動などは国民を反幕につけるスローガンでしかなかったといえますが、当時はそれが正義で多くの国内の志士たち(今となれば過激派,急進派)が命を惜しまず攘夷運動(今となればテロ活動)を行ったのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
根本は違っても構図は確かに幕末に似ているかもしれませんね。

ただ、そうなると、私は、アルカイダの方が正しいのではないか。なぜ米国は憲兵顔しているんだ?と疑問を持ってしまいます。

お礼日時:2011/05/07 00:27

Ano1です。


79年に今まで親米的であったイランのパーレビ国王が打倒されホメイニ師の反米政権が出来た。
80年に始まり88年まで続いたイランイラク戦争の時アメリカはサダムフセインを支持した。
それでなくてもイランが反米的であり目ざわりだったのにソ連がイランの隣のアフガニスタンに軍事進攻してきた。
今の反米と同じ構図がイスラム社会に起こり、原理主義者であるビンラディンが私財を投げ打ってソ連との聖戦に立ちあがった。
アメリカはアフガニスタンが共産国ソ連の支配下にされる事を善しとしなかったので彼らに軍備を贈与し訓練も積極的に行った。そしてソ連を撃退する事に成功した。
ここまでは良かったのだが88年イライラ戦争が終結し、気がついてみるとイラクは軍事大国化してイスラエルや親米アラブ国に脅威を与える様になった。何とかしなければと言う事でクルド人を迫害しているなどの因縁をつけ始めた。
よせば良かったのにイラクはクエートを(アメリカの了解を得たと言う情報もある)侵攻した。
待ってましたとばかりイラクが撤退の意思を表明したにも関わらず正義の名の元に湾岸戦争を始めた。
と言う所ではないでしょうか?
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この回答へのお礼

詳しく教えていただき、本当にありがとうございます。

私は湾岸戦争をロクに知らない世代(平成生まれ)で、やっと歴史の流れが垣間見えました。

ありがとうございます。

お礼日時:2011/05/05 08:04

ほんとツッコミどころが多すぎるなw




イスラム教の大半は原理主義者ではないまともな人間。
「いるのでしょうか?」なんて世間知らずなこと言ってたら笑われるぞ?
日本国内にだってイスラム教徒はたくさんいるんだから。

原理主義者っていうのは要するに過激派のこと。
イスラム教だけじゃなくキリスト教でも新興宗教でも必ずいる。
しかしその割合は全体から見ると非常に少ない。


かといってイスラム教と民主化とはまったく関係無い。

イスラム教でも民主化を望む人もいるし、そうじゃない人もいる。
リビアとか中東デモを見ればわかるでしょ。

イスラム国家だけど「民主化を望む反政府派」と
「非民主国家を維持しようとする政府派」が混在しており拮抗していることも少なくない。



アフガニスタン政府は事件の関与を否定したが、犯人の引き渡しも拒否した。

アルカイダは犯行を肯定も否定もせず。

ただし、ハイジャックの際に犯人が原理主義者だとわかるように祈っていたことが
管制塔を通じて記録に残されている。


イスラム原理主義者の思想は
「他宗教の排除」なんだからそれ以上の理由は必要無いだろう。
特にキリスト教に対して敵対心が強い。

この回答への補足

詳しく教えていただけなかったこと、残念に思います。

相手の無知を笑うのはどうかと思います。

補足日時:2011/05/07 22:00
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

原理主義=まともでない人。この認識の方がおかしくありませんか?
イスラム教は確か直系でなく、どこかで分家が家督を継いだ(日本的に言うと)と思うのですが、単純にその直系の方を支持する立場であって、危険な人たちっていう認識はいかがなものでしょうか。言いたいことは、過激派のことですか?そうであるなら、=関係にならないと思います。

リビア、エジプトのデモは、単純に食糧がいきわたらなくなり、国民が政府に対し退陣を迫っただけなのではないのでしょうか?民主化を求めたのか、食糧を求めたのか、言い方はかなり悪くなりますが、民主主義の良さを知っていて、政府に退陣を求めたのか、単純にパン欲しさにデモを起こしたのが結果として民主化要求と評価できるのか・・・。私は後者だととらえていたのですが。
要するに、所謂、奴隷の幸福だったのが、奴隷の幸福すらも与えられなくなったため、別の君主を見つけようとした。ということではないでしょうか?
日本を含め、民主国家を建国した欧州諸国とは異なり、民主主義がそぐわない国もあるのではないかと考えることが無くありません。

イスラム原理主義の思想が、他宗教の排除なのは理解できます。それが結局テロの発端だったのですか?
そうであるなら、なぜアメリカだったのでしょうか?アメリカ以外にも一神教の国は数多く存在し、しかも、アメリカの国防総省を狙った必要性がどこにあったのでしょうか?

もう少し詳しく教えていただきたいので、よろしければお願いいたします。

お礼日時:2011/05/05 01:08

妄想に次ぐ妄想で、どこから突っ込めば良いのか。


そもそもアルカイダは911テロの犯行声明も出していないし、何も主張していない。アメリカが勝手に主犯と決め付けているだけで、その具体的な証拠など何一つも挙がっていないのです。ハイジャック犯がアラビア語をしゃべっていたのが録音されていたというのが唯一の証拠です。
またアメリカはどこの国の内政にも干渉などしていません。民主化も原油も全然関係ありません。アフガニスタンの主張は「アルカイダが関与した具体的な証拠はあるのか?」と疑問を呈しただけです。

いやはやなんとも、はらひれほれはれ。

この回答への補足

もう少し詳しく教えていただければよかったです。

補足日時:2011/05/07 22:00
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
妄想です。文章から、私が無知な者であるとお分かりにならなかったでしょうか?
ちなみにですが、私の説に反論されても、そもそもが妄想なので、なんとも言えません。
疑問を呈しただけで、勝手に戦争に巻き込まれ、それでも世界は基本的に米国を支持しているのはなぜでしょうか?詳しく教えてください。

お礼日時:2011/05/05 00:08

アルカイーダとかタリバンをして反米的に先鋭化させた最初の原因はパパブッシュがイラクへの軍事行動、湾岸戦争にあると思います。


それまではイスラム教徒はイスラエル寄りを批判しても極端な反米的な行動、テロ行為はしてこなかった様に思います。
パパブッシュはイライラ戦争に勝利して軍事大国化するイラクを叩いておきたいと思ったのかも知れません。
しかしこれで今までアメリカの子飼いであったビンラディンを一気に極端な反米主義者に変えてしまった。
と言うかイスラム教徒を反米的に変えてしまった。
今回のビンラディン殺害は更にそれをエスカレートさせるのではないかと憂慮します。
諸悪の根源はパパブッシュにある様に思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>しかしこれで今までアメリカの子飼いであったビンラディンを一気に極端な反米主義者に変えてしまった。
と言うかイスラム教徒を反米的に変えてしまった
この話はなんとなくですが聞いたことがあります。
アフガニスタン戦争?(ソ連がアフガン侵攻した際にアメリカが軍事的な教育をした)際にビンラーディンを指導したのが米国というのは聞いたことがあるのですが、よろしければもう少し詳しく教えていただけないでしょうか?

お礼日時:2011/05/05 00:11

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