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時計回りで

外側 12時がCで以下G、D、A~~11時がF

内側 12時がAmでEm、Bm、F#m~~11時がDm

以上のような図があるのですがどう使えばいいのですか?

A 回答 (1件)

それは「五度圏」といって、音楽の世界では非常に重要な図です。


普通の人には必要がありませんが、作曲・編曲をする人、音大を受験する人には欠かせないものです。

この図に書かれている「C」や、「Am」は、コードネームではなく、「キー」を示しています。
「C」は、「Cコード」ではなく、「Cメジャーキー」という意味で、「Am」は、「Amコード」ではなく、「Aマイナーキー」という意味です。
五度圏を右に回ると、五線譜の冒頭にある#が1ケずつ増えます。
また、逆に回ると、♭が1ケずつ増えて行きます。
円の外側と内側の同じ場所にあるキー、例えば「Cメジャーキー」と、「Aマイナーキー」は、「平行調」という親戚のキー、右隣、例えば、「Cメジャー」に対する「Gメジャー」は、「属調」という親戚のキー、左隣の「Fメジャー」は、「下属調」という親戚のキー、という具合に親戚のキーが一目で分かります。親戚のキーとは、専門用語で「関係調」と呼び、転調するときの基本となりますので、作曲・編曲するときの必須の知識です。

また、コードは、この「五度圏」を反時計回りに進むと決まっています。
コードネームが付いていれば、どんな曲でもよいのですが、コード進行を見ると、曲の最後は必ず、G7→C」、「C7→F」、「D7→G」、「E7→Am」のどで終わります。これらはすべて五度圏を逆周りしています。また、定番のコード進行、例えばAm7→Dm7→G7→Cなども、大文字で示されるルート音に注目すると五度圏を逆周りです。これを、キーGでやりたければ、Em7からスタートしてEm7→Am7→D7→Gと進めばよい、などということが一目でわかる便利なものです。
http://www.yk.rim.or.jp/~kamide/music/theory/
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